車にはねられ5歳の息子失った父 運転の少年に公判で伝えたい思い

東京・浅草橋で昨年9月、5歳の保育園児が横断歩道で車にはねられて亡くなった。運転していた茨城県内の会社員の少年(19)は自動車運転処罰法違反(過失致死)で成人と同様に起訴され、20日に東京地裁で初公判が開かれる。園児の父親は非公開の少年審判ではなく、公開の法廷での審理を望んできた。「法廷で罪を認めてもらい、息子に落ち度がないことをはっきりさせてほしい」との思いがある。
「私は鬼になる」 池袋暴走事故遺族の真意とは
犠牲になったのは、近くに住んでいた居酒屋経営、井上祐輔さん(38)の長男陸隼(りくと)ちゃん。事故は昨年9月27日午後6時過ぎ、台東区浅草橋の国道6号(江戸通り)で発生した。見通しの良い直線道路上の横断歩道を、陸隼ちゃんが青信号に変わって渡り始めた時、直進してきた乗用車にはねられた。意識不明のまま救急搬送された。
井上さんは携帯電話で事故を知らされた。「パパ、陸隼が、陸隼が……。車にはねられて……」。電話の向こうの長女(12)は泣いていた。搬送先の大学病院に駆けつけて片時も離れず看病した。だが、管につながれた陸隼ちゃんの意識が戻ることはなく、10月1日早朝に息を引き取った。
少年は自動車運転処罰法違反の疑いで逮捕され、家裁に送致された。家裁は今年に入って検察官送致(逆送)を決定し、東京地検が5月に起訴した。関係者によると、少年は赤信号で横断歩道に進入したことを認めており、車は時速50キロ程度だったとみられる。 事故当時、陸隼ちゃんは母親(38)と一緒に買い物から帰る途中だった。信号が青に変わって先に横断歩道を渡り出した陸隼ちゃんは、両手に買い物袋を提げた母親の目の前ではねられた。近くの防犯カメラ映像で、歩行者側の信号が青だったことは確認されたが、母親は「息子を守れなかった」と自らを責めた。「僕にできることは、妻の責任を否定することだけ」。井上さんは言葉を絞り出す。 遺族としての苦しい胸の内をしたためた文書を家裁に提出したが、少年の反応は分からないまま。事故の約1カ月後に届いた手紙には謝罪や反省の言葉が並んでいたが、「本心なのか分からない。非公開の少年審判ではなく、公開の法廷で面と向かって本人の口から聞きたい」と感じた。 あるのは処罰感情ばかりではない。公判では妻とともに、被害者参加制度を利用して「起こした責任と深く向き合ってほしい」との思いを伝えるつもりだ。「あなたが手にしている自由は陸隼にはなく、人生はたった5年で終わってしまった。きちんと見つめ直して真実を話してほしい」 井上さんは浅草橋の居酒屋「おさかな本舗 たいこ茶屋」の若大将を務める。高校時代の交際相手の父親が開いたこの店に、高校卒業とともに就職し、そのまま結婚して家族が中心となって店を切り盛りしてきた。壁には芸能人のサイン色紙が所狭しと並ぶ。 陸隼ちゃんはわんぱくで、優しい子だった。保育園の帰りに店に立ち寄ると、客席の間を歩いて「いらっしゃいませ」と愛嬌(あいきょう)を振りまき、常連客は「3代目!」と呼んでかわいがった。 店ではテレビドラマ「半沢直樹」のロケも行われ、事故のあった日は最終回の放送日だった。「家族みんなで見ようね」と約束していた。そんな家族の日常が、事故で一変した。 悲しみは癒えない。「ふと、店内にいるんじゃないかと思って厨房(ちゅうぼう)から姿を探してしまう」と井上さんは涙をこぼす。「こんな悲しい事故が二度と繰り返されないように」。陸隼ちゃんの遺骨が入ったペンダントに祈りを込める。【内橋寿明】
事故当時、陸隼ちゃんは母親(38)と一緒に買い物から帰る途中だった。信号が青に変わって先に横断歩道を渡り出した陸隼ちゃんは、両手に買い物袋を提げた母親の目の前ではねられた。近くの防犯カメラ映像で、歩行者側の信号が青だったことは確認されたが、母親は「息子を守れなかった」と自らを責めた。「僕にできることは、妻の責任を否定することだけ」。井上さんは言葉を絞り出す。 遺族としての苦しい胸の内をしたためた文書を家裁に提出したが、少年の反応は分からないまま。事故の約1カ月後に届いた手紙には謝罪や反省の言葉が並んでいたが、「本心なのか分からない。非公開の少年審判ではなく、公開の法廷で面と向かって本人の口から聞きたい」と感じた。 あるのは処罰感情ばかりではない。公判では妻とともに、被害者参加制度を利用して「起こした責任と深く向き合ってほしい」との思いを伝えるつもりだ。「あなたが手にしている自由は陸隼にはなく、人生はたった5年で終わってしまった。きちんと見つめ直して真実を話してほしい」 井上さんは浅草橋の居酒屋「おさかな本舗 たいこ茶屋」の若大将を務める。高校時代の交際相手の父親が開いたこの店に、高校卒業とともに就職し、そのまま結婚して家族が中心となって店を切り盛りしてきた。壁には芸能人のサイン色紙が所狭しと並ぶ。 陸隼ちゃんはわんぱくで、優しい子だった。保育園の帰りに店に立ち寄ると、客席の間を歩いて「いらっしゃいませ」と愛嬌(あいきょう)を振りまき、常連客は「3代目!」と呼んでかわいがった。 店ではテレビドラマ「半沢直樹」のロケも行われ、事故のあった日は最終回の放送日だった。「家族みんなで見ようね」と約束していた。そんな家族の日常が、事故で一変した。 悲しみは癒えない。「ふと、店内にいるんじゃないかと思って厨房(ちゅうぼう)から姿を探してしまう」と井上さんは涙をこぼす。「こんな悲しい事故が二度と繰り返されないように」。陸隼ちゃんの遺骨が入ったペンダントに祈りを込める。【内橋寿明】
遺族としての苦しい胸の内をしたためた文書を家裁に提出したが、少年の反応は分からないまま。事故の約1カ月後に届いた手紙には謝罪や反省の言葉が並んでいたが、「本心なのか分からない。非公開の少年審判ではなく、公開の法廷で面と向かって本人の口から聞きたい」と感じた。 あるのは処罰感情ばかりではない。公判では妻とともに、被害者参加制度を利用して「起こした責任と深く向き合ってほしい」との思いを伝えるつもりだ。「あなたが手にしている自由は陸隼にはなく、人生はたった5年で終わってしまった。きちんと見つめ直して真実を話してほしい」 井上さんは浅草橋の居酒屋「おさかな本舗 たいこ茶屋」の若大将を務める。高校時代の交際相手の父親が開いたこの店に、高校卒業とともに就職し、そのまま結婚して家族が中心となって店を切り盛りしてきた。壁には芸能人のサイン色紙が所狭しと並ぶ。 陸隼ちゃんはわんぱくで、優しい子だった。保育園の帰りに店に立ち寄ると、客席の間を歩いて「いらっしゃいませ」と愛嬌(あいきょう)を振りまき、常連客は「3代目!」と呼んでかわいがった。 店ではテレビドラマ「半沢直樹」のロケも行われ、事故のあった日は最終回の放送日だった。「家族みんなで見ようね」と約束していた。そんな家族の日常が、事故で一変した。 悲しみは癒えない。「ふと、店内にいるんじゃないかと思って厨房(ちゅうぼう)から姿を探してしまう」と井上さんは涙をこぼす。「こんな悲しい事故が二度と繰り返されないように」。陸隼ちゃんの遺骨が入ったペンダントに祈りを込める。【内橋寿明】
あるのは処罰感情ばかりではない。公判では妻とともに、被害者参加制度を利用して「起こした責任と深く向き合ってほしい」との思いを伝えるつもりだ。「あなたが手にしている自由は陸隼にはなく、人生はたった5年で終わってしまった。きちんと見つめ直して真実を話してほしい」 井上さんは浅草橋の居酒屋「おさかな本舗 たいこ茶屋」の若大将を務める。高校時代の交際相手の父親が開いたこの店に、高校卒業とともに就職し、そのまま結婚して家族が中心となって店を切り盛りしてきた。壁には芸能人のサイン色紙が所狭しと並ぶ。 陸隼ちゃんはわんぱくで、優しい子だった。保育園の帰りに店に立ち寄ると、客席の間を歩いて「いらっしゃいませ」と愛嬌(あいきょう)を振りまき、常連客は「3代目!」と呼んでかわいがった。 店ではテレビドラマ「半沢直樹」のロケも行われ、事故のあった日は最終回の放送日だった。「家族みんなで見ようね」と約束していた。そんな家族の日常が、事故で一変した。 悲しみは癒えない。「ふと、店内にいるんじゃないかと思って厨房(ちゅうぼう)から姿を探してしまう」と井上さんは涙をこぼす。「こんな悲しい事故が二度と繰り返されないように」。陸隼ちゃんの遺骨が入ったペンダントに祈りを込める。【内橋寿明】
井上さんは浅草橋の居酒屋「おさかな本舗 たいこ茶屋」の若大将を務める。高校時代の交際相手の父親が開いたこの店に、高校卒業とともに就職し、そのまま結婚して家族が中心となって店を切り盛りしてきた。壁には芸能人のサイン色紙が所狭しと並ぶ。 陸隼ちゃんはわんぱくで、優しい子だった。保育園の帰りに店に立ち寄ると、客席の間を歩いて「いらっしゃいませ」と愛嬌(あいきょう)を振りまき、常連客は「3代目!」と呼んでかわいがった。 店ではテレビドラマ「半沢直樹」のロケも行われ、事故のあった日は最終回の放送日だった。「家族みんなで見ようね」と約束していた。そんな家族の日常が、事故で一変した。 悲しみは癒えない。「ふと、店内にいるんじゃないかと思って厨房(ちゅうぼう)から姿を探してしまう」と井上さんは涙をこぼす。「こんな悲しい事故が二度と繰り返されないように」。陸隼ちゃんの遺骨が入ったペンダントに祈りを込める。【内橋寿明】
陸隼ちゃんはわんぱくで、優しい子だった。保育園の帰りに店に立ち寄ると、客席の間を歩いて「いらっしゃいませ」と愛嬌(あいきょう)を振りまき、常連客は「3代目!」と呼んでかわいがった。 店ではテレビドラマ「半沢直樹」のロケも行われ、事故のあった日は最終回の放送日だった。「家族みんなで見ようね」と約束していた。そんな家族の日常が、事故で一変した。 悲しみは癒えない。「ふと、店内にいるんじゃないかと思って厨房(ちゅうぼう)から姿を探してしまう」と井上さんは涙をこぼす。「こんな悲しい事故が二度と繰り返されないように」。陸隼ちゃんの遺骨が入ったペンダントに祈りを込める。【内橋寿明】
店ではテレビドラマ「半沢直樹」のロケも行われ、事故のあった日は最終回の放送日だった。「家族みんなで見ようね」と約束していた。そんな家族の日常が、事故で一変した。 悲しみは癒えない。「ふと、店内にいるんじゃないかと思って厨房(ちゅうぼう)から姿を探してしまう」と井上さんは涙をこぼす。「こんな悲しい事故が二度と繰り返されないように」。陸隼ちゃんの遺骨が入ったペンダントに祈りを込める。【内橋寿明】
悲しみは癒えない。「ふと、店内にいるんじゃないかと思って厨房(ちゅうぼう)から姿を探してしまう」と井上さんは涙をこぼす。「こんな悲しい事故が二度と繰り返されないように」。陸隼ちゃんの遺骨が入ったペンダントに祈りを込める。【内橋寿明】