スーパークレイジー君、埼玉県選管も当選無効判断 戸田市議選

埼玉県戸田市選挙管理委員会が1月の市議選で初当選したスーパークレイジー君(本名・西本誠)議員(34)の当選無効を決定した問題で、県選管は12日、改めて当選無効と判断し、9日付の裁決で同議員の審査申し立てを棄却したと発表した。同議員は、裁決の取り消しを求めて近く東京高裁に行政訴訟を起こす方針を明らかにした。
低投票率でも勝てなくなった自民の誤算
公職選挙法は投票日までに3カ月以上、選挙区内に住んでいることを市議選立候補の要件としている。同議員は投票日3カ月前の2020年10月に東京都内から戸田市内のアパートに住民票を移したとしているが、県選管は、アパートを借りた名義人が別人であることや、同議員が家賃相当額を支出した形跡が見当たらなかった点などから「生活の本拠を移したとはいえない」と結論付けた。
同議員は12日午前、報道陣の取材に「応援してくれる人のことを考え、やれるところまでやりたい」と話した。
同議員については、市内での居住実態がないとして市民から当選無効を求める申し出があり、市選管が調査して、4月に当選無効を決定していた。【岡礼子、鈴木篤志】