今井・維新元副代表が大阪府議を辞職 「闇献金」報道受け

大阪府貝塚市長から違法に現金を受け取ったとされる問題を週刊誌で報じられた、日本維新の会元副代表で大阪府議の今井豊氏(64)=貝塚市選挙区=が26日、議員辞職した。この日、府議会議長に議員辞職願を提出して許可された。報道を受けた引責とみられる。
松井・維新代表は「盟友」への配慮もにじませ
今井氏の代理人を務める橋下綜合法律事務所は取材に対して書面で回答した。藤原龍男貝塚市長からの3回、計100万円の現金授受を「事実」と認め、「今井氏個人ではなく、政治団体での授受であると評価すべきだ」と説明。「政治資金収支報告書で適切に訂正記載を行う」などとした。
日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は26日、記者団に「政党の信頼を裏切った背信行為だ」と述べ、党として今井氏を処分する意向を表明。「我が党の幹部が疑念を持たれる行為をしたことをおわび申し上げたい」と陳謝した。
松井氏と今井氏は2010年に結成された地域政党「大阪維新の会」の創設メンバーで、盟友関係にある。松井氏は「本人が『闇献金』という認識であり大問題だ」と批判。問題発覚後に今井氏が公の場で説明をしていないことを問われ、「議員を辞めて報道内容を認めている。僕が強制する立場にはない」とかばう様子も見せた。
維新、離党届受理を撤回し処分へ
維新本部によると、今井氏は25日に日本維新の会と大阪維新の会に離党届を提出。同日付で受理したが、受理を撤回し、今後、処分内容を決める。
府選管によると、公職選挙法の規定に基づき、今井氏の議員辞職から50日以内に府議補選が実施される。【鶴見泰寿、柳楽未来、田畠広景】