工藤会トップ死刑判決 裁判官や証人らの保護対策徹底へ 福岡県警

全国唯一の特定危険指定暴力団「工藤会」(北九州市)のトップで総裁の野村悟被告(74)に死刑を言い渡した24日の福岡地裁判決を受け、福岡県警は25日、担当の裁判官や公判に出廷した証人らの保護対策を徹底するよう通知した。
【重機で取り壊される「工藤会」本部事務所】
24日の判決直後に野村被告が裁判長に「生涯後悔するぞ」などと威圧するような発言をしたためで、県警は改めて警戒を強める構えだ。これまでの野村被告の公判では、工藤会系組員も証人の男性を面会や電話で威迫したとして、組織犯罪処罰法違反(証人威迫)の疑いで逮捕、起訴されている。
県警は、組織犯罪対策課内の「保護対策室」の約100人を中心に対応に当たっており、判決後の工藤会の動向を注視している。各警察とも情報を共有し、県内外の保護対象者の安全確保にも当たる方針。