都民ファ除名都議への辞職勧告焦点 本人と連絡つかず

4日の東京都議選で改選された都議会で15日、各会派による協議会が開かれる。
改選後の初顔合わせとなる場で焦点に浮上しているのが、当選翌日に無免許運転で事故を起こした疑いが発覚した木下富美子都議(54)に対して、辞職勧告決議を出すかどうかだ。都議会関係者によると、1人会派を立ち上げて、協議会への参加を求められている木下氏とは14日までに連絡がつかない状態だという。
木下氏は広告大手の博報堂出身。2017年の都議選で板橋区選挙区(定数5)に都民ファーストの会公認で出馬し、初当選し、4日の都議選で再選を果たした。都議選前日の3日には、都民ファ特別顧問の小池百合子知事が木下氏のもとを訪れて「激励」もしている。
木下氏を巡っては都議選翌日の5日、免許停止の行政処分期間中だった今月2日に事故を起こしていたことが発覚。都民ファにも事故を報告していなかったことが判明し、5日夜に都民ファを除名処分となった。木下氏はその後、1人会派「SDGs 東京」を立ち上げた。
所属していた都民ファ内からも、木下氏の辞職を求める声は根強い。ある都議は「事故のことを隠して都議選を迎えたと思われており、リスク管理的に最悪だ」と突き放す。会派内では、法的拘束力はないものの、辞職勧告決議を出すべきだとの意見が強まっているという。