立民・枝野代表 菅首相の“二階交代”人事を批判「今やるべきは感染を抑え込むこと」

立憲民主党の枝野幸男代表(57)は31日の会見で、新型コロナウイルス禍の中で臨時国会も開かず自民党劇場に突入させた菅義偉首相(72)の政治姿勢を批判した。
菅首相は自民党総裁選に向けて、来週中にも党内での自身への支持の取り付けや国民へのアピールのため、二階俊博幹事長(82)を含めた役員人事の刷新に着手する。
これに対し、枝野氏は「党人事の話でコメントする立場にない。自民党は(権力闘争を)総体としてお考えられていると受け止めざるを得ません。今やらなければならないのは、感染を抑え込むことです」と非難した。
一方、立民の役員といえば、福山哲郎幹事長(59)を筆頭に蓮舫氏(53)、辻元清美氏(61)などが思い浮かび、顔ぶれにまったく変化が見られない状況。立民の若手議員からは「新鮮さがない」とこぼす声も聞こえるが、選挙の前に若手の登用を含めて役員人事を行う考えはあるか。
枝野氏は「ありません」とキッパリ答え、その理由をこう述べた。
「選挙に向けて一年間この体制で、幹部に限らず、それぞれの持ち場もち場で準備を重ねてきているのに、選挙の直前になってそれを代えたら大混乱を招くことをよく承知しています」
その上で「他党(自民党)がやるのは勝手です。私は適切なことじゃないというふうに思っています」(枝野氏)。立民の議員らはこの説明をどう聞くのか――。