海峡越え客続々 下関市、人気市場に営業自粛要請へ

関門海峡をはさみ福岡県と向き合う山口県下関市の唐戸市場では20日、握りずしや海鮮丼が人気のイベント「活(い)きいき馬関街(ばかんがい)」があり、駐車場は県外ナンバーの車が目立った。
市は出店業者に営業自粛を求める方針で、感染拡大に神経をとがらせている。
20店舗余りの出店業者のうち、この日営業したのは6店舗。若者客が多く、北九州市から訪れた大学生の男子3人は緊急事態宣言について「効果が薄れているのは明らかだ」。3人とも新型コロナワクチンの接種を2回済ませたと言い、「感染リスクは下がったと思うけど、油断はできない」などと話した。
出店業者は胸の内をこう語った。「水産業界自体が厳しいのに、営業自粛はものすごい打撃。私たちも生活がかかっている。心苦しいけれど、お客さんが来てくださる以上、精いっぱい営業したい」(貞松慎二郎)