名刺サイズの「ワクチン接種済証」、市が独自に発行へ

京都府亀岡市は23日、新型コロナウイルスのワクチンを2回接種した希望者に「携帯版接種済証」を無料で発行すると発表した。
市によると、独自の接種済証の発行は全国的にも珍しいという。
携帯版接種済証は、顧客宅などを回る水道事業者らから「訪問時に不安を与えたくない」との要望を受けて作成。名刺サイズで、表面に接種者の住所と氏名、生年月日、2回の接種日などを記載し、市長印を押す。裏面には接種場所などを掲載する。30日から受け付け、1、2週間で発行する。
接種証明を巡っては、行動制限緩和に向けて海外で導入の動きがある。国内でも経済界には、経済活性化策として飲食代金割引などに活用を求める声もあるが、政府はワクチン接種が強制につながりかねないとして慎重な姿勢で、海外渡航用に限定して7月から申請を受け付けている。
このため、市は接種済証の発行を希望者のみとし、保持者への優遇策は行わない。桂川孝裕市長は「あくまで安心を確保する手段の一つとして活用してもらえれば」と説明している。