コロナ感染者搬送「5時間以上」、東京で依然100件超

東京都内(稲城市、島部を除く)で16~22日にコロナウイルス感染者を救急搬送した事例のうち、約3割の250件で病院に到着するまで3時間以上かかっていたことがわかった。
東京消防庁が24日にまとめた。前週からほぼ横ばいで、感染拡大による病床不足は依然として深刻な状況が続いている。
東京消防庁によると、16~22日の1週間に感染者を搬送したのは823件。前週の845件からはわずかに減ったものの、4週前と比べると約3倍の水準だった。
病院までの時間は、1~3時間未満が478件(前週は461件)、3~5時間未満は147件(同159件)。5時間以上かかった例も103件(同121件)あった。
一方、出動したものの感染者を搬送しなかったのは1160件(同1414件)だった。保健所が「自宅療養で問題ない」と判断したケースが大半だが、搬送先が見つからないため、感染者が搬送を辞退したケースもあるとみられるという。(岩田恵実)