小山田辞任問題 五輪組織委・武藤事務総長は責任認めるも「我々が選んだわけではない」

東京五輪・パラリンピック組織委員会は20日、都内のメインプレスセンター(MPC)で会見を行った。
19日に開会式の楽曲制作を担当していたミュージシャンの小山田圭吾(52)が学生時代のいじめ告白問題で電撃辞任。また、組織委が小山田の過去の件に関して「知らなかった」との見解を示して火に油を注ぐ形となった。
これを受けて武藤敏郎事務総長(78)が経緯を説明。
開閉会式の演出総合統括を担当していた佐々木宏氏が辞任後「(佐々木氏のチームで)計画を企画していた人たちに残っていただかないと間に合わないという状況で、そのグループが全体の計画を始めた。その後、時間がない中で、次々と必要な人たちが仲間として誘われて全体として形成された」という。
ただし「こういうときは我々が一人ひとりを任命するのではなく全体を形成していただくと。これは気心が分かった人でやらないと進まないので、そういう体制でつくられた全体像」だと強調。続けて「そのまま任命することになり、最終的な任命責任は我々にあることは間違いないが、我々が一人ひとりを選んだわけではない」と言いきった。
組織委はあくまで人選にはノータッチだという立場。しかし、これではチェックの甘さを指摘されても仕方ない。小山田氏の楽曲は使用しないことになったが、開会式を3日後に控え突貫工事は間に合うのか。