新学期、コロナ感染防ぐには=マスク徹底、休む勇気を―専門家「可能ならワクチンも」

新型コロナウイルスの「第5波」で子どもの感染が急増する中、各地の小中高校などで新学期が本格的に始まる。
児童らは何に注意するべきか。専門家はマスク着用を徹底し、体調が悪い時には欠席することに加え、「可能ならワクチン接種を」と話している。
厚生労働省によると、25日までの1週間に全国で確認された新規感染者のうち、20歳未満は3万427人に上り、全体の約2割を占める。春の「第4波」で最多だった5月中旬の約5.7倍だ。
年代を問わず感染力が強いデルタ株流行が要因だが、国は昨年春と異なり、全国一斉の休校を求めていない。そのため、既に新学期が始まった学校もあれば、夏休みを延長した地域もある。
デルタ株では、子どもから家庭内に感染が広がるケースも増えており、国立感染症研究所は、教育機関でのオンライン授業実施や教室内の換気徹底、文化祭や体育祭の延期・中止の検討を提案。日本小児科学会なども「感染状況に合わせ、休校や学級閉鎖などを考慮する必要がある」との提言を公表した。
新潟大の斎藤昭彦教授(小児感染症学)は「子どもが重症化する例も出ており、これまでとは全く異なる局面だ」と危機感を示した上で、マスク着用や手指消毒の重要性を改めて強調。マスクについては、ウレタンやガーゼ製ではなく、感染リスクをより低くする不織布製を推奨し、顔の大きさに合ったものを鼻・あごと密着させるよう求めた。 さらに、学校でのクラスター(感染者集団)発生を防ぐため、児童らに37.5度以上の発熱や喉の痛み、せきなどの症状が出たり、同居家族に同様の症状が出たりした場合は「休む勇気」が不可欠と強調。学校側には、休んだ児童らに勉強の遅れが出ないようにするなどの配慮を求めた。 斎藤教授は、米ファイザー製などのワクチンについて、デルタ株に対しても発症・重症化予防効果が高いと指摘。「教員や家族らだけでなく、12歳以上の児童・生徒も接種の順番が回ってきたら、可能な限り受けてほしい」と呼び掛けている。
さらに、学校でのクラスター(感染者集団)発生を防ぐため、児童らに37.5度以上の発熱や喉の痛み、せきなどの症状が出たり、同居家族に同様の症状が出たりした場合は「休む勇気」が不可欠と強調。学校側には、休んだ児童らに勉強の遅れが出ないようにするなどの配慮を求めた。 斎藤教授は、米ファイザー製などのワクチンについて、デルタ株に対しても発症・重症化予防効果が高いと指摘。「教員や家族らだけでなく、12歳以上の児童・生徒も接種の順番が回ってきたら、可能な限り受けてほしい」と呼び掛けている。
斎藤教授は、米ファイザー製などのワクチンについて、デルタ株に対しても発症・重症化予防効果が高いと指摘。「教員や家族らだけでなく、12歳以上の児童・生徒も接種の順番が回ってきたら、可能な限り受けてほしい」と呼び掛けている。