大阪「表現の不自由展」実行委宛てに爆竹 中止求める文書も郵送

大阪府立施設で開催している企画展「表現の不自由展かんさい」を巡り、実行委員会宛てに爆竹と企画展の中止を求める文書が郵送されていたことが、大阪府警などへの取材で判明した。けが人はいない。17日午前、郵便局が不審な郵便物に気付き、府警に届けていた。施設側によると、最終日の18日は警備を強化した上で、予定通り開催する。
【表現の不自由展かんさい】
府警や施設の指定管理者によると、17日午前10時45分ごろ、郵便局から施設側に「爆発物が届いている」と連絡があった。府警が郵便物を確認したところ、爆竹と企画展の中止を求める文書が入っていたという。
企画展は16日に開幕し、従軍慰安婦を題材にした「平和の少女像」などを展示。開幕前には施設に不審物や脅迫文が届いた。会場の利用承認を取り消した施設側の判断を裁判所が覆す異例の経過もたどり、多くの警察官が警戒に当たっている。
同種の企画展が開かれていた名古屋市の会場にも8日、爆竹のような物が入った不審物が郵送されて破裂。この事案を受け、企画展は中止に追い込まれた。【石川将来、山田毅、隈元悠太】