不自由展「市は脅迫行為に屈服」 名古屋で中止、主催団体が声明

名古屋市の対応を批判する声明を発表する「表現の不自由展」主催団体のメンバー=11日午後、名古屋市
名古屋市で開催された「表現の不自由展」が中止となった問題で、主催団体は11日、郵送物から破裂音がした事案を受けて会場施設を臨時休館した市の対応を批判する声明を発表した。「表現の自由の放棄で、結果的に卑劣な脅迫行為の前に屈服した」と指摘。不自由展は11日までの日程で、団体は再開を目指していたが、かなわなかった。
同市中区の繁華街・栄で抗議行動が開かれた。主催団体「『表現の不自由展・その後』をつなげる愛知の会」事務局長の高橋良平さん(43)は「市は表現の自由を守る義務を果たしていない」と強調し、中止になった期間分の再開を目指し市と協議を進める意向を示した。