小池都知事、パラ“学校観戦”実施を強調「やはり教育的価値は高いと思う」

東京都の小池百合子知事は19日、都議会の第2回臨時会後に記者団の取材に応じ、東京パラリンピックにおける児童や生徒らの観戦について「希望されるお子さんが、実際にパラリンピアンの努力や姿をみることは、やはり教育的な価値は高いと思う」と述べ、実施する意向を改めて強調した。
小中高生などが学校単位で参加する「学校連携観戦プログラム」を巡っては、全国的に新型コロナウイルス感染が拡大している現状などから、18日に行われた都教育委員会で委員全員が実施に反対。この日の都議会でも一部都議から実施に批判的な声が上がった。
また、政府の新型コロナ分科会の尾身茂会長はこの日、感染状況について「オリンピック開始時期と、パラリンピック開始時期を比較すると、今の状況はかなり悪い」とし、同プログラム実施には慎重な姿勢を示した。
小池氏は、尾身氏の指摘に関して「尾身会長には、五輪の際も同様のご指摘を頂いていたと思うが、安全安心な大会としてやり切ったという経験を生かしてパラリンピックに臨んでいきたい」と言及。「皆さんには、パラを通して色々と感じて頂きたい。安全安心に開く大会にご協力いただきたい」と述べた。
東京都は19日、新型コロナウイルスの感染者が新たに5534人確認されたと発表した。今月13日(5773人)に次いで過去2番目の多さ。重症者は前日から1人減の274人となり過去最多を更新した。この日は新たに70代~80代の男女4人の死亡が報告された。