関東・近畿・東海で熱中症警戒アラート 東京など今年一番の暑さに

2021/07/10 08:03 ウェザーニュース
環境省と気象庁は、今日10日(土)を対象として熱中症警戒アラートを、千葉県・群馬県・愛知県・和歌山県に発表しました。また、東京でも予想最高気温が33℃と今年一番の暑さとなる見込みです。
今日は東日本で前線の活動がやや弱まって、日差しが届きます。このため、気温が上がって関東・近畿・東海では30℃以上の真夏日が続出し、今年一番の暑さとなる予想です。特に、熱中症警戒アラートの発表があったところでは、湿度も高く蒸し暑くなります。暑さ指数(WBGT)が上がり、熱中症の危険性が非常に高くなるところがある見通しです。こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。また、大気の状態は不安定のため急なにわか雨があり、雷を伴って強く降るおそれもあります。
熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、これまでの高温注意情報を置き換えるものです。昨年は関東甲信の1都8県を対象に熱中症警戒アラート(試行)として運用されていましたが、今年から全国で本運用が始まりました。
暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。環境省と気象庁は今年から一部地域で、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。