眠ったふりで肩にもたれかかる手口も 電車内の痴漢対策

電車内で痴漢に遭い、声を上げづらいときはその場にしゃがみこんで――。
痴漢や盗撮の手口や有効な対策を盛り込んだ啓発動画を、兵庫県警鉄道警察隊が製作した。県警の公式ユーチューブチャンネルなどで視聴できる。
鉄警隊によると、痴漢の約9割は電車内で起きており、通勤・通学と重なる午前7~9時に集中する。特に人が密集し、犯人が逃走しやすいドア付近の乗客が狙われる傾向がある。コロナ禍で乗客が少ない車内でも、眠ったふりをして肩にもたれかかる、つり革を持った腕に触れるなどの手口が確認されているという。
動画は8分余り。痴漢被害に遭い、恐怖や恥ずかしさで助けを求められないときにも、犯人にスマホを向けて「撮られる」と思わせたり、しゃがみこんで周囲から気を引いたりすると有効と紹介されている。盗撮対策では、エスカレーターに乗るときにはスカートの後ろでカバンを持つことなどがおすすめという。