国会トイレで女性盗撮疑いの経産省職員を書類送検 「待ち伏せした」

国会議事堂内の女性用トイレで衆院事務局の女性職員を盗撮したとして、警視庁町署は19日、経済産業省の男性職員(33)=秘書課付=を東京都迷惑防止条例違反の疑いで書類送検した。捜査関係者への取材で判明した。男性職員は事件当時、同省大臣官房総務課国会連絡室係長として国会に出入りしており、「女性職員のことは以前から知っていて好意を抱いていた。性的な欲求を満たすためにやってしまった」と容疑を認めているという。
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書類送検容疑は4月23日午後5時40分ごろ、東京都千代田区永田町の国会議事堂内にある衆院2階の女性用トイレで、隣の個室からスマートフォンで20代の女性職員を盗撮したとしている。女性職員が盗撮に気付いて声を上げたため逃走したとみられる。女性職員が被害届を提出していた。男性職員は「国会内で女性職員を待ち伏せしてついて行き、トイレの隣の個室から盗撮したことが複数回あった」とも供述しているという。
捜査関係者によると、逃げた時の後ろ姿やスマートフォンの色などから男性職員が浮上。同署が事情を聴いたところ、関与を認めたという。
経産省は「誠に遺憾。今後、厳正に対処する」とコメントした。
事件を巡っては、衆院議長の了解を得て同署が実況見分を実施。衆参両院議長に警察権がある国会内を警察官が捜査する異例の事態となった。【林田奈々】