五輪選手村、ひっそりオープン 盛大なセレモニーなし

東京オリンピック(五輪)の開幕まであと10日となった13日、東京都中央区の選手村がオープンした。
五輪開幕に向けた動きが着々と進む一方、目立ったセレモニーはなく、過去の五輪でのお祭り騒ぎだったオープンとは違う静かな選手村の初日となった。
13日午前、選手村の入り口にある警備ゲート付近では、貸し切りバスや運送トラックなどの関係車両が行き来していた。選手団を乗せたバスが到着する様子ははっきりとは確認できなかった。運河の対岸から選手村を見ると、居住棟のベランダにはブラジルやフランス、チェコなど様々な国の国旗が掲げられていた。ベランダから旗を設置するボランティアの姿も見られたが、居住棟の人影はまばらだった。
ひっそりと迎えた選手村のオープン初日。過去の大会と大きく違ったのが、セレモニーの有無だ。
前回2016年リオデジャネイロ大会では、色とりどりの衣装を身につけた踊り子たちが情熱的なダンスを披露。12年のロンドン大会では、最初に選手村入りした英領バージン諸島選手団を、地元の劇団員が、英国の人気バンド「クイーン」の曲に合わせたパフォーマンスで出迎えた。
しかし今大会で大会組織委員会は、コロナ対策のためこうしたセレモニーの実施を見送った。入村する選手らの公式取材も設定されず、静かな開村になった。