千葉県がコロナ感染妊婦の受け入れ強化要請 入院先なく、乳児死亡で

新型コロナウイルスに感染した千葉県柏市の妊婦が、入院できる医療機関がなく自宅で早産し乳児が死亡した問題で、県は20日、感染した妊婦の受け入れ態勢を強化するよう医療機関に要請した。県によると、リスクの高い分娩(ぶんべん)に対応する県内の周産期母子医療センター12施設のうち、千葉大医学部付属病院など2施設が20日午前の段階で準備を進めているという。
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かかりつけの産科医に対しても、可能な限りの対面診察と、周産期母子医療センターなどで受け入れが難しい場合は自院での対応を想定して準備するように求めた。
柏市で起きた事案では、県が15日から一般のコロナ患者として妊娠29週の妊婦の受け入れ先を探したものの、県内の病床が逼迫(ひっぱく)し、入院先が見つからなかった。17日には腹部の張りや出血などの症状が見られたが、周産期母子医療センターなどでも対応できず、同日に生まれた乳児が死亡した。【石川勝義】