図書館が預かった戦時中資料に入っていたのは…不発弾2発、うち1発に信管

18日午前10時頃、高知県香南市野市町西野の市立野市図書館の職員から「不発弾のような砲弾がある」と高知県警南国署に通報があった。
砲弾は2発で、うち1発に信管が残っていた。ただちに爆発する危険性はなかったが、図書館は臨時休館、周辺の道路が一時通行止めになるなど騒然となった。同署が回収し、陸上自衛隊が処理する方針。
砲弾は旧日本軍のものとみられ、いずれも長さ15センチ、直径5センチ。同市教委によると、8日に市の職員が市民から戦時中の資料として書籍や衣類などが入った段ボール7箱ほどを預かり、10日までのいちふれあいセンターの事務室に保管。11日に同図書館3階展示室に運んで整理したところ、砲弾のようなものを確認したが、作業が終わった18日になって同署に相談したという。
図書館には11日からこの日臨時休館するまで計約940人が来館。報告が遅れたことについて市は「担当者が安全に処理されていると思い込んでいた」と説明。「市民にご迷惑をおかけし申し訳ない」としている。