“2回目接種難民”問題など受け、ワクチン接種率情報を共有へ

新型コロナウイルスワクチンの供給が滞り、自治体によっては接種予約を停止し、2回目の接種のめどが立たない“2回目接種難民”の問題が生じている。ワクチンが不足する自治体がある一方で、在庫を多数抱える自治体もある。7月11日放送のフジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演した田村憲久厚労相に、ワクチン需給の適正化について尋ねた。
田村厚労相は、内閣官房のワクチン接種記録システム(VRS)と、厚生労働省が運用するワクチン配送管理システム(V-SYS)の情報から把握する市町村ごとのワクチン接種率情報を政府と都道府県が共有する方針を打ち出した。
以下、番組内での主な発言。
松山俊行キャスター:現場にわたるワクチン量の減少で、2回目の接種のめどが立たないという声が出てきている。“2回目接種難民”という言葉が出てきているが、田村さんは(接種)4,000万回分すでに自治体に、市中にあるんだと主張してきた。しかし、それが各自治体から接種会場に行っていない現状がある。これはどこに問題があると考えるか。
田村厚労相:いろんなところにあると思う。医療機関に行っている場合もあるし、自治体が確保している場合もある。6月末時点で9,000万回分が市中に流れていて、4,200万回がまだ使われていない。これはVRSで集計しているので日々わかっている。もちろん若干入力が遅れている自治体もあるので、リアルタイムかどうかは別。6月までには1億回入ってきたが、7、8、9月で7,000万回分のワクチンが入ってくる。ファイザーだけで1億7,000万回分が入ってくる。子どもを除いて必要な人口の約8割が、9月までの間に打てるようになっている。平均して一月に3,700万回くらい、1日120万回、打てる形だ。いま、場合によっては200万回ペースで打っている自治体もある。そういうところはちょっとスピード落としてくださいと。さすがにそれだとワクチンの供給が足りなくなる。だいたい2週間に1回、1万箱くらい入ってくるが、これの8,000箱はいままで通り人口割りで配って、残りの2,000箱は進み具合がやはり違うから、ミスマッチがありますので、その(ワクチン需給の)ミスマッチを埋めていくような形で使っていければな、ということで、いま河野さんのところで検討をいただいている。
松山俊行キャスター:その(ワクチン需給の)ミスマッチを埋めるために、一部報道では、例えば各市町村の接種率の状況を、国の記録システムでVRSと厚生労働省のV-SYSなどを連携させて全体としてコントロールしていくという案が出ているという話があるが、実際に検討しているのか。田村厚労相:やはりどれくらい供給して、どれくらい打っているかがわからないと、次どれだけ送っていいかがわからないので、これはやろうと思っている。2回目分を確保できるまで打たないで次が来るかどうかわからないということだから、次は必ず来ますということを、われわれとしては伝えたい。いま(推奨期限は)3週間だが、6週間までは一定の効果があるということなので、なるべく早く打っていただきたい。これ以外にまだモデルナのワクチンが9月までに5,000万回分入ってくる。2,500万人分。つまり、先ほどの1億7,000万回分と5,000万回分、2億2,000万回分が9月までに入ってくるので、うまくミスマッチさえ埋まれば、打てるだけの能力はあるということ。しっかり対応していきたい。
田村厚労相:やはりどれくらい供給して、どれくらい打っているかがわからないと、次どれだけ送っていいかがわからないので、これはやろうと思っている。2回目分を確保できるまで打たないで次が来るかどうかわからないということだから、次は必ず来ますということを、われわれとしては伝えたい。いま(推奨期限は)3週間だが、6週間までは一定の効果があるということなので、なるべく早く打っていただきたい。これ以外にまだモデルナのワクチンが9月までに5,000万回分入ってくる。2,500万人分。つまり、先ほどの1億7,000万回分と5,000万回分、2億2,000万回分が9月までに入ってくるので、うまくミスマッチさえ埋まれば、打てるだけの能力はあるということ。しっかり対応していきたい。