東京のコロナ患者、救急搬送されないケース急増 119番通報7倍に

新型コロナウイルスに感染した自宅療養者らが容体の悪化により救急搬送を要請した119番通報が2~8日、東京都内で1668件に上り、7月12~18日(233件)の約7倍に急増したことが東京消防庁への取材で判明した。このうち約6割の959件は搬送されなかった。症状などから保健所の判断で自宅療養継続となったほか、病床の逼迫(ひっぱく)により、医療機関が受け入れられなかったケースもあったとみられる。
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同庁によると、新型コロナ陽性患者の搬送は2~8日に709件あった。通報から医療機関の到着までにかかった時間別の内訳は、「1時間未満」80件(7月12~18日比42件増)▽「1時間以上3時間未満」478件(同355件増)▽「3時間以上5時間未満」99件(同88件増)。7月12~18日にゼロだった「5時間以上」は52件となった。搬送されなかったケースも同期間比898件増と大幅に増えた。【鈴木拓也】