池袋暴走 傍聴券求め長蛇の列「判決見届けたい」 倍率25倍

東京・池袋で2019年4月、近くの主婦、松永真菜さん(当時31歳)と長女莉子ちゃん(同3歳)が乗用車にはねられて死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)に問われた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(90)に対し、東京地裁は2日午後2時に判決を言い渡す。同日午前、地裁前には傍聴券を求めて長蛇の列ができた。地裁は22席の一般傍聴席に対し、整理券563枚を配布した。倍率は25・59倍だった。
池袋暴走 松永さん「1審で終わりに」「恨み続けることはつらい」
埼玉県朝霞市の契約社員の女性(41)は「幼い子供と母親の命が一瞬で奪われたのは納得がいかず、判決だけでも見届けたいと思った」と話した。傍聴券が当たった東京都江東区の佐藤哲也さん(68)は「今まで裁判を傍聴したことはないが、あまりにもひどい事故だと感じて今日は並んだ。無罪だと被害者の遺族も納得しないだろう」と語った。【国本愛】