保健所が連絡見落とす 静岡で自宅療養者1人死亡

静岡県は31日、新型コロナウイルスに感染し、自宅で療養していた患者が死亡したと発表した。
28日に健康観察の電話がつながらず、そのことを健康観察の委託先が保健所にメールで連絡していたが、保健所が見落としていたという。患者は30日に自宅で死亡が確認された。
県によると、死亡した患者は64歳以下の成人で、年齢や性別、居住地は非公表。8月下旬に感染が判明し、基礎疾患があったため保健所はホテルでの療養を勧めたが、本人の希望で自宅療養となった。
27日に電話で健康観察を実施した後、28、29の両日にそれぞれ3回電話をかけたがつながらなかったという。
健康観察は委託先の看護師らが実施しており、電話がつながらなかった場合は保健所に連絡し、保健所からの電話もつながらないときは自宅に出向く運用になっている。今回は委託先が28日、保健所にメールで連絡していたが、保健所がメールを見落としていたという。
県の担当者は「感染者急増で業務が多忙だったと思われるが、メールの見落としがなければ、状況は変わっていたかもしれない。申し訳ない」と話した。