児童らのパラ観戦、東京都は参加人数確定できず 現場で割れる意向

東京パラリンピックの競技会場がある1都3県の小中学生らに観戦機会を提供する「学校連携観戦プログラム」への参加辞退が相次いでいる。
新型コロナウイルス感染が急拡大しているため。一方、東京都はいまだに調整が終わらず、参加人数を確定できずにいる。
最も競技会場が多い東京都では8自治体の13万人、都立23校の2千人(18日時点)、私立では幼稚園18園、中高12校の計約5千人(23日時点)が参加を希望しており、計約13万7千人に上るという。
しかし、参加予定者数が公表された18日以降、保護者らの意見を受けて参加を再検討するとの報告が複数あった。競技初日の25日に観戦予定の学校でも意向を決めかねているところがあり、都教育委員会の担当者は「実際、どれくらいの児童生徒が観戦するのか現時点で確定していない。もう日が迫っているのに」。
都教委にも保護者から「感染の心配があるので中止に」「学びのためにも実行して」といった賛否のほか、中止を決めた自治体の居住者から「希望者は参加させてほしい」との声も寄せられているという。
小池百合子知事は23日、「本人や保護者により安心していただくために、安全対策の強化を進めたい」と話し、児童生徒ら向けに新型コロナ検査を受けられる態勢を整えると明らかにした。今後、担当局が調整するという。