娘が主役に抜擢されたママ友の「勝ち誇った顔」が忘れらない…「バレエ教室」で起こった壮絶すぎる大騒動

仲良し3人組のお友達同士で、小学校1年生の子供をバレエ教室に通わせることにしたママ友たち。最初は“お友達と一緒だと安心”と考えていたものの、子どもたちのバレエの実力差が露わになるにつれ、ママ友同士の間に微妙な雰囲気が……。
後編となる本稿では、3人のママ友間のトラブルが、やがてバレエ教室全体を巻き込んだ大騒動となった実際の事例について紹介します。
【前編】子どもの「バレエの発表会」で、“主役の座”をめぐって起こったママ友たちのヤバすぎる「抗争」

小学校1年生女の子の仲良しママ3人組で入ったバレエ教室の発表会配役決定の日。わが子の配役を楽しみに発表を待つのが本来の姿なのですが、Aさんはそれどころではありません。
「Bさんの子どもが主役なら、Cさんは辞めてしまわないだろうか」
「Cさんの子どもだった場合、Bさんは子どもにキツくあたるのではないだろうか」
そして、もうひとつ大きな問題がAさんの心に暗い影を落としていました。それは、母親同士のいざこざが子ども達にも波及しているのではないかと感じることが多くなっていたことです。
BさんとCさんが距離を置いてからも、しばらくの間、子ども達は3人で仲良く過ごしていました。しかし、ここ最近は3人バラバラで過ごすことが多く、自分の子どもも「バレエ教室、あまり楽しくない」というようなことを口にするようになっていたのです。[PHOTO]iStockいよいよ発表の時。全員が固唾を飲んで見守る中、主役の座を勝ち取ったのは、一番運動が苦手だったCさんの子どもでした。「Cさんの、あの勝ち誇った顔は忘れられません」Aさんは嘆きます。同時にBさんの子どもは号泣し、それを見たAさんは「私がバレエ教室の話なんてしてしまったから、自分のせいだ」と自分を激しく責めました。みんな一緒だったら楽しみも倍増するだろうと期待していたのに、まさかこんなことになるなんて…。負け惜しみでデマを流したこの日を境に、Bさんは送迎以外ほとんど教室に来なくなってしまいました。Aさんは極力Bさんの子どもに声をかけ、励まし続けます。Cさんは以前にも増して熱心に通いつめ、上機嫌でAさんに話しかけてくることが増えました。「娘がうまく踊れなかった時、Aさんが励ましてくれたおかげで、こんなに上手になれたよ! 本当にありがとう」笑顔でそう言うCさんに対して、微笑み返しながらも少し複雑な気持ちを抱えていたのも事実です。 バレエの発表会自体は、小さな女の子たちが日ごろの成果を一生懸命発揮する場となり、Aさんは煩わしいトラブルの件はしばし忘れて、わが子の成長に感動しっぱなしだったそうです。お互い離れた席で座っていたBさんとCさんも、こちらが見る限りでは楽しそうな様子で、Aさんはほっと胸をなでおろします。発表会が終わり、このまま少しずつ何事もなく過ぎていけば…そう思っていた数日後、バレエ教室にいる他の母親から、こんな質問を受けました。「発表会で主役に選ばれるよう、Cさんが先生に特別な贈り物をしていたって話、本当?」嫌な予感がしました。わざわざこんな噂を流す相手はそうそういません。恐る恐るBさんに尋ねてみると「毎回レッスンに押しかけ、先生に媚びを売っていた」「母親自ら熱心さをアピールして、みっともないったらありゃしない」「実力がない超初心者が主役なんて選ばれるはずがない。きっと、裏で金品を渡しているに違いない」と平然と言ってのけるのです。AさんはBさんに恐怖すら感じ、絶望的な気持ちになりました。[PHOTO]iStock一方、Cさんはそんな噂はどこ吹く風です。「負け惜しみほど、見苦しいものはないよね」「レッスンを始めた時期なんて全く関係ない。努力した結果がついてきただけ」確かにその通りです。先生に対しCさんが裏で金品を渡していたことは事実ではありませんし、Cさんの子どもはとても頑張ってレッスンを受けていました。でもAさんは、Cさんの中に強く「Bさんには負けたくない」という気持ちが見え隠れして、素直に同調することができませんでした。教室の先生が一喝どっちつかずのAさんがオロオロしているうちに、BさんとCさんは全く関係のない他の母親達をも巻き込みはじめます。両者それぞれの主張を支持する母親、野次馬根性で2人の間を行ったり来たりする母親…あることないこと噂が飛び交い、収拾がつかない事態となってしまったのです。もともとバレエは競争の世界。小さな子どもの習い事だったとしても、母親達は誰しも「わが子が1番」と思っているわけですから、小さな火種が常にくすぶっている中で、母親達の感情が爆発したのかもしれません。そして、子どもは母親の影響を強く受けます。連動するように子ども達の間でも度々トラブルが発生してしまい、ついにはAさんの子どもは「バレエに行きたくない」と言い出してしまいました。[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
[PHOTO]iStockいよいよ発表の時。全員が固唾を飲んで見守る中、主役の座を勝ち取ったのは、一番運動が苦手だったCさんの子どもでした。「Cさんの、あの勝ち誇った顔は忘れられません」Aさんは嘆きます。同時にBさんの子どもは号泣し、それを見たAさんは「私がバレエ教室の話なんてしてしまったから、自分のせいだ」と自分を激しく責めました。みんな一緒だったら楽しみも倍増するだろうと期待していたのに、まさかこんなことになるなんて…。負け惜しみでデマを流したこの日を境に、Bさんは送迎以外ほとんど教室に来なくなってしまいました。Aさんは極力Bさんの子どもに声をかけ、励まし続けます。Cさんは以前にも増して熱心に通いつめ、上機嫌でAさんに話しかけてくることが増えました。「娘がうまく踊れなかった時、Aさんが励ましてくれたおかげで、こんなに上手になれたよ! 本当にありがとう」笑顔でそう言うCさんに対して、微笑み返しながらも少し複雑な気持ちを抱えていたのも事実です。 バレエの発表会自体は、小さな女の子たちが日ごろの成果を一生懸命発揮する場となり、Aさんは煩わしいトラブルの件はしばし忘れて、わが子の成長に感動しっぱなしだったそうです。お互い離れた席で座っていたBさんとCさんも、こちらが見る限りでは楽しそうな様子で、Aさんはほっと胸をなでおろします。発表会が終わり、このまま少しずつ何事もなく過ぎていけば…そう思っていた数日後、バレエ教室にいる他の母親から、こんな質問を受けました。「発表会で主役に選ばれるよう、Cさんが先生に特別な贈り物をしていたって話、本当?」嫌な予感がしました。わざわざこんな噂を流す相手はそうそういません。恐る恐るBさんに尋ねてみると「毎回レッスンに押しかけ、先生に媚びを売っていた」「母親自ら熱心さをアピールして、みっともないったらありゃしない」「実力がない超初心者が主役なんて選ばれるはずがない。きっと、裏で金品を渡しているに違いない」と平然と言ってのけるのです。AさんはBさんに恐怖すら感じ、絶望的な気持ちになりました。[PHOTO]iStock一方、Cさんはそんな噂はどこ吹く風です。「負け惜しみほど、見苦しいものはないよね」「レッスンを始めた時期なんて全く関係ない。努力した結果がついてきただけ」確かにその通りです。先生に対しCさんが裏で金品を渡していたことは事実ではありませんし、Cさんの子どもはとても頑張ってレッスンを受けていました。でもAさんは、Cさんの中に強く「Bさんには負けたくない」という気持ちが見え隠れして、素直に同調することができませんでした。教室の先生が一喝どっちつかずのAさんがオロオロしているうちに、BさんとCさんは全く関係のない他の母親達をも巻き込みはじめます。両者それぞれの主張を支持する母親、野次馬根性で2人の間を行ったり来たりする母親…あることないこと噂が飛び交い、収拾がつかない事態となってしまったのです。もともとバレエは競争の世界。小さな子どもの習い事だったとしても、母親達は誰しも「わが子が1番」と思っているわけですから、小さな火種が常にくすぶっている中で、母親達の感情が爆発したのかもしれません。そして、子どもは母親の影響を強く受けます。連動するように子ども達の間でも度々トラブルが発生してしまい、ついにはAさんの子どもは「バレエに行きたくない」と言い出してしまいました。[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
いよいよ発表の時。全員が固唾を飲んで見守る中、主役の座を勝ち取ったのは、一番運動が苦手だったCさんの子どもでした。「Cさんの、あの勝ち誇った顔は忘れられません」Aさんは嘆きます。同時にBさんの子どもは号泣し、それを見たAさんは「私がバレエ教室の話なんてしてしまったから、自分のせいだ」と自分を激しく責めました。みんな一緒だったら楽しみも倍増するだろうと期待していたのに、まさかこんなことになるなんて…。負け惜しみでデマを流したこの日を境に、Bさんは送迎以外ほとんど教室に来なくなってしまいました。Aさんは極力Bさんの子どもに声をかけ、励まし続けます。Cさんは以前にも増して熱心に通いつめ、上機嫌でAさんに話しかけてくることが増えました。「娘がうまく踊れなかった時、Aさんが励ましてくれたおかげで、こんなに上手になれたよ! 本当にありがとう」笑顔でそう言うCさんに対して、微笑み返しながらも少し複雑な気持ちを抱えていたのも事実です。 バレエの発表会自体は、小さな女の子たちが日ごろの成果を一生懸命発揮する場となり、Aさんは煩わしいトラブルの件はしばし忘れて、わが子の成長に感動しっぱなしだったそうです。お互い離れた席で座っていたBさんとCさんも、こちらが見る限りでは楽しそうな様子で、Aさんはほっと胸をなでおろします。発表会が終わり、このまま少しずつ何事もなく過ぎていけば…そう思っていた数日後、バレエ教室にいる他の母親から、こんな質問を受けました。「発表会で主役に選ばれるよう、Cさんが先生に特別な贈り物をしていたって話、本当?」嫌な予感がしました。わざわざこんな噂を流す相手はそうそういません。恐る恐るBさんに尋ねてみると「毎回レッスンに押しかけ、先生に媚びを売っていた」「母親自ら熱心さをアピールして、みっともないったらありゃしない」「実力がない超初心者が主役なんて選ばれるはずがない。きっと、裏で金品を渡しているに違いない」と平然と言ってのけるのです。AさんはBさんに恐怖すら感じ、絶望的な気持ちになりました。[PHOTO]iStock一方、Cさんはそんな噂はどこ吹く風です。「負け惜しみほど、見苦しいものはないよね」「レッスンを始めた時期なんて全く関係ない。努力した結果がついてきただけ」確かにその通りです。先生に対しCさんが裏で金品を渡していたことは事実ではありませんし、Cさんの子どもはとても頑張ってレッスンを受けていました。でもAさんは、Cさんの中に強く「Bさんには負けたくない」という気持ちが見え隠れして、素直に同調することができませんでした。教室の先生が一喝どっちつかずのAさんがオロオロしているうちに、BさんとCさんは全く関係のない他の母親達をも巻き込みはじめます。両者それぞれの主張を支持する母親、野次馬根性で2人の間を行ったり来たりする母親…あることないこと噂が飛び交い、収拾がつかない事態となってしまったのです。もともとバレエは競争の世界。小さな子どもの習い事だったとしても、母親達は誰しも「わが子が1番」と思っているわけですから、小さな火種が常にくすぶっている中で、母親達の感情が爆発したのかもしれません。そして、子どもは母親の影響を強く受けます。連動するように子ども達の間でも度々トラブルが発生してしまい、ついにはAさんの子どもは「バレエに行きたくない」と言い出してしまいました。[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
「Cさんの、あの勝ち誇った顔は忘れられません」Aさんは嘆きます。同時にBさんの子どもは号泣し、それを見たAさんは「私がバレエ教室の話なんてしてしまったから、自分のせいだ」と自分を激しく責めました。みんな一緒だったら楽しみも倍増するだろうと期待していたのに、まさかこんなことになるなんて…。負け惜しみでデマを流したこの日を境に、Bさんは送迎以外ほとんど教室に来なくなってしまいました。Aさんは極力Bさんの子どもに声をかけ、励まし続けます。Cさんは以前にも増して熱心に通いつめ、上機嫌でAさんに話しかけてくることが増えました。「娘がうまく踊れなかった時、Aさんが励ましてくれたおかげで、こんなに上手になれたよ! 本当にありがとう」笑顔でそう言うCさんに対して、微笑み返しながらも少し複雑な気持ちを抱えていたのも事実です。 バレエの発表会自体は、小さな女の子たちが日ごろの成果を一生懸命発揮する場となり、Aさんは煩わしいトラブルの件はしばし忘れて、わが子の成長に感動しっぱなしだったそうです。お互い離れた席で座っていたBさんとCさんも、こちらが見る限りでは楽しそうな様子で、Aさんはほっと胸をなでおろします。発表会が終わり、このまま少しずつ何事もなく過ぎていけば…そう思っていた数日後、バレエ教室にいる他の母親から、こんな質問を受けました。「発表会で主役に選ばれるよう、Cさんが先生に特別な贈り物をしていたって話、本当?」嫌な予感がしました。わざわざこんな噂を流す相手はそうそういません。恐る恐るBさんに尋ねてみると「毎回レッスンに押しかけ、先生に媚びを売っていた」「母親自ら熱心さをアピールして、みっともないったらありゃしない」「実力がない超初心者が主役なんて選ばれるはずがない。きっと、裏で金品を渡しているに違いない」と平然と言ってのけるのです。AさんはBさんに恐怖すら感じ、絶望的な気持ちになりました。[PHOTO]iStock一方、Cさんはそんな噂はどこ吹く風です。「負け惜しみほど、見苦しいものはないよね」「レッスンを始めた時期なんて全く関係ない。努力した結果がついてきただけ」確かにその通りです。先生に対しCさんが裏で金品を渡していたことは事実ではありませんし、Cさんの子どもはとても頑張ってレッスンを受けていました。でもAさんは、Cさんの中に強く「Bさんには負けたくない」という気持ちが見え隠れして、素直に同調することができませんでした。教室の先生が一喝どっちつかずのAさんがオロオロしているうちに、BさんとCさんは全く関係のない他の母親達をも巻き込みはじめます。両者それぞれの主張を支持する母親、野次馬根性で2人の間を行ったり来たりする母親…あることないこと噂が飛び交い、収拾がつかない事態となってしまったのです。もともとバレエは競争の世界。小さな子どもの習い事だったとしても、母親達は誰しも「わが子が1番」と思っているわけですから、小さな火種が常にくすぶっている中で、母親達の感情が爆発したのかもしれません。そして、子どもは母親の影響を強く受けます。連動するように子ども達の間でも度々トラブルが発生してしまい、ついにはAさんの子どもは「バレエに行きたくない」と言い出してしまいました。[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
Aさんは嘆きます。同時にBさんの子どもは号泣し、それを見たAさんは「私がバレエ教室の話なんてしてしまったから、自分のせいだ」と自分を激しく責めました。みんな一緒だったら楽しみも倍増するだろうと期待していたのに、まさかこんなことになるなんて…。負け惜しみでデマを流したこの日を境に、Bさんは送迎以外ほとんど教室に来なくなってしまいました。Aさんは極力Bさんの子どもに声をかけ、励まし続けます。Cさんは以前にも増して熱心に通いつめ、上機嫌でAさんに話しかけてくることが増えました。「娘がうまく踊れなかった時、Aさんが励ましてくれたおかげで、こんなに上手になれたよ! 本当にありがとう」笑顔でそう言うCさんに対して、微笑み返しながらも少し複雑な気持ちを抱えていたのも事実です。 バレエの発表会自体は、小さな女の子たちが日ごろの成果を一生懸命発揮する場となり、Aさんは煩わしいトラブルの件はしばし忘れて、わが子の成長に感動しっぱなしだったそうです。お互い離れた席で座っていたBさんとCさんも、こちらが見る限りでは楽しそうな様子で、Aさんはほっと胸をなでおろします。発表会が終わり、このまま少しずつ何事もなく過ぎていけば…そう思っていた数日後、バレエ教室にいる他の母親から、こんな質問を受けました。「発表会で主役に選ばれるよう、Cさんが先生に特別な贈り物をしていたって話、本当?」嫌な予感がしました。わざわざこんな噂を流す相手はそうそういません。恐る恐るBさんに尋ねてみると「毎回レッスンに押しかけ、先生に媚びを売っていた」「母親自ら熱心さをアピールして、みっともないったらありゃしない」「実力がない超初心者が主役なんて選ばれるはずがない。きっと、裏で金品を渡しているに違いない」と平然と言ってのけるのです。AさんはBさんに恐怖すら感じ、絶望的な気持ちになりました。[PHOTO]iStock一方、Cさんはそんな噂はどこ吹く風です。「負け惜しみほど、見苦しいものはないよね」「レッスンを始めた時期なんて全く関係ない。努力した結果がついてきただけ」確かにその通りです。先生に対しCさんが裏で金品を渡していたことは事実ではありませんし、Cさんの子どもはとても頑張ってレッスンを受けていました。でもAさんは、Cさんの中に強く「Bさんには負けたくない」という気持ちが見え隠れして、素直に同調することができませんでした。教室の先生が一喝どっちつかずのAさんがオロオロしているうちに、BさんとCさんは全く関係のない他の母親達をも巻き込みはじめます。両者それぞれの主張を支持する母親、野次馬根性で2人の間を行ったり来たりする母親…あることないこと噂が飛び交い、収拾がつかない事態となってしまったのです。もともとバレエは競争の世界。小さな子どもの習い事だったとしても、母親達は誰しも「わが子が1番」と思っているわけですから、小さな火種が常にくすぶっている中で、母親達の感情が爆発したのかもしれません。そして、子どもは母親の影響を強く受けます。連動するように子ども達の間でも度々トラブルが発生してしまい、ついにはAさんの子どもは「バレエに行きたくない」と言い出してしまいました。[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
この日を境に、Bさんは送迎以外ほとんど教室に来なくなってしまいました。Aさんは極力Bさんの子どもに声をかけ、励まし続けます。Cさんは以前にも増して熱心に通いつめ、上機嫌でAさんに話しかけてくることが増えました。「娘がうまく踊れなかった時、Aさんが励ましてくれたおかげで、こんなに上手になれたよ! 本当にありがとう」笑顔でそう言うCさんに対して、微笑み返しながらも少し複雑な気持ちを抱えていたのも事実です。 バレエの発表会自体は、小さな女の子たちが日ごろの成果を一生懸命発揮する場となり、Aさんは煩わしいトラブルの件はしばし忘れて、わが子の成長に感動しっぱなしだったそうです。お互い離れた席で座っていたBさんとCさんも、こちらが見る限りでは楽しそうな様子で、Aさんはほっと胸をなでおろします。発表会が終わり、このまま少しずつ何事もなく過ぎていけば…そう思っていた数日後、バレエ教室にいる他の母親から、こんな質問を受けました。「発表会で主役に選ばれるよう、Cさんが先生に特別な贈り物をしていたって話、本当?」嫌な予感がしました。わざわざこんな噂を流す相手はそうそういません。恐る恐るBさんに尋ねてみると「毎回レッスンに押しかけ、先生に媚びを売っていた」「母親自ら熱心さをアピールして、みっともないったらありゃしない」「実力がない超初心者が主役なんて選ばれるはずがない。きっと、裏で金品を渡しているに違いない」と平然と言ってのけるのです。AさんはBさんに恐怖すら感じ、絶望的な気持ちになりました。[PHOTO]iStock一方、Cさんはそんな噂はどこ吹く風です。「負け惜しみほど、見苦しいものはないよね」「レッスンを始めた時期なんて全く関係ない。努力した結果がついてきただけ」確かにその通りです。先生に対しCさんが裏で金品を渡していたことは事実ではありませんし、Cさんの子どもはとても頑張ってレッスンを受けていました。でもAさんは、Cさんの中に強く「Bさんには負けたくない」という気持ちが見え隠れして、素直に同調することができませんでした。教室の先生が一喝どっちつかずのAさんがオロオロしているうちに、BさんとCさんは全く関係のない他の母親達をも巻き込みはじめます。両者それぞれの主張を支持する母親、野次馬根性で2人の間を行ったり来たりする母親…あることないこと噂が飛び交い、収拾がつかない事態となってしまったのです。もともとバレエは競争の世界。小さな子どもの習い事だったとしても、母親達は誰しも「わが子が1番」と思っているわけですから、小さな火種が常にくすぶっている中で、母親達の感情が爆発したのかもしれません。そして、子どもは母親の影響を強く受けます。連動するように子ども達の間でも度々トラブルが発生してしまい、ついにはAさんの子どもは「バレエに行きたくない」と言い出してしまいました。[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
「娘がうまく踊れなかった時、Aさんが励ましてくれたおかげで、こんなに上手になれたよ! 本当にありがとう」笑顔でそう言うCさんに対して、微笑み返しながらも少し複雑な気持ちを抱えていたのも事実です。 バレエの発表会自体は、小さな女の子たちが日ごろの成果を一生懸命発揮する場となり、Aさんは煩わしいトラブルの件はしばし忘れて、わが子の成長に感動しっぱなしだったそうです。お互い離れた席で座っていたBさんとCさんも、こちらが見る限りでは楽しそうな様子で、Aさんはほっと胸をなでおろします。発表会が終わり、このまま少しずつ何事もなく過ぎていけば…そう思っていた数日後、バレエ教室にいる他の母親から、こんな質問を受けました。「発表会で主役に選ばれるよう、Cさんが先生に特別な贈り物をしていたって話、本当?」嫌な予感がしました。わざわざこんな噂を流す相手はそうそういません。恐る恐るBさんに尋ねてみると「毎回レッスンに押しかけ、先生に媚びを売っていた」「母親自ら熱心さをアピールして、みっともないったらありゃしない」「実力がない超初心者が主役なんて選ばれるはずがない。きっと、裏で金品を渡しているに違いない」と平然と言ってのけるのです。AさんはBさんに恐怖すら感じ、絶望的な気持ちになりました。[PHOTO]iStock一方、Cさんはそんな噂はどこ吹く風です。「負け惜しみほど、見苦しいものはないよね」「レッスンを始めた時期なんて全く関係ない。努力した結果がついてきただけ」確かにその通りです。先生に対しCさんが裏で金品を渡していたことは事実ではありませんし、Cさんの子どもはとても頑張ってレッスンを受けていました。でもAさんは、Cさんの中に強く「Bさんには負けたくない」という気持ちが見え隠れして、素直に同調することができませんでした。教室の先生が一喝どっちつかずのAさんがオロオロしているうちに、BさんとCさんは全く関係のない他の母親達をも巻き込みはじめます。両者それぞれの主張を支持する母親、野次馬根性で2人の間を行ったり来たりする母親…あることないこと噂が飛び交い、収拾がつかない事態となってしまったのです。もともとバレエは競争の世界。小さな子どもの習い事だったとしても、母親達は誰しも「わが子が1番」と思っているわけですから、小さな火種が常にくすぶっている中で、母親達の感情が爆発したのかもしれません。そして、子どもは母親の影響を強く受けます。連動するように子ども達の間でも度々トラブルが発生してしまい、ついにはAさんの子どもは「バレエに行きたくない」と言い出してしまいました。[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
笑顔でそう言うCさんに対して、微笑み返しながらも少し複雑な気持ちを抱えていたのも事実です。 バレエの発表会自体は、小さな女の子たちが日ごろの成果を一生懸命発揮する場となり、Aさんは煩わしいトラブルの件はしばし忘れて、わが子の成長に感動しっぱなしだったそうです。お互い離れた席で座っていたBさんとCさんも、こちらが見る限りでは楽しそうな様子で、Aさんはほっと胸をなでおろします。発表会が終わり、このまま少しずつ何事もなく過ぎていけば…そう思っていた数日後、バレエ教室にいる他の母親から、こんな質問を受けました。「発表会で主役に選ばれるよう、Cさんが先生に特別な贈り物をしていたって話、本当?」嫌な予感がしました。わざわざこんな噂を流す相手はそうそういません。恐る恐るBさんに尋ねてみると「毎回レッスンに押しかけ、先生に媚びを売っていた」「母親自ら熱心さをアピールして、みっともないったらありゃしない」「実力がない超初心者が主役なんて選ばれるはずがない。きっと、裏で金品を渡しているに違いない」と平然と言ってのけるのです。AさんはBさんに恐怖すら感じ、絶望的な気持ちになりました。[PHOTO]iStock一方、Cさんはそんな噂はどこ吹く風です。「負け惜しみほど、見苦しいものはないよね」「レッスンを始めた時期なんて全く関係ない。努力した結果がついてきただけ」確かにその通りです。先生に対しCさんが裏で金品を渡していたことは事実ではありませんし、Cさんの子どもはとても頑張ってレッスンを受けていました。でもAさんは、Cさんの中に強く「Bさんには負けたくない」という気持ちが見え隠れして、素直に同調することができませんでした。教室の先生が一喝どっちつかずのAさんがオロオロしているうちに、BさんとCさんは全く関係のない他の母親達をも巻き込みはじめます。両者それぞれの主張を支持する母親、野次馬根性で2人の間を行ったり来たりする母親…あることないこと噂が飛び交い、収拾がつかない事態となってしまったのです。もともとバレエは競争の世界。小さな子どもの習い事だったとしても、母親達は誰しも「わが子が1番」と思っているわけですから、小さな火種が常にくすぶっている中で、母親達の感情が爆発したのかもしれません。そして、子どもは母親の影響を強く受けます。連動するように子ども達の間でも度々トラブルが発生してしまい、ついにはAさんの子どもは「バレエに行きたくない」と言い出してしまいました。[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
バレエの発表会自体は、小さな女の子たちが日ごろの成果を一生懸命発揮する場となり、Aさんは煩わしいトラブルの件はしばし忘れて、わが子の成長に感動しっぱなしだったそうです。お互い離れた席で座っていたBさんとCさんも、こちらが見る限りでは楽しそうな様子で、Aさんはほっと胸をなでおろします。発表会が終わり、このまま少しずつ何事もなく過ぎていけば…そう思っていた数日後、バレエ教室にいる他の母親から、こんな質問を受けました。「発表会で主役に選ばれるよう、Cさんが先生に特別な贈り物をしていたって話、本当?」嫌な予感がしました。わざわざこんな噂を流す相手はそうそういません。恐る恐るBさんに尋ねてみると「毎回レッスンに押しかけ、先生に媚びを売っていた」「母親自ら熱心さをアピールして、みっともないったらありゃしない」「実力がない超初心者が主役なんて選ばれるはずがない。きっと、裏で金品を渡しているに違いない」と平然と言ってのけるのです。AさんはBさんに恐怖すら感じ、絶望的な気持ちになりました。[PHOTO]iStock一方、Cさんはそんな噂はどこ吹く風です。「負け惜しみほど、見苦しいものはないよね」「レッスンを始めた時期なんて全く関係ない。努力した結果がついてきただけ」確かにその通りです。先生に対しCさんが裏で金品を渡していたことは事実ではありませんし、Cさんの子どもはとても頑張ってレッスンを受けていました。でもAさんは、Cさんの中に強く「Bさんには負けたくない」という気持ちが見え隠れして、素直に同調することができませんでした。教室の先生が一喝どっちつかずのAさんがオロオロしているうちに、BさんとCさんは全く関係のない他の母親達をも巻き込みはじめます。両者それぞれの主張を支持する母親、野次馬根性で2人の間を行ったり来たりする母親…あることないこと噂が飛び交い、収拾がつかない事態となってしまったのです。もともとバレエは競争の世界。小さな子どもの習い事だったとしても、母親達は誰しも「わが子が1番」と思っているわけですから、小さな火種が常にくすぶっている中で、母親達の感情が爆発したのかもしれません。そして、子どもは母親の影響を強く受けます。連動するように子ども達の間でも度々トラブルが発生してしまい、ついにはAさんの子どもは「バレエに行きたくない」と言い出してしまいました。[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
バレエの発表会自体は、小さな女の子たちが日ごろの成果を一生懸命発揮する場となり、Aさんは煩わしいトラブルの件はしばし忘れて、わが子の成長に感動しっぱなしだったそうです。お互い離れた席で座っていたBさんとCさんも、こちらが見る限りでは楽しそうな様子で、Aさんはほっと胸をなでおろします。発表会が終わり、このまま少しずつ何事もなく過ぎていけば…そう思っていた数日後、バレエ教室にいる他の母親から、こんな質問を受けました。「発表会で主役に選ばれるよう、Cさんが先生に特別な贈り物をしていたって話、本当?」嫌な予感がしました。わざわざこんな噂を流す相手はそうそういません。恐る恐るBさんに尋ねてみると「毎回レッスンに押しかけ、先生に媚びを売っていた」「母親自ら熱心さをアピールして、みっともないったらありゃしない」「実力がない超初心者が主役なんて選ばれるはずがない。きっと、裏で金品を渡しているに違いない」と平然と言ってのけるのです。AさんはBさんに恐怖すら感じ、絶望的な気持ちになりました。[PHOTO]iStock一方、Cさんはそんな噂はどこ吹く風です。「負け惜しみほど、見苦しいものはないよね」「レッスンを始めた時期なんて全く関係ない。努力した結果がついてきただけ」確かにその通りです。先生に対しCさんが裏で金品を渡していたことは事実ではありませんし、Cさんの子どもはとても頑張ってレッスンを受けていました。でもAさんは、Cさんの中に強く「Bさんには負けたくない」という気持ちが見え隠れして、素直に同調することができませんでした。教室の先生が一喝どっちつかずのAさんがオロオロしているうちに、BさんとCさんは全く関係のない他の母親達をも巻き込みはじめます。両者それぞれの主張を支持する母親、野次馬根性で2人の間を行ったり来たりする母親…あることないこと噂が飛び交い、収拾がつかない事態となってしまったのです。もともとバレエは競争の世界。小さな子どもの習い事だったとしても、母親達は誰しも「わが子が1番」と思っているわけですから、小さな火種が常にくすぶっている中で、母親達の感情が爆発したのかもしれません。そして、子どもは母親の影響を強く受けます。連動するように子ども達の間でも度々トラブルが発生してしまい、ついにはAさんの子どもは「バレエに行きたくない」と言い出してしまいました。[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
発表会が終わり、このまま少しずつ何事もなく過ぎていけば…そう思っていた数日後、バレエ教室にいる他の母親から、こんな質問を受けました。「発表会で主役に選ばれるよう、Cさんが先生に特別な贈り物をしていたって話、本当?」嫌な予感がしました。わざわざこんな噂を流す相手はそうそういません。恐る恐るBさんに尋ねてみると「毎回レッスンに押しかけ、先生に媚びを売っていた」「母親自ら熱心さをアピールして、みっともないったらありゃしない」「実力がない超初心者が主役なんて選ばれるはずがない。きっと、裏で金品を渡しているに違いない」と平然と言ってのけるのです。AさんはBさんに恐怖すら感じ、絶望的な気持ちになりました。[PHOTO]iStock一方、Cさんはそんな噂はどこ吹く風です。「負け惜しみほど、見苦しいものはないよね」「レッスンを始めた時期なんて全く関係ない。努力した結果がついてきただけ」確かにその通りです。先生に対しCさんが裏で金品を渡していたことは事実ではありませんし、Cさんの子どもはとても頑張ってレッスンを受けていました。でもAさんは、Cさんの中に強く「Bさんには負けたくない」という気持ちが見え隠れして、素直に同調することができませんでした。教室の先生が一喝どっちつかずのAさんがオロオロしているうちに、BさんとCさんは全く関係のない他の母親達をも巻き込みはじめます。両者それぞれの主張を支持する母親、野次馬根性で2人の間を行ったり来たりする母親…あることないこと噂が飛び交い、収拾がつかない事態となってしまったのです。もともとバレエは競争の世界。小さな子どもの習い事だったとしても、母親達は誰しも「わが子が1番」と思っているわけですから、小さな火種が常にくすぶっている中で、母親達の感情が爆発したのかもしれません。そして、子どもは母親の影響を強く受けます。連動するように子ども達の間でも度々トラブルが発生してしまい、ついにはAさんの子どもは「バレエに行きたくない」と言い出してしまいました。[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
「発表会で主役に選ばれるよう、Cさんが先生に特別な贈り物をしていたって話、本当?」嫌な予感がしました。わざわざこんな噂を流す相手はそうそういません。恐る恐るBさんに尋ねてみると「毎回レッスンに押しかけ、先生に媚びを売っていた」「母親自ら熱心さをアピールして、みっともないったらありゃしない」「実力がない超初心者が主役なんて選ばれるはずがない。きっと、裏で金品を渡しているに違いない」と平然と言ってのけるのです。AさんはBさんに恐怖すら感じ、絶望的な気持ちになりました。[PHOTO]iStock一方、Cさんはそんな噂はどこ吹く風です。「負け惜しみほど、見苦しいものはないよね」「レッスンを始めた時期なんて全く関係ない。努力した結果がついてきただけ」確かにその通りです。先生に対しCさんが裏で金品を渡していたことは事実ではありませんし、Cさんの子どもはとても頑張ってレッスンを受けていました。でもAさんは、Cさんの中に強く「Bさんには負けたくない」という気持ちが見え隠れして、素直に同調することができませんでした。教室の先生が一喝どっちつかずのAさんがオロオロしているうちに、BさんとCさんは全く関係のない他の母親達をも巻き込みはじめます。両者それぞれの主張を支持する母親、野次馬根性で2人の間を行ったり来たりする母親…あることないこと噂が飛び交い、収拾がつかない事態となってしまったのです。もともとバレエは競争の世界。小さな子どもの習い事だったとしても、母親達は誰しも「わが子が1番」と思っているわけですから、小さな火種が常にくすぶっている中で、母親達の感情が爆発したのかもしれません。そして、子どもは母親の影響を強く受けます。連動するように子ども達の間でも度々トラブルが発生してしまい、ついにはAさんの子どもは「バレエに行きたくない」と言い出してしまいました。[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
嫌な予感がしました。わざわざこんな噂を流す相手はそうそういません。恐る恐るBさんに尋ねてみると「毎回レッスンに押しかけ、先生に媚びを売っていた」「母親自ら熱心さをアピールして、みっともないったらありゃしない」「実力がない超初心者が主役なんて選ばれるはずがない。きっと、裏で金品を渡しているに違いない」と平然と言ってのけるのです。AさんはBさんに恐怖すら感じ、絶望的な気持ちになりました。[PHOTO]iStock一方、Cさんはそんな噂はどこ吹く風です。「負け惜しみほど、見苦しいものはないよね」「レッスンを始めた時期なんて全く関係ない。努力した結果がついてきただけ」確かにその通りです。先生に対しCさんが裏で金品を渡していたことは事実ではありませんし、Cさんの子どもはとても頑張ってレッスンを受けていました。でもAさんは、Cさんの中に強く「Bさんには負けたくない」という気持ちが見え隠れして、素直に同調することができませんでした。教室の先生が一喝どっちつかずのAさんがオロオロしているうちに、BさんとCさんは全く関係のない他の母親達をも巻き込みはじめます。両者それぞれの主張を支持する母親、野次馬根性で2人の間を行ったり来たりする母親…あることないこと噂が飛び交い、収拾がつかない事態となってしまったのです。もともとバレエは競争の世界。小さな子どもの習い事だったとしても、母親達は誰しも「わが子が1番」と思っているわけですから、小さな火種が常にくすぶっている中で、母親達の感情が爆発したのかもしれません。そして、子どもは母親の影響を強く受けます。連動するように子ども達の間でも度々トラブルが発生してしまい、ついにはAさんの子どもは「バレエに行きたくない」と言い出してしまいました。[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
[PHOTO]iStock一方、Cさんはそんな噂はどこ吹く風です。「負け惜しみほど、見苦しいものはないよね」「レッスンを始めた時期なんて全く関係ない。努力した結果がついてきただけ」確かにその通りです。先生に対しCさんが裏で金品を渡していたことは事実ではありませんし、Cさんの子どもはとても頑張ってレッスンを受けていました。でもAさんは、Cさんの中に強く「Bさんには負けたくない」という気持ちが見え隠れして、素直に同調することができませんでした。教室の先生が一喝どっちつかずのAさんがオロオロしているうちに、BさんとCさんは全く関係のない他の母親達をも巻き込みはじめます。両者それぞれの主張を支持する母親、野次馬根性で2人の間を行ったり来たりする母親…あることないこと噂が飛び交い、収拾がつかない事態となってしまったのです。もともとバレエは競争の世界。小さな子どもの習い事だったとしても、母親達は誰しも「わが子が1番」と思っているわけですから、小さな火種が常にくすぶっている中で、母親達の感情が爆発したのかもしれません。そして、子どもは母親の影響を強く受けます。連動するように子ども達の間でも度々トラブルが発生してしまい、ついにはAさんの子どもは「バレエに行きたくない」と言い出してしまいました。[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
一方、Cさんはそんな噂はどこ吹く風です。「負け惜しみほど、見苦しいものはないよね」「レッスンを始めた時期なんて全く関係ない。努力した結果がついてきただけ」確かにその通りです。先生に対しCさんが裏で金品を渡していたことは事実ではありませんし、Cさんの子どもはとても頑張ってレッスンを受けていました。でもAさんは、Cさんの中に強く「Bさんには負けたくない」という気持ちが見え隠れして、素直に同調することができませんでした。教室の先生が一喝どっちつかずのAさんがオロオロしているうちに、BさんとCさんは全く関係のない他の母親達をも巻き込みはじめます。両者それぞれの主張を支持する母親、野次馬根性で2人の間を行ったり来たりする母親…あることないこと噂が飛び交い、収拾がつかない事態となってしまったのです。もともとバレエは競争の世界。小さな子どもの習い事だったとしても、母親達は誰しも「わが子が1番」と思っているわけですから、小さな火種が常にくすぶっている中で、母親達の感情が爆発したのかもしれません。そして、子どもは母親の影響を強く受けます。連動するように子ども達の間でも度々トラブルが発生してしまい、ついにはAさんの子どもは「バレエに行きたくない」と言い出してしまいました。[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
「負け惜しみほど、見苦しいものはないよね」「レッスンを始めた時期なんて全く関係ない。努力した結果がついてきただけ」確かにその通りです。先生に対しCさんが裏で金品を渡していたことは事実ではありませんし、Cさんの子どもはとても頑張ってレッスンを受けていました。でもAさんは、Cさんの中に強く「Bさんには負けたくない」という気持ちが見え隠れして、素直に同調することができませんでした。教室の先生が一喝どっちつかずのAさんがオロオロしているうちに、BさんとCさんは全く関係のない他の母親達をも巻き込みはじめます。両者それぞれの主張を支持する母親、野次馬根性で2人の間を行ったり来たりする母親…あることないこと噂が飛び交い、収拾がつかない事態となってしまったのです。もともとバレエは競争の世界。小さな子どもの習い事だったとしても、母親達は誰しも「わが子が1番」と思っているわけですから、小さな火種が常にくすぶっている中で、母親達の感情が爆発したのかもしれません。そして、子どもは母親の影響を強く受けます。連動するように子ども達の間でも度々トラブルが発生してしまい、ついにはAさんの子どもは「バレエに行きたくない」と言い出してしまいました。[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
「レッスンを始めた時期なんて全く関係ない。努力した結果がついてきただけ」確かにその通りです。先生に対しCさんが裏で金品を渡していたことは事実ではありませんし、Cさんの子どもはとても頑張ってレッスンを受けていました。でもAさんは、Cさんの中に強く「Bさんには負けたくない」という気持ちが見え隠れして、素直に同調することができませんでした。教室の先生が一喝どっちつかずのAさんがオロオロしているうちに、BさんとCさんは全く関係のない他の母親達をも巻き込みはじめます。両者それぞれの主張を支持する母親、野次馬根性で2人の間を行ったり来たりする母親…あることないこと噂が飛び交い、収拾がつかない事態となってしまったのです。もともとバレエは競争の世界。小さな子どもの習い事だったとしても、母親達は誰しも「わが子が1番」と思っているわけですから、小さな火種が常にくすぶっている中で、母親達の感情が爆発したのかもしれません。そして、子どもは母親の影響を強く受けます。連動するように子ども達の間でも度々トラブルが発生してしまい、ついにはAさんの子どもは「バレエに行きたくない」と言い出してしまいました。[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
確かにその通りです。先生に対しCさんが裏で金品を渡していたことは事実ではありませんし、Cさんの子どもはとても頑張ってレッスンを受けていました。でもAさんは、Cさんの中に強く「Bさんには負けたくない」という気持ちが見え隠れして、素直に同調することができませんでした。教室の先生が一喝どっちつかずのAさんがオロオロしているうちに、BさんとCさんは全く関係のない他の母親達をも巻き込みはじめます。両者それぞれの主張を支持する母親、野次馬根性で2人の間を行ったり来たりする母親…あることないこと噂が飛び交い、収拾がつかない事態となってしまったのです。もともとバレエは競争の世界。小さな子どもの習い事だったとしても、母親達は誰しも「わが子が1番」と思っているわけですから、小さな火種が常にくすぶっている中で、母親達の感情が爆発したのかもしれません。そして、子どもは母親の影響を強く受けます。連動するように子ども達の間でも度々トラブルが発生してしまい、ついにはAさんの子どもは「バレエに行きたくない」と言い出してしまいました。[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
どっちつかずのAさんがオロオロしているうちに、BさんとCさんは全く関係のない他の母親達をも巻き込みはじめます。両者それぞれの主張を支持する母親、野次馬根性で2人の間を行ったり来たりする母親…あることないこと噂が飛び交い、収拾がつかない事態となってしまったのです。もともとバレエは競争の世界。小さな子どもの習い事だったとしても、母親達は誰しも「わが子が1番」と思っているわけですから、小さな火種が常にくすぶっている中で、母親達の感情が爆発したのかもしれません。そして、子どもは母親の影響を強く受けます。連動するように子ども達の間でも度々トラブルが発生してしまい、ついにはAさんの子どもは「バレエに行きたくない」と言い出してしまいました。[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
両者それぞれの主張を支持する母親、野次馬根性で2人の間を行ったり来たりする母親…あることないこと噂が飛び交い、収拾がつかない事態となってしまったのです。もともとバレエは競争の世界。小さな子どもの習い事だったとしても、母親達は誰しも「わが子が1番」と思っているわけですから、小さな火種が常にくすぶっている中で、母親達の感情が爆発したのかもしれません。そして、子どもは母親の影響を強く受けます。連動するように子ども達の間でも度々トラブルが発生してしまい、ついにはAさんの子どもは「バレエに行きたくない」と言い出してしまいました。[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
そして、子どもは母親の影響を強く受けます。連動するように子ども達の間でも度々トラブルが発生してしまい、ついにはAさんの子どもは「バレエに行きたくない」と言い出してしまいました。[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
[PHOTO]iStockこの状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
この状況に制裁を加えたのは、ここまで沈黙を貫いて様子をみていた教室の先生でした。保護者会を開いて全員の母親を集め、厳しく叱責します。「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
「何のための、誰のためのバレエ教室なのか。ここは母親達の勝ち負けの場所じゃない。そういうことなら、すぐ教室を辞めて外でおやりなさい!」 BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
BさんもCさんも、俯いたまま動きません。顔を真っ赤にしている母親もいます。Aさんは思いました。「こんな思いをするためにバレエ教室に入ったわけじゃない」娘がバレエに興味を持ち始めた幼稚園の頃を思い出し、あの頃は幸せだったとむじゃきな子どもの顔を思い出して、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。主役はあくまで子ども達その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
その後のバレエ教室のことは、実はあまり覚えていないそうです。今回のトラブルはBさんとCさんが発端ですが、同時期に教室へ入ったAさんも「仲良し3人組」ということで一括りに認識されていたため(しかも、なぜかAさんが2人を誘って教室に入ったことになっていた)、正気を取り戻した他の母親達からは遠巻きに眺められ、完全に浮いた形となってしまいました。保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
保護者会の後、Bさんは早々にバレエ教室を辞めて子どもは違うスポーツを始めたようです。Cさんは相変わらず熱心に見学を続けているようですが、子どもは以前ほど集中してレッスンを受けているようには見受けられません。[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
[PHOTO]iStockAさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
Aさんはといいますと、しばらく教室を続けた後、家族で相談をして遠くの知り合いが誰もいない小さなバレエ教室へと移りました。学校が終わってから一時間弱の車での送迎は少々大変ですが、新しい環境の中、子どもがマイペースにレッスンを受けられること、そしてAさんは前回の失敗を教訓に適度な距離を保った母親達とのお付き合いを心掛け、親子で少しずつ楽しみを感じはじめているということです。私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
私のところには、同じような悩みを持った母親がたくさん来られます。今回のAさんは“巻き込まれてしまった側”ですが、Bさん、そしてCさんの立場の方も少なくありません。共通していえることは「母親達の仲が、親しければ親しいほどトラブルになりやすい」ということです。関係が近ければ、どうしても相手のことが目に入りますし、ライバル心も起きやすくなるのでしょう。このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
このようなことから、私は「“一緒だと楽しそうだから”という理由だけで、お友達と同じ習い事をするのは避けたほうが無難です」と声を大にしてお伝えしています。時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
時々「後から、習い事にお友達が入ってきました。どうしたらいいですか?」という質問を受けます。また、始めたばかりの習い事に偶然仲が良いお友達が先にいた場合もあるでしょう。 習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
習い事の種類にもよるのですが、メンバー同士で激しく競い合うような習い事は、とにかくお友達の母親との距離感を大切にしてください。グイグイとお互いの領域に入り込むことがないよう、差し障りがない程度の会話を意識すると、うまくお付き合いをすすめることができると思います。習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。
習い事は、あくまで『主役は子ども達』。送迎など大変なこともありますが、親子一緒に奮起し、楽しめるのは、実はほんのわずかな時間です。子どもが充実した時間を過ごせることに感謝しつつ、ご家族で習い事をエンジョイしていただきたいと願っています。