「酒が出る3人以上の会食に2回以上参加」は感染リスク5倍

お酒が出る3人以上の会食に2回以上参加していた人は、新型コロナウイルスに感染するリスクが約5倍になるという分析結果を、国立感染症研究所などが公表した。
専門家らは、大人数での飲食の場面の危険性について改めて注意を呼びかけている。
鈴木基・同研究所感染症疫学センター長らは3~6月、都内の2医療機関を発熱して受診した人を対象にアンケート調査を実施。284人について、会食や国内旅行の有無など発熱前の2週間の行動と、感染していたかどうかの検査結果とを合わせ、詳しく分析した。年齢などによる偏りは調整した。
その結果、お酒が出る3人以上の会食に2回以上参加した場合は、参加していないか1回だけ参加した場合に比べ、感染リスクは4・94倍と大幅に高くなった。他にも、お酒の有無にかかわらず2回以上会食に参加した、換気の悪い場所にいた、手の届く範囲で会話をしたという場合も、感染リスクが高まる傾向がみられた。
一方、1人での外食やテイクアウトの利用、テレワークの実施などは、リスクの高まりはみられなかった。