診療所が独断で3回目接種、院長「医療崩壊防ぐため」…京都市は委託契約を解除へ

京都市は26日、新型コロナウイルスワクチンの個別接種で、市内の診療所が独自の判断で65歳以上の15人に3回目の接種を行っていたと発表した。
健康被害は確認されていないが、予防接種法に基づく委託契約では接種回数を2回と規定しており、市は「勝手な判断でルールを逸脱することは許されない」として、委託契約を解除する方針。
市によると、診療所は2回目の接種後、希望者に中和抗体検査を有料で行い、抗体量が低かった15人に意向を聞いた上で、8月2~10日に3回目の接種を無料で行った。11日に情報提供を受けた市が調査して判明した。
診療所は5月から市の委託を受けて接種を始め、約1000人に2回目の接種を実施した。市に対し、院長は「抗体量を上げないと感染を防止できないと思い、医療崩壊を防ぐため、自己判断で3回目を打った」と説明している。