イムズ、32年の歴史に幕 福岡市・天神、閉館後も周辺に人の姿絶えず

福岡市・天神の複合商業施設「イムズ」が31日、営業を終え、32年の歴史に幕を閉じた。同市が進める再開発促進事業「天神ビッグバン」の一環。昨年の天神ビブレ、天神コアに続き福岡を代表する商業施設が閉館することになり、多くの人たちがそれぞれの思い出とともに別れを惜しんだ。
午後7時の営業終了に先立ち、9階のイムズホールで閉館セレモニーがありオンライン配信された。事前に応募した市民ら約180人を前に、古場治館長は「かけがえのない日常に寄り添い、日常をより良いものにするためにそっと背中を押す存在であり続けたいと願ってきた。32年間、本当にありがとうございました」とあいさつ。閉館後も周辺では外観の写真を撮る人の姿が絶えなかった。
イムズは1989年4月開業し、「情報・文化の発信基地」として親しまれた。所有する三菱地所はイムズを解体し、2024年ごろまでに新たなビルを建設する計画。
(古川剛光)