4度目で“宣言慣れ”…酒提供の店「失いたくない」

12日、東京に4度目となる「緊急事態宣言」が出されました。酒類の提供が制限されるなか、要請に従わないことを決めた飲食店もありました。
■「効果を感じない」4度目で“宣言慣れ”
4度目の緊急事態宣言初日の12日、東京・渋谷の夜の人出は、5日と比べて2%減っただけで、ほとんど変わっていません。
宣言の重みも、4度目ともなると「(宣言に)慣れすぎちゃって…。言葉の重みや意味が薄れちゃってる」「守らないんじゃないか、誰も」「効果を感じない」など、“宣言慣れ”ともいえる状態に効果を疑問視する声も多く聞かれました。
■“要請”従わない理由「店を失いたくない」
またも始まる酒類の提供禁止。飲食業界の対応は分かれています。
銀座の百貨店の「ビアガーデン」では、アルコール飲料が次々と片付けられました。夏本番を前にビールを提供しないビアガーデンとして、何とか営業を続けることに決めました。
酒の提供を諦める店がある一方で、赤羽の飲食店が集まる、ある一角では、酒提供の停止要請に応じず、午後8時以降も営業を続ける店が2割ほどありました。3度目の宣言の時より、その数は増えているといいます。
「元気屋いくどん」・倉持正志代表:「『国民の皆さん、我慢して下さい』『飲食店も我慢して下さい』何回目ですか?4回目の緊急事態宣言に従わない理由は、赤字が続いてしまって、今回の宣言にまた従った場合、店がなくなってしまう。そう判断して従えなかった」 月の売り上げは6分の1に落ち込み、人件費はおろか家賃すら払えない状況にもはや限界。4度目の宣言には従わないことにしました。 「元気屋いくどん」・倉持正志代表:「僕は50歳を過ぎて、やっとこの店を持てました。この店を失いたくないんです」
月の売り上げは6分の1に落ち込み、人件費はおろか家賃すら払えない状況にもはや限界。4度目の宣言には従わないことにしました。 「元気屋いくどん」・倉持正志代表:「僕は50歳を過ぎて、やっとこの店を持てました。この店を失いたくないんです」