「中学受験は当たり前」の東京出身ママ友に、地方出身ママが感じる“格差と嫉妬”

ただでさえ難しいと言える女性同士のつきあい。特にママ友というと、年齢から、学歴、出身地とバックグラウンドがそれぞれ異なるため、価値観の違いから意見も相違してしまいがち。ライターでママ友研究家でもある筆者が、そんなママ友づきあいに悩んでいるママにスポットを当てます。
東京都内で5歳の男児を育児中の寛子さん(仮名・34歳)は、夏休みの時期が来ると、自分がほかのママと比べて地方出身であることがハンデに感じるそうです。
「私は、大学進学をきっかけに地元の岡山から上京しました。弟が1人いるのですが、弟も専門学校か大学に行きたいと言っていたので、私は親から『お前は女なんだから、地元で短大か専門学校に行け』と言われていたんです。でも、どうしても東京の大学に行きたいといったら、『早稲田か慶応ならいいよ』って言うんです。多分、早稲田と慶応しか東京の大学を知らなかったからだと思うのですが……。悔しかったのでそれから1日10時間以上勉強して、なんとか合格して上京しました」
ほかに東京の大学に進学した同級生は、女性では2人しかいなかったと言います。さらに努力の末、寛子さんは大手食品会社に就職しました。「マスコミに興味があったものの、地元には戻りたくなかったので、倒産などしなそうな食品会社や、電機メーカーなどの大企業を中心に就職活動をしました。職場では、自分と同じように地方出身者も多く、あまり引け目は感じなかったんです。でも、子どもが保育園に通うようになると、意外にも都内出身の人が多くて……」 寛子さんは、大学時代の先輩と結婚。夫も地方出身者で、帰省には新幹線か飛行機を利用しなければなりません。身近に親類がいない中、働きながら育児するのが大変だったと言います。「夫は電機メーカーのエンジニアです。帰りはほとんど深夜。私もしばらくは時短勤務をしていましたが、復帰後1年経ってフルタイムになると、お迎えにベビーシッターなどを利用してなんとか働いていました。そういうとき、東京が地元のママ達は、ばあばやじいじが当たり前のように迎えに来ていて、その後も祖父母の家で子どもを預かってもらっていると聞いて、羨ましく思いました」 また、保育園の行事や七五三などの祝い事でも地方格差を感じたそう。「コロナ前は、保育園行事に祖父母も参加できたんです。そのため、いつも観に来ている家庭もありました。うちは、子どもが生まれたときには帰省しましたが、それ以来ずっと帰っていないため、写真でしか子どもの姿を見せていないんです。実家が飲食店で自営業のため、長期の休みがとりづらいのもあって。いつでも子どもの姿が見せられたり、七五三を一緒に祝えるのも、親が近所に住んでいるメリットですよね……」 寛子さんは、大学受験するまでは上京することだけで頭がいっぱいだったと言います。「大学生のころは、そのまま東京で子育てするとは思っていなかったんです。実際に東京で子育てしてみると、知り合いもいないし最初は孤独でした。職場に行けば、同じような境遇のママもいるのですが、結局はみんな育児と家事で休む暇もなくて大変だと言います。もっと地方出身者の人でも育てやすい環境になればいいのにと思いますね」東京出身というだけでアドバンテージが高い デザイン会社に勤務しながら3歳の女児を育児中の奈緒美さん(仮名・32歳)も、東京出身のママ友に羨ましさを感じると言います。「私は短大を卒業後、上京してバイトをしながら専門学校に通って、デザインの仕事を始めました。仕事で知り合ったフリーランスでPRをしているママ友のMさんは、映画や音楽など趣味の話が合って、一緒に子連れでランチに行ったりするようになりました」 岐阜県から上京したという奈緒美さん。上京するまでは、美術館やミニシアターと呼ばれるような単館上映の映画館などに行ったことがほとんどなかったそう。「ママ友のMさんは、練馬区出身。本人は『練馬がいやで、港区に住んでいる』と冗談を言ったりするのですが、私からしたら東京出身っていうだけでもう、最初のアドバンテージが高いんですよ……。Mさんの子どもは小学生ですが、子連れで美術館に行ったり、器に興味があるらしくて骨董市に行ってきた話をしたり。一緒にカフェに行ったときも、『ここら辺は近所だから、ノーメイクで来ちゃうこともある』と言ってきて、なんだか余裕があって羨ましいんですよね」 また、地元の地域センターに行ったときに疎外感を抱いたと話します。「まだ赤ちゃんを産んだばかりのころ、誰かママ友が欲しくて乳幼児向けのイベントに行ってみたんです。そこは、私より少し若いママ達のグループがもうできていて、元から知り合い同士でした。そういう人たちが中央の席を陣取っていたため、私が座るスペースは端のほうに……。育児に関する悩みなどを相談したいと思って来たのですが、ママ友の輪に加わることができず、その後は行かなくなりました」 知らない土地での慣れない育児は、孤立してしまうことがあるといいます。ただ、ママ友は職業や年齢など置かれた環境も違うため、なかなか親しくなるきっかけも難しいようです。そんな中、奈緒美さんにとってMさんは唯一といえるママ友です。地方出身者が都会で子育てするのは損?「私がMさんに対して劣等感を抱かなければよいのですが……。子どもから突然『この花、なんていうの? 』と聞かれたときにもさらりと答えてしまうくらいMさんは博識なので、思わず『どこの大学を出ているのですか?』と聞いたら、誰でも知っているような名門校でした」 地方と都心部では、大学進学率自体に数十パーセント差があることも。Mさんとは都会と地方という差だけではなく、学歴などの面でも優劣を感じてしまうそう。「大学の話をしたときも、Mさんは『別にたいしたことじゃないよ』って。自分から知識をひけらかさないので、余計こちらがみじめに感じてしまうんですよね……。Mさんの周りでは大学に行くのも普通のことで、Mさんは子どもが高学年になったら当然のように中学受験を考えていると話していました。聞いてみると、Mさんの学区では3分の1が中学受験をするため、珍しいことではないそうなのです」 奈緒美さんは、自分たち夫婦の収入では私立中学に通わせるのは難しいため中学受験を考えてはいませんが、子どもにも学力差が出てしまうのではないかと不安になったと語ります。「自分は短大卒で、夫は専門卒。娘が大学に行きたいと思ったら行かせたいと考えていますが、有名大学に行かせるにはこんなに早い時期から準備しなきゃならないのか、と壁を感じました。勉強以外でも、東京が地元のママさんの中には、二世帯住宅で家賃がかからなかったり、実家から手伝ってもらう話も聞きます。そういう家庭と比べたら、地方出身者が都会で子育てするのは損ですよね……」 利便性の高さなど、東京で子育てするメリットはたくさんあるはずですが、寛子さんや奈緒美さんのように悩みのタネになってしまう例も見受けられます。 一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
「マスコミに興味があったものの、地元には戻りたくなかったので、倒産などしなそうな食品会社や、電機メーカーなどの大企業を中心に就職活動をしました。職場では、自分と同じように地方出身者も多く、あまり引け目は感じなかったんです。でも、子どもが保育園に通うようになると、意外にも都内出身の人が多くて……」 寛子さんは、大学時代の先輩と結婚。夫も地方出身者で、帰省には新幹線か飛行機を利用しなければなりません。身近に親類がいない中、働きながら育児するのが大変だったと言います。「夫は電機メーカーのエンジニアです。帰りはほとんど深夜。私もしばらくは時短勤務をしていましたが、復帰後1年経ってフルタイムになると、お迎えにベビーシッターなどを利用してなんとか働いていました。そういうとき、東京が地元のママ達は、ばあばやじいじが当たり前のように迎えに来ていて、その後も祖父母の家で子どもを預かってもらっていると聞いて、羨ましく思いました」 また、保育園の行事や七五三などの祝い事でも地方格差を感じたそう。「コロナ前は、保育園行事に祖父母も参加できたんです。そのため、いつも観に来ている家庭もありました。うちは、子どもが生まれたときには帰省しましたが、それ以来ずっと帰っていないため、写真でしか子どもの姿を見せていないんです。実家が飲食店で自営業のため、長期の休みがとりづらいのもあって。いつでも子どもの姿が見せられたり、七五三を一緒に祝えるのも、親が近所に住んでいるメリットですよね……」 寛子さんは、大学受験するまでは上京することだけで頭がいっぱいだったと言います。「大学生のころは、そのまま東京で子育てするとは思っていなかったんです。実際に東京で子育てしてみると、知り合いもいないし最初は孤独でした。職場に行けば、同じような境遇のママもいるのですが、結局はみんな育児と家事で休む暇もなくて大変だと言います。もっと地方出身者の人でも育てやすい環境になればいいのにと思いますね」東京出身というだけでアドバンテージが高い デザイン会社に勤務しながら3歳の女児を育児中の奈緒美さん(仮名・32歳)も、東京出身のママ友に羨ましさを感じると言います。「私は短大を卒業後、上京してバイトをしながら専門学校に通って、デザインの仕事を始めました。仕事で知り合ったフリーランスでPRをしているママ友のMさんは、映画や音楽など趣味の話が合って、一緒に子連れでランチに行ったりするようになりました」 岐阜県から上京したという奈緒美さん。上京するまでは、美術館やミニシアターと呼ばれるような単館上映の映画館などに行ったことがほとんどなかったそう。「ママ友のMさんは、練馬区出身。本人は『練馬がいやで、港区に住んでいる』と冗談を言ったりするのですが、私からしたら東京出身っていうだけでもう、最初のアドバンテージが高いんですよ……。Mさんの子どもは小学生ですが、子連れで美術館に行ったり、器に興味があるらしくて骨董市に行ってきた話をしたり。一緒にカフェに行ったときも、『ここら辺は近所だから、ノーメイクで来ちゃうこともある』と言ってきて、なんだか余裕があって羨ましいんですよね」 また、地元の地域センターに行ったときに疎外感を抱いたと話します。「まだ赤ちゃんを産んだばかりのころ、誰かママ友が欲しくて乳幼児向けのイベントに行ってみたんです。そこは、私より少し若いママ達のグループがもうできていて、元から知り合い同士でした。そういう人たちが中央の席を陣取っていたため、私が座るスペースは端のほうに……。育児に関する悩みなどを相談したいと思って来たのですが、ママ友の輪に加わることができず、その後は行かなくなりました」 知らない土地での慣れない育児は、孤立してしまうことがあるといいます。ただ、ママ友は職業や年齢など置かれた環境も違うため、なかなか親しくなるきっかけも難しいようです。そんな中、奈緒美さんにとってMさんは唯一といえるママ友です。地方出身者が都会で子育てするのは損?「私がMさんに対して劣等感を抱かなければよいのですが……。子どもから突然『この花、なんていうの? 』と聞かれたときにもさらりと答えてしまうくらいMさんは博識なので、思わず『どこの大学を出ているのですか?』と聞いたら、誰でも知っているような名門校でした」 地方と都心部では、大学進学率自体に数十パーセント差があることも。Mさんとは都会と地方という差だけではなく、学歴などの面でも優劣を感じてしまうそう。「大学の話をしたときも、Mさんは『別にたいしたことじゃないよ』って。自分から知識をひけらかさないので、余計こちらがみじめに感じてしまうんですよね……。Mさんの周りでは大学に行くのも普通のことで、Mさんは子どもが高学年になったら当然のように中学受験を考えていると話していました。聞いてみると、Mさんの学区では3分の1が中学受験をするため、珍しいことではないそうなのです」 奈緒美さんは、自分たち夫婦の収入では私立中学に通わせるのは難しいため中学受験を考えてはいませんが、子どもにも学力差が出てしまうのではないかと不安になったと語ります。「自分は短大卒で、夫は専門卒。娘が大学に行きたいと思ったら行かせたいと考えていますが、有名大学に行かせるにはこんなに早い時期から準備しなきゃならないのか、と壁を感じました。勉強以外でも、東京が地元のママさんの中には、二世帯住宅で家賃がかからなかったり、実家から手伝ってもらう話も聞きます。そういう家庭と比べたら、地方出身者が都会で子育てするのは損ですよね……」 利便性の高さなど、東京で子育てするメリットはたくさんあるはずですが、寛子さんや奈緒美さんのように悩みのタネになってしまう例も見受けられます。 一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
寛子さんは、大学時代の先輩と結婚。夫も地方出身者で、帰省には新幹線か飛行機を利用しなければなりません。身近に親類がいない中、働きながら育児するのが大変だったと言います。「夫は電機メーカーのエンジニアです。帰りはほとんど深夜。私もしばらくは時短勤務をしていましたが、復帰後1年経ってフルタイムになると、お迎えにベビーシッターなどを利用してなんとか働いていました。そういうとき、東京が地元のママ達は、ばあばやじいじが当たり前のように迎えに来ていて、その後も祖父母の家で子どもを預かってもらっていると聞いて、羨ましく思いました」 また、保育園の行事や七五三などの祝い事でも地方格差を感じたそう。「コロナ前は、保育園行事に祖父母も参加できたんです。そのため、いつも観に来ている家庭もありました。うちは、子どもが生まれたときには帰省しましたが、それ以来ずっと帰っていないため、写真でしか子どもの姿を見せていないんです。実家が飲食店で自営業のため、長期の休みがとりづらいのもあって。いつでも子どもの姿が見せられたり、七五三を一緒に祝えるのも、親が近所に住んでいるメリットですよね……」 寛子さんは、大学受験するまでは上京することだけで頭がいっぱいだったと言います。「大学生のころは、そのまま東京で子育てするとは思っていなかったんです。実際に東京で子育てしてみると、知り合いもいないし最初は孤独でした。職場に行けば、同じような境遇のママもいるのですが、結局はみんな育児と家事で休む暇もなくて大変だと言います。もっと地方出身者の人でも育てやすい環境になればいいのにと思いますね」東京出身というだけでアドバンテージが高い デザイン会社に勤務しながら3歳の女児を育児中の奈緒美さん(仮名・32歳)も、東京出身のママ友に羨ましさを感じると言います。「私は短大を卒業後、上京してバイトをしながら専門学校に通って、デザインの仕事を始めました。仕事で知り合ったフリーランスでPRをしているママ友のMさんは、映画や音楽など趣味の話が合って、一緒に子連れでランチに行ったりするようになりました」 岐阜県から上京したという奈緒美さん。上京するまでは、美術館やミニシアターと呼ばれるような単館上映の映画館などに行ったことがほとんどなかったそう。「ママ友のMさんは、練馬区出身。本人は『練馬がいやで、港区に住んでいる』と冗談を言ったりするのですが、私からしたら東京出身っていうだけでもう、最初のアドバンテージが高いんですよ……。Mさんの子どもは小学生ですが、子連れで美術館に行ったり、器に興味があるらしくて骨董市に行ってきた話をしたり。一緒にカフェに行ったときも、『ここら辺は近所だから、ノーメイクで来ちゃうこともある』と言ってきて、なんだか余裕があって羨ましいんですよね」 また、地元の地域センターに行ったときに疎外感を抱いたと話します。「まだ赤ちゃんを産んだばかりのころ、誰かママ友が欲しくて乳幼児向けのイベントに行ってみたんです。そこは、私より少し若いママ達のグループがもうできていて、元から知り合い同士でした。そういう人たちが中央の席を陣取っていたため、私が座るスペースは端のほうに……。育児に関する悩みなどを相談したいと思って来たのですが、ママ友の輪に加わることができず、その後は行かなくなりました」 知らない土地での慣れない育児は、孤立してしまうことがあるといいます。ただ、ママ友は職業や年齢など置かれた環境も違うため、なかなか親しくなるきっかけも難しいようです。そんな中、奈緒美さんにとってMさんは唯一といえるママ友です。地方出身者が都会で子育てするのは損?「私がMさんに対して劣等感を抱かなければよいのですが……。子どもから突然『この花、なんていうの? 』と聞かれたときにもさらりと答えてしまうくらいMさんは博識なので、思わず『どこの大学を出ているのですか?』と聞いたら、誰でも知っているような名門校でした」 地方と都心部では、大学進学率自体に数十パーセント差があることも。Mさんとは都会と地方という差だけではなく、学歴などの面でも優劣を感じてしまうそう。「大学の話をしたときも、Mさんは『別にたいしたことじゃないよ』って。自分から知識をひけらかさないので、余計こちらがみじめに感じてしまうんですよね……。Mさんの周りでは大学に行くのも普通のことで、Mさんは子どもが高学年になったら当然のように中学受験を考えていると話していました。聞いてみると、Mさんの学区では3分の1が中学受験をするため、珍しいことではないそうなのです」 奈緒美さんは、自分たち夫婦の収入では私立中学に通わせるのは難しいため中学受験を考えてはいませんが、子どもにも学力差が出てしまうのではないかと不安になったと語ります。「自分は短大卒で、夫は専門卒。娘が大学に行きたいと思ったら行かせたいと考えていますが、有名大学に行かせるにはこんなに早い時期から準備しなきゃならないのか、と壁を感じました。勉強以外でも、東京が地元のママさんの中には、二世帯住宅で家賃がかからなかったり、実家から手伝ってもらう話も聞きます。そういう家庭と比べたら、地方出身者が都会で子育てするのは損ですよね……」 利便性の高さなど、東京で子育てするメリットはたくさんあるはずですが、寛子さんや奈緒美さんのように悩みのタネになってしまう例も見受けられます。 一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
「夫は電機メーカーのエンジニアです。帰りはほとんど深夜。私もしばらくは時短勤務をしていましたが、復帰後1年経ってフルタイムになると、お迎えにベビーシッターなどを利用してなんとか働いていました。そういうとき、東京が地元のママ達は、ばあばやじいじが当たり前のように迎えに来ていて、その後も祖父母の家で子どもを預かってもらっていると聞いて、羨ましく思いました」 また、保育園の行事や七五三などの祝い事でも地方格差を感じたそう。「コロナ前は、保育園行事に祖父母も参加できたんです。そのため、いつも観に来ている家庭もありました。うちは、子どもが生まれたときには帰省しましたが、それ以来ずっと帰っていないため、写真でしか子どもの姿を見せていないんです。実家が飲食店で自営業のため、長期の休みがとりづらいのもあって。いつでも子どもの姿が見せられたり、七五三を一緒に祝えるのも、親が近所に住んでいるメリットですよね……」 寛子さんは、大学受験するまでは上京することだけで頭がいっぱいだったと言います。「大学生のころは、そのまま東京で子育てするとは思っていなかったんです。実際に東京で子育てしてみると、知り合いもいないし最初は孤独でした。職場に行けば、同じような境遇のママもいるのですが、結局はみんな育児と家事で休む暇もなくて大変だと言います。もっと地方出身者の人でも育てやすい環境になればいいのにと思いますね」東京出身というだけでアドバンテージが高い デザイン会社に勤務しながら3歳の女児を育児中の奈緒美さん(仮名・32歳)も、東京出身のママ友に羨ましさを感じると言います。「私は短大を卒業後、上京してバイトをしながら専門学校に通って、デザインの仕事を始めました。仕事で知り合ったフリーランスでPRをしているママ友のMさんは、映画や音楽など趣味の話が合って、一緒に子連れでランチに行ったりするようになりました」 岐阜県から上京したという奈緒美さん。上京するまでは、美術館やミニシアターと呼ばれるような単館上映の映画館などに行ったことがほとんどなかったそう。「ママ友のMさんは、練馬区出身。本人は『練馬がいやで、港区に住んでいる』と冗談を言ったりするのですが、私からしたら東京出身っていうだけでもう、最初のアドバンテージが高いんですよ……。Mさんの子どもは小学生ですが、子連れで美術館に行ったり、器に興味があるらしくて骨董市に行ってきた話をしたり。一緒にカフェに行ったときも、『ここら辺は近所だから、ノーメイクで来ちゃうこともある』と言ってきて、なんだか余裕があって羨ましいんですよね」 また、地元の地域センターに行ったときに疎外感を抱いたと話します。「まだ赤ちゃんを産んだばかりのころ、誰かママ友が欲しくて乳幼児向けのイベントに行ってみたんです。そこは、私より少し若いママ達のグループがもうできていて、元から知り合い同士でした。そういう人たちが中央の席を陣取っていたため、私が座るスペースは端のほうに……。育児に関する悩みなどを相談したいと思って来たのですが、ママ友の輪に加わることができず、その後は行かなくなりました」 知らない土地での慣れない育児は、孤立してしまうことがあるといいます。ただ、ママ友は職業や年齢など置かれた環境も違うため、なかなか親しくなるきっかけも難しいようです。そんな中、奈緒美さんにとってMさんは唯一といえるママ友です。地方出身者が都会で子育てするのは損?「私がMさんに対して劣等感を抱かなければよいのですが……。子どもから突然『この花、なんていうの? 』と聞かれたときにもさらりと答えてしまうくらいMさんは博識なので、思わず『どこの大学を出ているのですか?』と聞いたら、誰でも知っているような名門校でした」 地方と都心部では、大学進学率自体に数十パーセント差があることも。Mさんとは都会と地方という差だけではなく、学歴などの面でも優劣を感じてしまうそう。「大学の話をしたときも、Mさんは『別にたいしたことじゃないよ』って。自分から知識をひけらかさないので、余計こちらがみじめに感じてしまうんですよね……。Mさんの周りでは大学に行くのも普通のことで、Mさんは子どもが高学年になったら当然のように中学受験を考えていると話していました。聞いてみると、Mさんの学区では3分の1が中学受験をするため、珍しいことではないそうなのです」 奈緒美さんは、自分たち夫婦の収入では私立中学に通わせるのは難しいため中学受験を考えてはいませんが、子どもにも学力差が出てしまうのではないかと不安になったと語ります。「自分は短大卒で、夫は専門卒。娘が大学に行きたいと思ったら行かせたいと考えていますが、有名大学に行かせるにはこんなに早い時期から準備しなきゃならないのか、と壁を感じました。勉強以外でも、東京が地元のママさんの中には、二世帯住宅で家賃がかからなかったり、実家から手伝ってもらう話も聞きます。そういう家庭と比べたら、地方出身者が都会で子育てするのは損ですよね……」 利便性の高さなど、東京で子育てするメリットはたくさんあるはずですが、寛子さんや奈緒美さんのように悩みのタネになってしまう例も見受けられます。 一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
また、保育園の行事や七五三などの祝い事でも地方格差を感じたそう。「コロナ前は、保育園行事に祖父母も参加できたんです。そのため、いつも観に来ている家庭もありました。うちは、子どもが生まれたときには帰省しましたが、それ以来ずっと帰っていないため、写真でしか子どもの姿を見せていないんです。実家が飲食店で自営業のため、長期の休みがとりづらいのもあって。いつでも子どもの姿が見せられたり、七五三を一緒に祝えるのも、親が近所に住んでいるメリットですよね……」 寛子さんは、大学受験するまでは上京することだけで頭がいっぱいだったと言います。「大学生のころは、そのまま東京で子育てするとは思っていなかったんです。実際に東京で子育てしてみると、知り合いもいないし最初は孤独でした。職場に行けば、同じような境遇のママもいるのですが、結局はみんな育児と家事で休む暇もなくて大変だと言います。もっと地方出身者の人でも育てやすい環境になればいいのにと思いますね」東京出身というだけでアドバンテージが高い デザイン会社に勤務しながら3歳の女児を育児中の奈緒美さん(仮名・32歳)も、東京出身のママ友に羨ましさを感じると言います。「私は短大を卒業後、上京してバイトをしながら専門学校に通って、デザインの仕事を始めました。仕事で知り合ったフリーランスでPRをしているママ友のMさんは、映画や音楽など趣味の話が合って、一緒に子連れでランチに行ったりするようになりました」 岐阜県から上京したという奈緒美さん。上京するまでは、美術館やミニシアターと呼ばれるような単館上映の映画館などに行ったことがほとんどなかったそう。「ママ友のMさんは、練馬区出身。本人は『練馬がいやで、港区に住んでいる』と冗談を言ったりするのですが、私からしたら東京出身っていうだけでもう、最初のアドバンテージが高いんですよ……。Mさんの子どもは小学生ですが、子連れで美術館に行ったり、器に興味があるらしくて骨董市に行ってきた話をしたり。一緒にカフェに行ったときも、『ここら辺は近所だから、ノーメイクで来ちゃうこともある』と言ってきて、なんだか余裕があって羨ましいんですよね」 また、地元の地域センターに行ったときに疎外感を抱いたと話します。「まだ赤ちゃんを産んだばかりのころ、誰かママ友が欲しくて乳幼児向けのイベントに行ってみたんです。そこは、私より少し若いママ達のグループがもうできていて、元から知り合い同士でした。そういう人たちが中央の席を陣取っていたため、私が座るスペースは端のほうに……。育児に関する悩みなどを相談したいと思って来たのですが、ママ友の輪に加わることができず、その後は行かなくなりました」 知らない土地での慣れない育児は、孤立してしまうことがあるといいます。ただ、ママ友は職業や年齢など置かれた環境も違うため、なかなか親しくなるきっかけも難しいようです。そんな中、奈緒美さんにとってMさんは唯一といえるママ友です。地方出身者が都会で子育てするのは損?「私がMさんに対して劣等感を抱かなければよいのですが……。子どもから突然『この花、なんていうの? 』と聞かれたときにもさらりと答えてしまうくらいMさんは博識なので、思わず『どこの大学を出ているのですか?』と聞いたら、誰でも知っているような名門校でした」 地方と都心部では、大学進学率自体に数十パーセント差があることも。Mさんとは都会と地方という差だけではなく、学歴などの面でも優劣を感じてしまうそう。「大学の話をしたときも、Mさんは『別にたいしたことじゃないよ』って。自分から知識をひけらかさないので、余計こちらがみじめに感じてしまうんですよね……。Mさんの周りでは大学に行くのも普通のことで、Mさんは子どもが高学年になったら当然のように中学受験を考えていると話していました。聞いてみると、Mさんの学区では3分の1が中学受験をするため、珍しいことではないそうなのです」 奈緒美さんは、自分たち夫婦の収入では私立中学に通わせるのは難しいため中学受験を考えてはいませんが、子どもにも学力差が出てしまうのではないかと不安になったと語ります。「自分は短大卒で、夫は専門卒。娘が大学に行きたいと思ったら行かせたいと考えていますが、有名大学に行かせるにはこんなに早い時期から準備しなきゃならないのか、と壁を感じました。勉強以外でも、東京が地元のママさんの中には、二世帯住宅で家賃がかからなかったり、実家から手伝ってもらう話も聞きます。そういう家庭と比べたら、地方出身者が都会で子育てするのは損ですよね……」 利便性の高さなど、東京で子育てするメリットはたくさんあるはずですが、寛子さんや奈緒美さんのように悩みのタネになってしまう例も見受けられます。 一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
「コロナ前は、保育園行事に祖父母も参加できたんです。そのため、いつも観に来ている家庭もありました。うちは、子どもが生まれたときには帰省しましたが、それ以来ずっと帰っていないため、写真でしか子どもの姿を見せていないんです。実家が飲食店で自営業のため、長期の休みがとりづらいのもあって。いつでも子どもの姿が見せられたり、七五三を一緒に祝えるのも、親が近所に住んでいるメリットですよね……」 寛子さんは、大学受験するまでは上京することだけで頭がいっぱいだったと言います。「大学生のころは、そのまま東京で子育てするとは思っていなかったんです。実際に東京で子育てしてみると、知り合いもいないし最初は孤独でした。職場に行けば、同じような境遇のママもいるのですが、結局はみんな育児と家事で休む暇もなくて大変だと言います。もっと地方出身者の人でも育てやすい環境になればいいのにと思いますね」東京出身というだけでアドバンテージが高い デザイン会社に勤務しながら3歳の女児を育児中の奈緒美さん(仮名・32歳)も、東京出身のママ友に羨ましさを感じると言います。「私は短大を卒業後、上京してバイトをしながら専門学校に通って、デザインの仕事を始めました。仕事で知り合ったフリーランスでPRをしているママ友のMさんは、映画や音楽など趣味の話が合って、一緒に子連れでランチに行ったりするようになりました」 岐阜県から上京したという奈緒美さん。上京するまでは、美術館やミニシアターと呼ばれるような単館上映の映画館などに行ったことがほとんどなかったそう。「ママ友のMさんは、練馬区出身。本人は『練馬がいやで、港区に住んでいる』と冗談を言ったりするのですが、私からしたら東京出身っていうだけでもう、最初のアドバンテージが高いんですよ……。Mさんの子どもは小学生ですが、子連れで美術館に行ったり、器に興味があるらしくて骨董市に行ってきた話をしたり。一緒にカフェに行ったときも、『ここら辺は近所だから、ノーメイクで来ちゃうこともある』と言ってきて、なんだか余裕があって羨ましいんですよね」 また、地元の地域センターに行ったときに疎外感を抱いたと話します。「まだ赤ちゃんを産んだばかりのころ、誰かママ友が欲しくて乳幼児向けのイベントに行ってみたんです。そこは、私より少し若いママ達のグループがもうできていて、元から知り合い同士でした。そういう人たちが中央の席を陣取っていたため、私が座るスペースは端のほうに……。育児に関する悩みなどを相談したいと思って来たのですが、ママ友の輪に加わることができず、その後は行かなくなりました」 知らない土地での慣れない育児は、孤立してしまうことがあるといいます。ただ、ママ友は職業や年齢など置かれた環境も違うため、なかなか親しくなるきっかけも難しいようです。そんな中、奈緒美さんにとってMさんは唯一といえるママ友です。地方出身者が都会で子育てするのは損?「私がMさんに対して劣等感を抱かなければよいのですが……。子どもから突然『この花、なんていうの? 』と聞かれたときにもさらりと答えてしまうくらいMさんは博識なので、思わず『どこの大学を出ているのですか?』と聞いたら、誰でも知っているような名門校でした」 地方と都心部では、大学進学率自体に数十パーセント差があることも。Mさんとは都会と地方という差だけではなく、学歴などの面でも優劣を感じてしまうそう。「大学の話をしたときも、Mさんは『別にたいしたことじゃないよ』って。自分から知識をひけらかさないので、余計こちらがみじめに感じてしまうんですよね……。Mさんの周りでは大学に行くのも普通のことで、Mさんは子どもが高学年になったら当然のように中学受験を考えていると話していました。聞いてみると、Mさんの学区では3分の1が中学受験をするため、珍しいことではないそうなのです」 奈緒美さんは、自分たち夫婦の収入では私立中学に通わせるのは難しいため中学受験を考えてはいませんが、子どもにも学力差が出てしまうのではないかと不安になったと語ります。「自分は短大卒で、夫は専門卒。娘が大学に行きたいと思ったら行かせたいと考えていますが、有名大学に行かせるにはこんなに早い時期から準備しなきゃならないのか、と壁を感じました。勉強以外でも、東京が地元のママさんの中には、二世帯住宅で家賃がかからなかったり、実家から手伝ってもらう話も聞きます。そういう家庭と比べたら、地方出身者が都会で子育てするのは損ですよね……」 利便性の高さなど、東京で子育てするメリットはたくさんあるはずですが、寛子さんや奈緒美さんのように悩みのタネになってしまう例も見受けられます。 一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
寛子さんは、大学受験するまでは上京することだけで頭がいっぱいだったと言います。「大学生のころは、そのまま東京で子育てするとは思っていなかったんです。実際に東京で子育てしてみると、知り合いもいないし最初は孤独でした。職場に行けば、同じような境遇のママもいるのですが、結局はみんな育児と家事で休む暇もなくて大変だと言います。もっと地方出身者の人でも育てやすい環境になればいいのにと思いますね」東京出身というだけでアドバンテージが高い デザイン会社に勤務しながら3歳の女児を育児中の奈緒美さん(仮名・32歳)も、東京出身のママ友に羨ましさを感じると言います。「私は短大を卒業後、上京してバイトをしながら専門学校に通って、デザインの仕事を始めました。仕事で知り合ったフリーランスでPRをしているママ友のMさんは、映画や音楽など趣味の話が合って、一緒に子連れでランチに行ったりするようになりました」 岐阜県から上京したという奈緒美さん。上京するまでは、美術館やミニシアターと呼ばれるような単館上映の映画館などに行ったことがほとんどなかったそう。「ママ友のMさんは、練馬区出身。本人は『練馬がいやで、港区に住んでいる』と冗談を言ったりするのですが、私からしたら東京出身っていうだけでもう、最初のアドバンテージが高いんですよ……。Mさんの子どもは小学生ですが、子連れで美術館に行ったり、器に興味があるらしくて骨董市に行ってきた話をしたり。一緒にカフェに行ったときも、『ここら辺は近所だから、ノーメイクで来ちゃうこともある』と言ってきて、なんだか余裕があって羨ましいんですよね」 また、地元の地域センターに行ったときに疎外感を抱いたと話します。「まだ赤ちゃんを産んだばかりのころ、誰かママ友が欲しくて乳幼児向けのイベントに行ってみたんです。そこは、私より少し若いママ達のグループがもうできていて、元から知り合い同士でした。そういう人たちが中央の席を陣取っていたため、私が座るスペースは端のほうに……。育児に関する悩みなどを相談したいと思って来たのですが、ママ友の輪に加わることができず、その後は行かなくなりました」 知らない土地での慣れない育児は、孤立してしまうことがあるといいます。ただ、ママ友は職業や年齢など置かれた環境も違うため、なかなか親しくなるきっかけも難しいようです。そんな中、奈緒美さんにとってMさんは唯一といえるママ友です。地方出身者が都会で子育てするのは損?「私がMさんに対して劣等感を抱かなければよいのですが……。子どもから突然『この花、なんていうの? 』と聞かれたときにもさらりと答えてしまうくらいMさんは博識なので、思わず『どこの大学を出ているのですか?』と聞いたら、誰でも知っているような名門校でした」 地方と都心部では、大学進学率自体に数十パーセント差があることも。Mさんとは都会と地方という差だけではなく、学歴などの面でも優劣を感じてしまうそう。「大学の話をしたときも、Mさんは『別にたいしたことじゃないよ』って。自分から知識をひけらかさないので、余計こちらがみじめに感じてしまうんですよね……。Mさんの周りでは大学に行くのも普通のことで、Mさんは子どもが高学年になったら当然のように中学受験を考えていると話していました。聞いてみると、Mさんの学区では3分の1が中学受験をするため、珍しいことではないそうなのです」 奈緒美さんは、自分たち夫婦の収入では私立中学に通わせるのは難しいため中学受験を考えてはいませんが、子どもにも学力差が出てしまうのではないかと不安になったと語ります。「自分は短大卒で、夫は専門卒。娘が大学に行きたいと思ったら行かせたいと考えていますが、有名大学に行かせるにはこんなに早い時期から準備しなきゃならないのか、と壁を感じました。勉強以外でも、東京が地元のママさんの中には、二世帯住宅で家賃がかからなかったり、実家から手伝ってもらう話も聞きます。そういう家庭と比べたら、地方出身者が都会で子育てするのは損ですよね……」 利便性の高さなど、東京で子育てするメリットはたくさんあるはずですが、寛子さんや奈緒美さんのように悩みのタネになってしまう例も見受けられます。 一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
「大学生のころは、そのまま東京で子育てするとは思っていなかったんです。実際に東京で子育てしてみると、知り合いもいないし最初は孤独でした。職場に行けば、同じような境遇のママもいるのですが、結局はみんな育児と家事で休む暇もなくて大変だと言います。もっと地方出身者の人でも育てやすい環境になればいいのにと思いますね」東京出身というだけでアドバンテージが高い デザイン会社に勤務しながら3歳の女児を育児中の奈緒美さん(仮名・32歳)も、東京出身のママ友に羨ましさを感じると言います。「私は短大を卒業後、上京してバイトをしながら専門学校に通って、デザインの仕事を始めました。仕事で知り合ったフリーランスでPRをしているママ友のMさんは、映画や音楽など趣味の話が合って、一緒に子連れでランチに行ったりするようになりました」 岐阜県から上京したという奈緒美さん。上京するまでは、美術館やミニシアターと呼ばれるような単館上映の映画館などに行ったことがほとんどなかったそう。「ママ友のMさんは、練馬区出身。本人は『練馬がいやで、港区に住んでいる』と冗談を言ったりするのですが、私からしたら東京出身っていうだけでもう、最初のアドバンテージが高いんですよ……。Mさんの子どもは小学生ですが、子連れで美術館に行ったり、器に興味があるらしくて骨董市に行ってきた話をしたり。一緒にカフェに行ったときも、『ここら辺は近所だから、ノーメイクで来ちゃうこともある』と言ってきて、なんだか余裕があって羨ましいんですよね」 また、地元の地域センターに行ったときに疎外感を抱いたと話します。「まだ赤ちゃんを産んだばかりのころ、誰かママ友が欲しくて乳幼児向けのイベントに行ってみたんです。そこは、私より少し若いママ達のグループがもうできていて、元から知り合い同士でした。そういう人たちが中央の席を陣取っていたため、私が座るスペースは端のほうに……。育児に関する悩みなどを相談したいと思って来たのですが、ママ友の輪に加わることができず、その後は行かなくなりました」 知らない土地での慣れない育児は、孤立してしまうことがあるといいます。ただ、ママ友は職業や年齢など置かれた環境も違うため、なかなか親しくなるきっかけも難しいようです。そんな中、奈緒美さんにとってMさんは唯一といえるママ友です。地方出身者が都会で子育てするのは損?「私がMさんに対して劣等感を抱かなければよいのですが……。子どもから突然『この花、なんていうの? 』と聞かれたときにもさらりと答えてしまうくらいMさんは博識なので、思わず『どこの大学を出ているのですか?』と聞いたら、誰でも知っているような名門校でした」 地方と都心部では、大学進学率自体に数十パーセント差があることも。Mさんとは都会と地方という差だけではなく、学歴などの面でも優劣を感じてしまうそう。「大学の話をしたときも、Mさんは『別にたいしたことじゃないよ』って。自分から知識をひけらかさないので、余計こちらがみじめに感じてしまうんですよね……。Mさんの周りでは大学に行くのも普通のことで、Mさんは子どもが高学年になったら当然のように中学受験を考えていると話していました。聞いてみると、Mさんの学区では3分の1が中学受験をするため、珍しいことではないそうなのです」 奈緒美さんは、自分たち夫婦の収入では私立中学に通わせるのは難しいため中学受験を考えてはいませんが、子どもにも学力差が出てしまうのではないかと不安になったと語ります。「自分は短大卒で、夫は専門卒。娘が大学に行きたいと思ったら行かせたいと考えていますが、有名大学に行かせるにはこんなに早い時期から準備しなきゃならないのか、と壁を感じました。勉強以外でも、東京が地元のママさんの中には、二世帯住宅で家賃がかからなかったり、実家から手伝ってもらう話も聞きます。そういう家庭と比べたら、地方出身者が都会で子育てするのは損ですよね……」 利便性の高さなど、東京で子育てするメリットはたくさんあるはずですが、寛子さんや奈緒美さんのように悩みのタネになってしまう例も見受けられます。 一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
デザイン会社に勤務しながら3歳の女児を育児中の奈緒美さん(仮名・32歳)も、東京出身のママ友に羨ましさを感じると言います。「私は短大を卒業後、上京してバイトをしながら専門学校に通って、デザインの仕事を始めました。仕事で知り合ったフリーランスでPRをしているママ友のMさんは、映画や音楽など趣味の話が合って、一緒に子連れでランチに行ったりするようになりました」 岐阜県から上京したという奈緒美さん。上京するまでは、美術館やミニシアターと呼ばれるような単館上映の映画館などに行ったことがほとんどなかったそう。「ママ友のMさんは、練馬区出身。本人は『練馬がいやで、港区に住んでいる』と冗談を言ったりするのですが、私からしたら東京出身っていうだけでもう、最初のアドバンテージが高いんですよ……。Mさんの子どもは小学生ですが、子連れで美術館に行ったり、器に興味があるらしくて骨董市に行ってきた話をしたり。一緒にカフェに行ったときも、『ここら辺は近所だから、ノーメイクで来ちゃうこともある』と言ってきて、なんだか余裕があって羨ましいんですよね」 また、地元の地域センターに行ったときに疎外感を抱いたと話します。「まだ赤ちゃんを産んだばかりのころ、誰かママ友が欲しくて乳幼児向けのイベントに行ってみたんです。そこは、私より少し若いママ達のグループがもうできていて、元から知り合い同士でした。そういう人たちが中央の席を陣取っていたため、私が座るスペースは端のほうに……。育児に関する悩みなどを相談したいと思って来たのですが、ママ友の輪に加わることができず、その後は行かなくなりました」 知らない土地での慣れない育児は、孤立してしまうことがあるといいます。ただ、ママ友は職業や年齢など置かれた環境も違うため、なかなか親しくなるきっかけも難しいようです。そんな中、奈緒美さんにとってMさんは唯一といえるママ友です。地方出身者が都会で子育てするのは損?「私がMさんに対して劣等感を抱かなければよいのですが……。子どもから突然『この花、なんていうの? 』と聞かれたときにもさらりと答えてしまうくらいMさんは博識なので、思わず『どこの大学を出ているのですか?』と聞いたら、誰でも知っているような名門校でした」 地方と都心部では、大学進学率自体に数十パーセント差があることも。Mさんとは都会と地方という差だけではなく、学歴などの面でも優劣を感じてしまうそう。「大学の話をしたときも、Mさんは『別にたいしたことじゃないよ』って。自分から知識をひけらかさないので、余計こちらがみじめに感じてしまうんですよね……。Mさんの周りでは大学に行くのも普通のことで、Mさんは子どもが高学年になったら当然のように中学受験を考えていると話していました。聞いてみると、Mさんの学区では3分の1が中学受験をするため、珍しいことではないそうなのです」 奈緒美さんは、自分たち夫婦の収入では私立中学に通わせるのは難しいため中学受験を考えてはいませんが、子どもにも学力差が出てしまうのではないかと不安になったと語ります。「自分は短大卒で、夫は専門卒。娘が大学に行きたいと思ったら行かせたいと考えていますが、有名大学に行かせるにはこんなに早い時期から準備しなきゃならないのか、と壁を感じました。勉強以外でも、東京が地元のママさんの中には、二世帯住宅で家賃がかからなかったり、実家から手伝ってもらう話も聞きます。そういう家庭と比べたら、地方出身者が都会で子育てするのは損ですよね……」 利便性の高さなど、東京で子育てするメリットはたくさんあるはずですが、寛子さんや奈緒美さんのように悩みのタネになってしまう例も見受けられます。 一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
「私は短大を卒業後、上京してバイトをしながら専門学校に通って、デザインの仕事を始めました。仕事で知り合ったフリーランスでPRをしているママ友のMさんは、映画や音楽など趣味の話が合って、一緒に子連れでランチに行ったりするようになりました」 岐阜県から上京したという奈緒美さん。上京するまでは、美術館やミニシアターと呼ばれるような単館上映の映画館などに行ったことがほとんどなかったそう。「ママ友のMさんは、練馬区出身。本人は『練馬がいやで、港区に住んでいる』と冗談を言ったりするのですが、私からしたら東京出身っていうだけでもう、最初のアドバンテージが高いんですよ……。Mさんの子どもは小学生ですが、子連れで美術館に行ったり、器に興味があるらしくて骨董市に行ってきた話をしたり。一緒にカフェに行ったときも、『ここら辺は近所だから、ノーメイクで来ちゃうこともある』と言ってきて、なんだか余裕があって羨ましいんですよね」 また、地元の地域センターに行ったときに疎外感を抱いたと話します。「まだ赤ちゃんを産んだばかりのころ、誰かママ友が欲しくて乳幼児向けのイベントに行ってみたんです。そこは、私より少し若いママ達のグループがもうできていて、元から知り合い同士でした。そういう人たちが中央の席を陣取っていたため、私が座るスペースは端のほうに……。育児に関する悩みなどを相談したいと思って来たのですが、ママ友の輪に加わることができず、その後は行かなくなりました」 知らない土地での慣れない育児は、孤立してしまうことがあるといいます。ただ、ママ友は職業や年齢など置かれた環境も違うため、なかなか親しくなるきっかけも難しいようです。そんな中、奈緒美さんにとってMさんは唯一といえるママ友です。地方出身者が都会で子育てするのは損?「私がMさんに対して劣等感を抱かなければよいのですが……。子どもから突然『この花、なんていうの? 』と聞かれたときにもさらりと答えてしまうくらいMさんは博識なので、思わず『どこの大学を出ているのですか?』と聞いたら、誰でも知っているような名門校でした」 地方と都心部では、大学進学率自体に数十パーセント差があることも。Mさんとは都会と地方という差だけではなく、学歴などの面でも優劣を感じてしまうそう。「大学の話をしたときも、Mさんは『別にたいしたことじゃないよ』って。自分から知識をひけらかさないので、余計こちらがみじめに感じてしまうんですよね……。Mさんの周りでは大学に行くのも普通のことで、Mさんは子どもが高学年になったら当然のように中学受験を考えていると話していました。聞いてみると、Mさんの学区では3分の1が中学受験をするため、珍しいことではないそうなのです」 奈緒美さんは、自分たち夫婦の収入では私立中学に通わせるのは難しいため中学受験を考えてはいませんが、子どもにも学力差が出てしまうのではないかと不安になったと語ります。「自分は短大卒で、夫は専門卒。娘が大学に行きたいと思ったら行かせたいと考えていますが、有名大学に行かせるにはこんなに早い時期から準備しなきゃならないのか、と壁を感じました。勉強以外でも、東京が地元のママさんの中には、二世帯住宅で家賃がかからなかったり、実家から手伝ってもらう話も聞きます。そういう家庭と比べたら、地方出身者が都会で子育てするのは損ですよね……」 利便性の高さなど、東京で子育てするメリットはたくさんあるはずですが、寛子さんや奈緒美さんのように悩みのタネになってしまう例も見受けられます。 一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
岐阜県から上京したという奈緒美さん。上京するまでは、美術館やミニシアターと呼ばれるような単館上映の映画館などに行ったことがほとんどなかったそう。「ママ友のMさんは、練馬区出身。本人は『練馬がいやで、港区に住んでいる』と冗談を言ったりするのですが、私からしたら東京出身っていうだけでもう、最初のアドバンテージが高いんですよ……。Mさんの子どもは小学生ですが、子連れで美術館に行ったり、器に興味があるらしくて骨董市に行ってきた話をしたり。一緒にカフェに行ったときも、『ここら辺は近所だから、ノーメイクで来ちゃうこともある』と言ってきて、なんだか余裕があって羨ましいんですよね」 また、地元の地域センターに行ったときに疎外感を抱いたと話します。「まだ赤ちゃんを産んだばかりのころ、誰かママ友が欲しくて乳幼児向けのイベントに行ってみたんです。そこは、私より少し若いママ達のグループがもうできていて、元から知り合い同士でした。そういう人たちが中央の席を陣取っていたため、私が座るスペースは端のほうに……。育児に関する悩みなどを相談したいと思って来たのですが、ママ友の輪に加わることができず、その後は行かなくなりました」 知らない土地での慣れない育児は、孤立してしまうことがあるといいます。ただ、ママ友は職業や年齢など置かれた環境も違うため、なかなか親しくなるきっかけも難しいようです。そんな中、奈緒美さんにとってMさんは唯一といえるママ友です。地方出身者が都会で子育てするのは損?「私がMさんに対して劣等感を抱かなければよいのですが……。子どもから突然『この花、なんていうの? 』と聞かれたときにもさらりと答えてしまうくらいMさんは博識なので、思わず『どこの大学を出ているのですか?』と聞いたら、誰でも知っているような名門校でした」 地方と都心部では、大学進学率自体に数十パーセント差があることも。Mさんとは都会と地方という差だけではなく、学歴などの面でも優劣を感じてしまうそう。「大学の話をしたときも、Mさんは『別にたいしたことじゃないよ』って。自分から知識をひけらかさないので、余計こちらがみじめに感じてしまうんですよね……。Mさんの周りでは大学に行くのも普通のことで、Mさんは子どもが高学年になったら当然のように中学受験を考えていると話していました。聞いてみると、Mさんの学区では3分の1が中学受験をするため、珍しいことではないそうなのです」 奈緒美さんは、自分たち夫婦の収入では私立中学に通わせるのは難しいため中学受験を考えてはいませんが、子どもにも学力差が出てしまうのではないかと不安になったと語ります。「自分は短大卒で、夫は専門卒。娘が大学に行きたいと思ったら行かせたいと考えていますが、有名大学に行かせるにはこんなに早い時期から準備しなきゃならないのか、と壁を感じました。勉強以外でも、東京が地元のママさんの中には、二世帯住宅で家賃がかからなかったり、実家から手伝ってもらう話も聞きます。そういう家庭と比べたら、地方出身者が都会で子育てするのは損ですよね……」 利便性の高さなど、東京で子育てするメリットはたくさんあるはずですが、寛子さんや奈緒美さんのように悩みのタネになってしまう例も見受けられます。 一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
「ママ友のMさんは、練馬区出身。本人は『練馬がいやで、港区に住んでいる』と冗談を言ったりするのですが、私からしたら東京出身っていうだけでもう、最初のアドバンテージが高いんですよ……。Mさんの子どもは小学生ですが、子連れで美術館に行ったり、器に興味があるらしくて骨董市に行ってきた話をしたり。一緒にカフェに行ったときも、『ここら辺は近所だから、ノーメイクで来ちゃうこともある』と言ってきて、なんだか余裕があって羨ましいんですよね」 また、地元の地域センターに行ったときに疎外感を抱いたと話します。「まだ赤ちゃんを産んだばかりのころ、誰かママ友が欲しくて乳幼児向けのイベントに行ってみたんです。そこは、私より少し若いママ達のグループがもうできていて、元から知り合い同士でした。そういう人たちが中央の席を陣取っていたため、私が座るスペースは端のほうに……。育児に関する悩みなどを相談したいと思って来たのですが、ママ友の輪に加わることができず、その後は行かなくなりました」 知らない土地での慣れない育児は、孤立してしまうことがあるといいます。ただ、ママ友は職業や年齢など置かれた環境も違うため、なかなか親しくなるきっかけも難しいようです。そんな中、奈緒美さんにとってMさんは唯一といえるママ友です。地方出身者が都会で子育てするのは損?「私がMさんに対して劣等感を抱かなければよいのですが……。子どもから突然『この花、なんていうの? 』と聞かれたときにもさらりと答えてしまうくらいMさんは博識なので、思わず『どこの大学を出ているのですか?』と聞いたら、誰でも知っているような名門校でした」 地方と都心部では、大学進学率自体に数十パーセント差があることも。Mさんとは都会と地方という差だけではなく、学歴などの面でも優劣を感じてしまうそう。「大学の話をしたときも、Mさんは『別にたいしたことじゃないよ』って。自分から知識をひけらかさないので、余計こちらがみじめに感じてしまうんですよね……。Mさんの周りでは大学に行くのも普通のことで、Mさんは子どもが高学年になったら当然のように中学受験を考えていると話していました。聞いてみると、Mさんの学区では3分の1が中学受験をするため、珍しいことではないそうなのです」 奈緒美さんは、自分たち夫婦の収入では私立中学に通わせるのは難しいため中学受験を考えてはいませんが、子どもにも学力差が出てしまうのではないかと不安になったと語ります。「自分は短大卒で、夫は専門卒。娘が大学に行きたいと思ったら行かせたいと考えていますが、有名大学に行かせるにはこんなに早い時期から準備しなきゃならないのか、と壁を感じました。勉強以外でも、東京が地元のママさんの中には、二世帯住宅で家賃がかからなかったり、実家から手伝ってもらう話も聞きます。そういう家庭と比べたら、地方出身者が都会で子育てするのは損ですよね……」 利便性の高さなど、東京で子育てするメリットはたくさんあるはずですが、寛子さんや奈緒美さんのように悩みのタネになってしまう例も見受けられます。 一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
また、地元の地域センターに行ったときに疎外感を抱いたと話します。「まだ赤ちゃんを産んだばかりのころ、誰かママ友が欲しくて乳幼児向けのイベントに行ってみたんです。そこは、私より少し若いママ達のグループがもうできていて、元から知り合い同士でした。そういう人たちが中央の席を陣取っていたため、私が座るスペースは端のほうに……。育児に関する悩みなどを相談したいと思って来たのですが、ママ友の輪に加わることができず、その後は行かなくなりました」 知らない土地での慣れない育児は、孤立してしまうことがあるといいます。ただ、ママ友は職業や年齢など置かれた環境も違うため、なかなか親しくなるきっかけも難しいようです。そんな中、奈緒美さんにとってMさんは唯一といえるママ友です。地方出身者が都会で子育てするのは損?「私がMさんに対して劣等感を抱かなければよいのですが……。子どもから突然『この花、なんていうの? 』と聞かれたときにもさらりと答えてしまうくらいMさんは博識なので、思わず『どこの大学を出ているのですか?』と聞いたら、誰でも知っているような名門校でした」 地方と都心部では、大学進学率自体に数十パーセント差があることも。Mさんとは都会と地方という差だけではなく、学歴などの面でも優劣を感じてしまうそう。「大学の話をしたときも、Mさんは『別にたいしたことじゃないよ』って。自分から知識をひけらかさないので、余計こちらがみじめに感じてしまうんですよね……。Mさんの周りでは大学に行くのも普通のことで、Mさんは子どもが高学年になったら当然のように中学受験を考えていると話していました。聞いてみると、Mさんの学区では3分の1が中学受験をするため、珍しいことではないそうなのです」 奈緒美さんは、自分たち夫婦の収入では私立中学に通わせるのは難しいため中学受験を考えてはいませんが、子どもにも学力差が出てしまうのではないかと不安になったと語ります。「自分は短大卒で、夫は専門卒。娘が大学に行きたいと思ったら行かせたいと考えていますが、有名大学に行かせるにはこんなに早い時期から準備しなきゃならないのか、と壁を感じました。勉強以外でも、東京が地元のママさんの中には、二世帯住宅で家賃がかからなかったり、実家から手伝ってもらう話も聞きます。そういう家庭と比べたら、地方出身者が都会で子育てするのは損ですよね……」 利便性の高さなど、東京で子育てするメリットはたくさんあるはずですが、寛子さんや奈緒美さんのように悩みのタネになってしまう例も見受けられます。 一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
「まだ赤ちゃんを産んだばかりのころ、誰かママ友が欲しくて乳幼児向けのイベントに行ってみたんです。そこは、私より少し若いママ達のグループがもうできていて、元から知り合い同士でした。そういう人たちが中央の席を陣取っていたため、私が座るスペースは端のほうに……。育児に関する悩みなどを相談したいと思って来たのですが、ママ友の輪に加わることができず、その後は行かなくなりました」 知らない土地での慣れない育児は、孤立してしまうことがあるといいます。ただ、ママ友は職業や年齢など置かれた環境も違うため、なかなか親しくなるきっかけも難しいようです。そんな中、奈緒美さんにとってMさんは唯一といえるママ友です。地方出身者が都会で子育てするのは損?「私がMさんに対して劣等感を抱かなければよいのですが……。子どもから突然『この花、なんていうの? 』と聞かれたときにもさらりと答えてしまうくらいMさんは博識なので、思わず『どこの大学を出ているのですか?』と聞いたら、誰でも知っているような名門校でした」 地方と都心部では、大学進学率自体に数十パーセント差があることも。Mさんとは都会と地方という差だけではなく、学歴などの面でも優劣を感じてしまうそう。「大学の話をしたときも、Mさんは『別にたいしたことじゃないよ』って。自分から知識をひけらかさないので、余計こちらがみじめに感じてしまうんですよね……。Mさんの周りでは大学に行くのも普通のことで、Mさんは子どもが高学年になったら当然のように中学受験を考えていると話していました。聞いてみると、Mさんの学区では3分の1が中学受験をするため、珍しいことではないそうなのです」 奈緒美さんは、自分たち夫婦の収入では私立中学に通わせるのは難しいため中学受験を考えてはいませんが、子どもにも学力差が出てしまうのではないかと不安になったと語ります。「自分は短大卒で、夫は専門卒。娘が大学に行きたいと思ったら行かせたいと考えていますが、有名大学に行かせるにはこんなに早い時期から準備しなきゃならないのか、と壁を感じました。勉強以外でも、東京が地元のママさんの中には、二世帯住宅で家賃がかからなかったり、実家から手伝ってもらう話も聞きます。そういう家庭と比べたら、地方出身者が都会で子育てするのは損ですよね……」 利便性の高さなど、東京で子育てするメリットはたくさんあるはずですが、寛子さんや奈緒美さんのように悩みのタネになってしまう例も見受けられます。 一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
知らない土地での慣れない育児は、孤立してしまうことがあるといいます。ただ、ママ友は職業や年齢など置かれた環境も違うため、なかなか親しくなるきっかけも難しいようです。そんな中、奈緒美さんにとってMさんは唯一といえるママ友です。地方出身者が都会で子育てするのは損?「私がMさんに対して劣等感を抱かなければよいのですが……。子どもから突然『この花、なんていうの? 』と聞かれたときにもさらりと答えてしまうくらいMさんは博識なので、思わず『どこの大学を出ているのですか?』と聞いたら、誰でも知っているような名門校でした」 地方と都心部では、大学進学率自体に数十パーセント差があることも。Mさんとは都会と地方という差だけではなく、学歴などの面でも優劣を感じてしまうそう。「大学の話をしたときも、Mさんは『別にたいしたことじゃないよ』って。自分から知識をひけらかさないので、余計こちらがみじめに感じてしまうんですよね……。Mさんの周りでは大学に行くのも普通のことで、Mさんは子どもが高学年になったら当然のように中学受験を考えていると話していました。聞いてみると、Mさんの学区では3分の1が中学受験をするため、珍しいことではないそうなのです」 奈緒美さんは、自分たち夫婦の収入では私立中学に通わせるのは難しいため中学受験を考えてはいませんが、子どもにも学力差が出てしまうのではないかと不安になったと語ります。「自分は短大卒で、夫は専門卒。娘が大学に行きたいと思ったら行かせたいと考えていますが、有名大学に行かせるにはこんなに早い時期から準備しなきゃならないのか、と壁を感じました。勉強以外でも、東京が地元のママさんの中には、二世帯住宅で家賃がかからなかったり、実家から手伝ってもらう話も聞きます。そういう家庭と比べたら、地方出身者が都会で子育てするのは損ですよね……」 利便性の高さなど、東京で子育てするメリットはたくさんあるはずですが、寛子さんや奈緒美さんのように悩みのタネになってしまう例も見受けられます。 一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
「私がMさんに対して劣等感を抱かなければよいのですが……。子どもから突然『この花、なんていうの? 』と聞かれたときにもさらりと答えてしまうくらいMさんは博識なので、思わず『どこの大学を出ているのですか?』と聞いたら、誰でも知っているような名門校でした」 地方と都心部では、大学進学率自体に数十パーセント差があることも。Mさんとは都会と地方という差だけではなく、学歴などの面でも優劣を感じてしまうそう。「大学の話をしたときも、Mさんは『別にたいしたことじゃないよ』って。自分から知識をひけらかさないので、余計こちらがみじめに感じてしまうんですよね……。Mさんの周りでは大学に行くのも普通のことで、Mさんは子どもが高学年になったら当然のように中学受験を考えていると話していました。聞いてみると、Mさんの学区では3分の1が中学受験をするため、珍しいことではないそうなのです」 奈緒美さんは、自分たち夫婦の収入では私立中学に通わせるのは難しいため中学受験を考えてはいませんが、子どもにも学力差が出てしまうのではないかと不安になったと語ります。「自分は短大卒で、夫は専門卒。娘が大学に行きたいと思ったら行かせたいと考えていますが、有名大学に行かせるにはこんなに早い時期から準備しなきゃならないのか、と壁を感じました。勉強以外でも、東京が地元のママさんの中には、二世帯住宅で家賃がかからなかったり、実家から手伝ってもらう話も聞きます。そういう家庭と比べたら、地方出身者が都会で子育てするのは損ですよね……」 利便性の高さなど、東京で子育てするメリットはたくさんあるはずですが、寛子さんや奈緒美さんのように悩みのタネになってしまう例も見受けられます。 一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
地方と都心部では、大学進学率自体に数十パーセント差があることも。Mさんとは都会と地方という差だけではなく、学歴などの面でも優劣を感じてしまうそう。「大学の話をしたときも、Mさんは『別にたいしたことじゃないよ』って。自分から知識をひけらかさないので、余計こちらがみじめに感じてしまうんですよね……。Mさんの周りでは大学に行くのも普通のことで、Mさんは子どもが高学年になったら当然のように中学受験を考えていると話していました。聞いてみると、Mさんの学区では3分の1が中学受験をするため、珍しいことではないそうなのです」 奈緒美さんは、自分たち夫婦の収入では私立中学に通わせるのは難しいため中学受験を考えてはいませんが、子どもにも学力差が出てしまうのではないかと不安になったと語ります。「自分は短大卒で、夫は専門卒。娘が大学に行きたいと思ったら行かせたいと考えていますが、有名大学に行かせるにはこんなに早い時期から準備しなきゃならないのか、と壁を感じました。勉強以外でも、東京が地元のママさんの中には、二世帯住宅で家賃がかからなかったり、実家から手伝ってもらう話も聞きます。そういう家庭と比べたら、地方出身者が都会で子育てするのは損ですよね……」 利便性の高さなど、東京で子育てするメリットはたくさんあるはずですが、寛子さんや奈緒美さんのように悩みのタネになってしまう例も見受けられます。 一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
「大学の話をしたときも、Mさんは『別にたいしたことじゃないよ』って。自分から知識をひけらかさないので、余計こちらがみじめに感じてしまうんですよね……。Mさんの周りでは大学に行くのも普通のことで、Mさんは子どもが高学年になったら当然のように中学受験を考えていると話していました。聞いてみると、Mさんの学区では3分の1が中学受験をするため、珍しいことではないそうなのです」 奈緒美さんは、自分たち夫婦の収入では私立中学に通わせるのは難しいため中学受験を考えてはいませんが、子どもにも学力差が出てしまうのではないかと不安になったと語ります。「自分は短大卒で、夫は専門卒。娘が大学に行きたいと思ったら行かせたいと考えていますが、有名大学に行かせるにはこんなに早い時期から準備しなきゃならないのか、と壁を感じました。勉強以外でも、東京が地元のママさんの中には、二世帯住宅で家賃がかからなかったり、実家から手伝ってもらう話も聞きます。そういう家庭と比べたら、地方出身者が都会で子育てするのは損ですよね……」 利便性の高さなど、東京で子育てするメリットはたくさんあるはずですが、寛子さんや奈緒美さんのように悩みのタネになってしまう例も見受けられます。 一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
奈緒美さんは、自分たち夫婦の収入では私立中学に通わせるのは難しいため中学受験を考えてはいませんが、子どもにも学力差が出てしまうのではないかと不安になったと語ります。「自分は短大卒で、夫は専門卒。娘が大学に行きたいと思ったら行かせたいと考えていますが、有名大学に行かせるにはこんなに早い時期から準備しなきゃならないのか、と壁を感じました。勉強以外でも、東京が地元のママさんの中には、二世帯住宅で家賃がかからなかったり、実家から手伝ってもらう話も聞きます。そういう家庭と比べたら、地方出身者が都会で子育てするのは損ですよね……」 利便性の高さなど、東京で子育てするメリットはたくさんあるはずですが、寛子さんや奈緒美さんのように悩みのタネになってしまう例も見受けられます。 一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
「自分は短大卒で、夫は専門卒。娘が大学に行きたいと思ったら行かせたいと考えていますが、有名大学に行かせるにはこんなに早い時期から準備しなきゃならないのか、と壁を感じました。勉強以外でも、東京が地元のママさんの中には、二世帯住宅で家賃がかからなかったり、実家から手伝ってもらう話も聞きます。そういう家庭と比べたら、地方出身者が都会で子育てするのは損ですよね……」 利便性の高さなど、東京で子育てするメリットはたくさんあるはずですが、寛子さんや奈緒美さんのように悩みのタネになってしまう例も見受けられます。 一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
利便性の高さなど、東京で子育てするメリットはたくさんあるはずですが、寛子さんや奈緒美さんのように悩みのタネになってしまう例も見受けられます。 一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
一説には、子どもと一緒にいられる時間は、睡眠時間や労働時間などを除くと、生涯を通して約9年という試算もあります。子育て中は正解がわからず、周りがよく見えたりもしますが、置かれた環境の中で、子どもと一緒に過ごせる時間を最大限に楽しむ余裕も必要なのかもしれません。池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration
池守りぜね◎東京都生まれ。フリーライター。大学卒業後、インプレスに入社。ネットメディアで記者を務めた。その後、出版社勤務を経て独立。育児、グルメ、エンタメに関する記事のほか、インタビューも多数執筆。『一瞬と永遠』、『絶叫2』など、映像脚本も手掛ける。プライベートでは女児のママ。Twitter:@rizeneration