「愛知密フェス」主催者がサイトにおわび 知事は「連絡取れない」

中部空港に隣接する愛知県国際展示場(常滑市)で29日に開催された野外音楽イベント「NAMIMONOGATARI(波物語)2021」で酒類が提供され、観衆が密集する状況だったとして、愛知県は30日、主催者に抗議文を送り、報告を求めた。同県では27日から新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が発令中。大村秀章知事は30日夕の記者会見で「主催者は連絡も取れない。極めて遺憾だ」と厳しく指弾し、今後の県施設の利用を拒否する考えを示した。
「密フェス」主催者が愛知県に釈明 「損生じるので酒売った」
主催会社(名古屋市)は30日夜、「当日は8000人を超える観客が来場し、常に密な状態になってしまいました」とするおわびをウェブサイトに掲載した。同社によると、イベントは2005年から毎年開かれている「日本最大級のヒップホップ、R&Bビーチ野外フェス」。昨年は中止だったが、今年はステージ前に観衆が詰めかけ、マスクを外し、歓声を上げる人の姿がSNS(ネット交流サービス)などで拡散、問題になった。
販売済みチケットは関係者配布分を含め約8000枚。同県には8日から「まん延防止等重点措置」が適用され、国の方針ではイベント収容人数は5000人以下だが、県が主催者に伝えた段階では既に制限数を超えていたため、県はキャンセルを要請できなかったという。県は主催者に酒類の提供停止やマスク着用、ソーシャルディスタンス徹底などを再三求めていたが、主催者は「発注済みの酒類は売りたい」と述べていたという。当日も県は開幕前から観衆が詰めかけている状況を知り、施設管理者に監視を要請していた。 一方、同社はおわび文でチケット販売を「県の指示に従い、20日で終了した」とし、酒類の販売も「1人2杯までとし、杯数を管理していた」と弁明した。 出演したラッパーのZeebra(ジブラ)さんは30日、「国民の皆さんに多大なご心配とご迷惑をお掛けした事、ヒップホップシーンを牽引(けんいん)する立場として責任を感じてます」と自身のツイッターで謝罪した。「県のルールに則(のっと)ってると聞いていたので出演しましたが、開けてみたら危険な状況でした。事務所スタッフは消毒液を配布しながら会場を回り、ステージでも注意を促しましたが、そもそも出演すべきでは無かったという意見もごもっともだと思います」と投稿した。 地元の伊藤辰矢・常滑市長は30日、上限5000人を大きく超え、酒類も提供された「悪質なイベントだった」と非難し、同日中に抗議文を主催者に送ると述べた。大村知事は「今の法制度では主催者に対策を要請することしかできない。こういうことで音楽イベントが全部アウトとなれば、大変な悪影響ではないか」と述べ、音楽イベント全体のイメージ悪化に懸念を示した。【高井瞳、太田敦子】
一方、同社はおわび文でチケット販売を「県の指示に従い、20日で終了した」とし、酒類の販売も「1人2杯までとし、杯数を管理していた」と弁明した。 出演したラッパーのZeebra(ジブラ)さんは30日、「国民の皆さんに多大なご心配とご迷惑をお掛けした事、ヒップホップシーンを牽引(けんいん)する立場として責任を感じてます」と自身のツイッターで謝罪した。「県のルールに則(のっと)ってると聞いていたので出演しましたが、開けてみたら危険な状況でした。事務所スタッフは消毒液を配布しながら会場を回り、ステージでも注意を促しましたが、そもそも出演すべきでは無かったという意見もごもっともだと思います」と投稿した。 地元の伊藤辰矢・常滑市長は30日、上限5000人を大きく超え、酒類も提供された「悪質なイベントだった」と非難し、同日中に抗議文を主催者に送ると述べた。大村知事は「今の法制度では主催者に対策を要請することしかできない。こういうことで音楽イベントが全部アウトとなれば、大変な悪影響ではないか」と述べ、音楽イベント全体のイメージ悪化に懸念を示した。【高井瞳、太田敦子】
出演したラッパーのZeebra(ジブラ)さんは30日、「国民の皆さんに多大なご心配とご迷惑をお掛けした事、ヒップホップシーンを牽引(けんいん)する立場として責任を感じてます」と自身のツイッターで謝罪した。「県のルールに則(のっと)ってると聞いていたので出演しましたが、開けてみたら危険な状況でした。事務所スタッフは消毒液を配布しながら会場を回り、ステージでも注意を促しましたが、そもそも出演すべきでは無かったという意見もごもっともだと思います」と投稿した。 地元の伊藤辰矢・常滑市長は30日、上限5000人を大きく超え、酒類も提供された「悪質なイベントだった」と非難し、同日中に抗議文を主催者に送ると述べた。大村知事は「今の法制度では主催者に対策を要請することしかできない。こういうことで音楽イベントが全部アウトとなれば、大変な悪影響ではないか」と述べ、音楽イベント全体のイメージ悪化に懸念を示した。【高井瞳、太田敦子】
地元の伊藤辰矢・常滑市長は30日、上限5000人を大きく超え、酒類も提供された「悪質なイベントだった」と非難し、同日中に抗議文を主催者に送ると述べた。大村知事は「今の法制度では主催者に対策を要請することしかできない。こういうことで音楽イベントが全部アウトとなれば、大変な悪影響ではないか」と述べ、音楽イベント全体のイメージ悪化に懸念を示した。【高井瞳、太田敦子】