夫が青ざめた…妻の認知症で、口座が凍結…「生活費がおろせなくなった」夫婦の悲劇 お取り扱いできません

徳島県に住む押井俊満さん(76歳、仮名)は、同い年の妻と一緒に「もの忘れ外来」の専門医を訪れた。診察後、押井さんだけが呼び出され、医師にこう告げられた。
「落ち着いて聞いてくださいね。奥様ですが、認知症の症状がおありです」
異変を初めて感じたのは、3ヵ月ほど前だ。妻がケーキの周りについた透明なフィルムを「うまく剥がせない」と言い出した。ある晩には、炊飯器でご飯を二度炊いた。
「長年連れ添ってきた妻が、妻でなくなってしまう。もう私のことも忘れてしまう。そう思うと、涙が出てきて……。
しかも、うちには子どもがいない。介護を手伝ってくれるような親戚もいません。これから一人で、妻の介護も手続きも全てやるのかと思うと、途方に暮れてしまいます」
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さまざまな「人生のまとめ」や「生前・死後の手続き」をこなして、これで準備万端と思ったかもしれない。しかし、最後の関門がまだ残っている。それが「認知症への備え」だ。
人生最後の10年に備えて、どんなに綿密な計画を立てようとも、夫婦のどちらかが認知症を発症すれば崩れてしまう。元気なほうは通常の手続きに加えて介護という重荷を抱え、一人で二人分以上の働きをしなければならなくなるからだ。しかも認知症は他の病気と違って、治すことはできない。夫婦のどちらかが必ず認知症にかかると考えて対策を講じなければ、待っているのは悲惨な末路だ。東京都に住む松原和美さん(73歳、仮名)は、銀行のATMで異変に気づいた。キャッシュカードを何度差し込んでも〈お取り扱いできません〉と表示される。「窓口に行くと、『凍結手続きをさせていただきました』と言われて仰天しました。生活費のために夫名義の口座を共有していたのですが、どうやら夫が窓口に行ったとき、『こんなに残高が少ないなんておかしい』と騒いだらしいんです。それで、銀行に『認知症の可能性がある』と判断されてしまった」松原さんの夫は、いわゆる「まだら」の状態。認知症の診断は受けていないが、時折、認知能力が著しく下がってしまう。たまたまそのタイミングで窓口を訪れたのが、運の尽きだった。松原さんは生活費をおろすことができなくなり、当面は離れて住む兄に無心せざるを得なくなった。「金融機関は、口座名義人が認知症で判断能力を失ったとみなしたら、簡単に口座を凍結します。一度凍結されてしまうと、後見人を付けないとおカネをおろすことはできなくなるのです」(相続・終活コンサルタントの明石久美氏)もっとも、銀行が口座を凍結する判断基準は一定ではない。厳密には「グレー」な対策ではあるが、夫婦であれば事前に代理カードを作っておくと、たとえば口座名義人である夫に認知症の症状が出始めた場合でも、妻が代わりにおカネをおろせる。夫の行動が変わる前に口座凍結だけならまだしも、認知症になれば証券の売買、不動産や生命保険の名義変更も認められなくなる。とりわけ、財産の名義人である夫が先に認知症になった場合、これらの書類がどこにしまってあるのかさえ、分からなくなってしまう。Photo by iStock 「元気な間に預貯金・証券口座、年金手帳や固定資産税納税通知書、生命保険証券、各種の支払い先などの情報と書類をまとめましょう。定期預金は原則として本人しか解約できないので、早めに解約します」(前出・明石氏)介護の際に気をつけるべきことは、夫婦のどちらが認知症になるかによっても大きく変わってくる。「奥さんが認知症になった場合、注意するべきは徘徊です。日頃から買い物などに出かけることが多い人は、発症した後もフラッと出かけてしまうことが少なくありません。男性の場合、反対に外出しなくなる傾向があります。徘徊が少ないのはいいのですが、自宅の中で転倒すると、奥さんだけでは起き上がらせることもできなくなってしまいます」(介護ぷらす代表の山川仁氏)認知症の症状が進むと、相手が自分の夫や妻であっても、「モノを盗んだ」「ご飯を食べさせてくれない」などと言って攻撃的になったり、場合によっては暴力を振るうケースも出てくる。特に、妻が夫の認知症介護をひとりで抱え込むと、肉体的にも精神的にも追い込まれてしまう。必要なとき、必要なぶんだけ公的な介護サービスを頼るための知識を、事前に得ておきたい。その解説を、【後編】「夫が死んだあと、認知症の妻が「絶望の老後」に陥らないために、今からやっておくべきこと」でお伝えする。『週刊現代』2021年8月21・28日号より
しかも認知症は他の病気と違って、治すことはできない。夫婦のどちらかが必ず認知症にかかると考えて対策を講じなければ、待っているのは悲惨な末路だ。東京都に住む松原和美さん(73歳、仮名)は、銀行のATMで異変に気づいた。キャッシュカードを何度差し込んでも〈お取り扱いできません〉と表示される。「窓口に行くと、『凍結手続きをさせていただきました』と言われて仰天しました。生活費のために夫名義の口座を共有していたのですが、どうやら夫が窓口に行ったとき、『こんなに残高が少ないなんておかしい』と騒いだらしいんです。それで、銀行に『認知症の可能性がある』と判断されてしまった」松原さんの夫は、いわゆる「まだら」の状態。認知症の診断は受けていないが、時折、認知能力が著しく下がってしまう。たまたまそのタイミングで窓口を訪れたのが、運の尽きだった。松原さんは生活費をおろすことができなくなり、当面は離れて住む兄に無心せざるを得なくなった。「金融機関は、口座名義人が認知症で判断能力を失ったとみなしたら、簡単に口座を凍結します。一度凍結されてしまうと、後見人を付けないとおカネをおろすことはできなくなるのです」(相続・終活コンサルタントの明石久美氏)もっとも、銀行が口座を凍結する判断基準は一定ではない。厳密には「グレー」な対策ではあるが、夫婦であれば事前に代理カードを作っておくと、たとえば口座名義人である夫に認知症の症状が出始めた場合でも、妻が代わりにおカネをおろせる。夫の行動が変わる前に口座凍結だけならまだしも、認知症になれば証券の売買、不動産や生命保険の名義変更も認められなくなる。とりわけ、財産の名義人である夫が先に認知症になった場合、これらの書類がどこにしまってあるのかさえ、分からなくなってしまう。Photo by iStock 「元気な間に預貯金・証券口座、年金手帳や固定資産税納税通知書、生命保険証券、各種の支払い先などの情報と書類をまとめましょう。定期預金は原則として本人しか解約できないので、早めに解約します」(前出・明石氏)介護の際に気をつけるべきことは、夫婦のどちらが認知症になるかによっても大きく変わってくる。「奥さんが認知症になった場合、注意するべきは徘徊です。日頃から買い物などに出かけることが多い人は、発症した後もフラッと出かけてしまうことが少なくありません。男性の場合、反対に外出しなくなる傾向があります。徘徊が少ないのはいいのですが、自宅の中で転倒すると、奥さんだけでは起き上がらせることもできなくなってしまいます」(介護ぷらす代表の山川仁氏)認知症の症状が進むと、相手が自分の夫や妻であっても、「モノを盗んだ」「ご飯を食べさせてくれない」などと言って攻撃的になったり、場合によっては暴力を振るうケースも出てくる。特に、妻が夫の認知症介護をひとりで抱え込むと、肉体的にも精神的にも追い込まれてしまう。必要なとき、必要なぶんだけ公的な介護サービスを頼るための知識を、事前に得ておきたい。その解説を、【後編】「夫が死んだあと、認知症の妻が「絶望の老後」に陥らないために、今からやっておくべきこと」でお伝えする。『週刊現代』2021年8月21・28日号より
東京都に住む松原和美さん(73歳、仮名)は、銀行のATMで異変に気づいた。キャッシュカードを何度差し込んでも〈お取り扱いできません〉と表示される。「窓口に行くと、『凍結手続きをさせていただきました』と言われて仰天しました。生活費のために夫名義の口座を共有していたのですが、どうやら夫が窓口に行ったとき、『こんなに残高が少ないなんておかしい』と騒いだらしいんです。それで、銀行に『認知症の可能性がある』と判断されてしまった」松原さんの夫は、いわゆる「まだら」の状態。認知症の診断は受けていないが、時折、認知能力が著しく下がってしまう。たまたまそのタイミングで窓口を訪れたのが、運の尽きだった。松原さんは生活費をおろすことができなくなり、当面は離れて住む兄に無心せざるを得なくなった。「金融機関は、口座名義人が認知症で判断能力を失ったとみなしたら、簡単に口座を凍結します。一度凍結されてしまうと、後見人を付けないとおカネをおろすことはできなくなるのです」(相続・終活コンサルタントの明石久美氏)もっとも、銀行が口座を凍結する判断基準は一定ではない。厳密には「グレー」な対策ではあるが、夫婦であれば事前に代理カードを作っておくと、たとえば口座名義人である夫に認知症の症状が出始めた場合でも、妻が代わりにおカネをおろせる。夫の行動が変わる前に口座凍結だけならまだしも、認知症になれば証券の売買、不動産や生命保険の名義変更も認められなくなる。とりわけ、財産の名義人である夫が先に認知症になった場合、これらの書類がどこにしまってあるのかさえ、分からなくなってしまう。Photo by iStock 「元気な間に預貯金・証券口座、年金手帳や固定資産税納税通知書、生命保険証券、各種の支払い先などの情報と書類をまとめましょう。定期預金は原則として本人しか解約できないので、早めに解約します」(前出・明石氏)介護の際に気をつけるべきことは、夫婦のどちらが認知症になるかによっても大きく変わってくる。「奥さんが認知症になった場合、注意するべきは徘徊です。日頃から買い物などに出かけることが多い人は、発症した後もフラッと出かけてしまうことが少なくありません。男性の場合、反対に外出しなくなる傾向があります。徘徊が少ないのはいいのですが、自宅の中で転倒すると、奥さんだけでは起き上がらせることもできなくなってしまいます」(介護ぷらす代表の山川仁氏)認知症の症状が進むと、相手が自分の夫や妻であっても、「モノを盗んだ」「ご飯を食べさせてくれない」などと言って攻撃的になったり、場合によっては暴力を振るうケースも出てくる。特に、妻が夫の認知症介護をひとりで抱え込むと、肉体的にも精神的にも追い込まれてしまう。必要なとき、必要なぶんだけ公的な介護サービスを頼るための知識を、事前に得ておきたい。その解説を、【後編】「夫が死んだあと、認知症の妻が「絶望の老後」に陥らないために、今からやっておくべきこと」でお伝えする。『週刊現代』2021年8月21・28日号より
「窓口に行くと、『凍結手続きをさせていただきました』と言われて仰天しました。生活費のために夫名義の口座を共有していたのですが、どうやら夫が窓口に行ったとき、『こんなに残高が少ないなんておかしい』と騒いだらしいんです。それで、銀行に『認知症の可能性がある』と判断されてしまった」松原さんの夫は、いわゆる「まだら」の状態。認知症の診断は受けていないが、時折、認知能力が著しく下がってしまう。たまたまそのタイミングで窓口を訪れたのが、運の尽きだった。松原さんは生活費をおろすことができなくなり、当面は離れて住む兄に無心せざるを得なくなった。「金融機関は、口座名義人が認知症で判断能力を失ったとみなしたら、簡単に口座を凍結します。一度凍結されてしまうと、後見人を付けないとおカネをおろすことはできなくなるのです」(相続・終活コンサルタントの明石久美氏)もっとも、銀行が口座を凍結する判断基準は一定ではない。厳密には「グレー」な対策ではあるが、夫婦であれば事前に代理カードを作っておくと、たとえば口座名義人である夫に認知症の症状が出始めた場合でも、妻が代わりにおカネをおろせる。夫の行動が変わる前に口座凍結だけならまだしも、認知症になれば証券の売買、不動産や生命保険の名義変更も認められなくなる。とりわけ、財産の名義人である夫が先に認知症になった場合、これらの書類がどこにしまってあるのかさえ、分からなくなってしまう。Photo by iStock 「元気な間に預貯金・証券口座、年金手帳や固定資産税納税通知書、生命保険証券、各種の支払い先などの情報と書類をまとめましょう。定期預金は原則として本人しか解約できないので、早めに解約します」(前出・明石氏)介護の際に気をつけるべきことは、夫婦のどちらが認知症になるかによっても大きく変わってくる。「奥さんが認知症になった場合、注意するべきは徘徊です。日頃から買い物などに出かけることが多い人は、発症した後もフラッと出かけてしまうことが少なくありません。男性の場合、反対に外出しなくなる傾向があります。徘徊が少ないのはいいのですが、自宅の中で転倒すると、奥さんだけでは起き上がらせることもできなくなってしまいます」(介護ぷらす代表の山川仁氏)認知症の症状が進むと、相手が自分の夫や妻であっても、「モノを盗んだ」「ご飯を食べさせてくれない」などと言って攻撃的になったり、場合によっては暴力を振るうケースも出てくる。特に、妻が夫の認知症介護をひとりで抱え込むと、肉体的にも精神的にも追い込まれてしまう。必要なとき、必要なぶんだけ公的な介護サービスを頼るための知識を、事前に得ておきたい。その解説を、【後編】「夫が死んだあと、認知症の妻が「絶望の老後」に陥らないために、今からやっておくべきこと」でお伝えする。『週刊現代』2021年8月21・28日号より
松原さんの夫は、いわゆる「まだら」の状態。認知症の診断は受けていないが、時折、認知能力が著しく下がってしまう。たまたまそのタイミングで窓口を訪れたのが、運の尽きだった。松原さんは生活費をおろすことができなくなり、当面は離れて住む兄に無心せざるを得なくなった。「金融機関は、口座名義人が認知症で判断能力を失ったとみなしたら、簡単に口座を凍結します。一度凍結されてしまうと、後見人を付けないとおカネをおろすことはできなくなるのです」(相続・終活コンサルタントの明石久美氏)もっとも、銀行が口座を凍結する判断基準は一定ではない。厳密には「グレー」な対策ではあるが、夫婦であれば事前に代理カードを作っておくと、たとえば口座名義人である夫に認知症の症状が出始めた場合でも、妻が代わりにおカネをおろせる。夫の行動が変わる前に口座凍結だけならまだしも、認知症になれば証券の売買、不動産や生命保険の名義変更も認められなくなる。とりわけ、財産の名義人である夫が先に認知症になった場合、これらの書類がどこにしまってあるのかさえ、分からなくなってしまう。Photo by iStock 「元気な間に預貯金・証券口座、年金手帳や固定資産税納税通知書、生命保険証券、各種の支払い先などの情報と書類をまとめましょう。定期預金は原則として本人しか解約できないので、早めに解約します」(前出・明石氏)介護の際に気をつけるべきことは、夫婦のどちらが認知症になるかによっても大きく変わってくる。「奥さんが認知症になった場合、注意するべきは徘徊です。日頃から買い物などに出かけることが多い人は、発症した後もフラッと出かけてしまうことが少なくありません。男性の場合、反対に外出しなくなる傾向があります。徘徊が少ないのはいいのですが、自宅の中で転倒すると、奥さんだけでは起き上がらせることもできなくなってしまいます」(介護ぷらす代表の山川仁氏)認知症の症状が進むと、相手が自分の夫や妻であっても、「モノを盗んだ」「ご飯を食べさせてくれない」などと言って攻撃的になったり、場合によっては暴力を振るうケースも出てくる。特に、妻が夫の認知症介護をひとりで抱え込むと、肉体的にも精神的にも追い込まれてしまう。必要なとき、必要なぶんだけ公的な介護サービスを頼るための知識を、事前に得ておきたい。その解説を、【後編】「夫が死んだあと、認知症の妻が「絶望の老後」に陥らないために、今からやっておくべきこと」でお伝えする。『週刊現代』2021年8月21・28日号より
松原さんは生活費をおろすことができなくなり、当面は離れて住む兄に無心せざるを得なくなった。「金融機関は、口座名義人が認知症で判断能力を失ったとみなしたら、簡単に口座を凍結します。一度凍結されてしまうと、後見人を付けないとおカネをおろすことはできなくなるのです」(相続・終活コンサルタントの明石久美氏)もっとも、銀行が口座を凍結する判断基準は一定ではない。厳密には「グレー」な対策ではあるが、夫婦であれば事前に代理カードを作っておくと、たとえば口座名義人である夫に認知症の症状が出始めた場合でも、妻が代わりにおカネをおろせる。夫の行動が変わる前に口座凍結だけならまだしも、認知症になれば証券の売買、不動産や生命保険の名義変更も認められなくなる。とりわけ、財産の名義人である夫が先に認知症になった場合、これらの書類がどこにしまってあるのかさえ、分からなくなってしまう。Photo by iStock 「元気な間に預貯金・証券口座、年金手帳や固定資産税納税通知書、生命保険証券、各種の支払い先などの情報と書類をまとめましょう。定期預金は原則として本人しか解約できないので、早めに解約します」(前出・明石氏)介護の際に気をつけるべきことは、夫婦のどちらが認知症になるかによっても大きく変わってくる。「奥さんが認知症になった場合、注意するべきは徘徊です。日頃から買い物などに出かけることが多い人は、発症した後もフラッと出かけてしまうことが少なくありません。男性の場合、反対に外出しなくなる傾向があります。徘徊が少ないのはいいのですが、自宅の中で転倒すると、奥さんだけでは起き上がらせることもできなくなってしまいます」(介護ぷらす代表の山川仁氏)認知症の症状が進むと、相手が自分の夫や妻であっても、「モノを盗んだ」「ご飯を食べさせてくれない」などと言って攻撃的になったり、場合によっては暴力を振るうケースも出てくる。特に、妻が夫の認知症介護をひとりで抱え込むと、肉体的にも精神的にも追い込まれてしまう。必要なとき、必要なぶんだけ公的な介護サービスを頼るための知識を、事前に得ておきたい。その解説を、【後編】「夫が死んだあと、認知症の妻が「絶望の老後」に陥らないために、今からやっておくべきこと」でお伝えする。『週刊現代』2021年8月21・28日号より
「金融機関は、口座名義人が認知症で判断能力を失ったとみなしたら、簡単に口座を凍結します。一度凍結されてしまうと、後見人を付けないとおカネをおろすことはできなくなるのです」(相続・終活コンサルタントの明石久美氏)もっとも、銀行が口座を凍結する判断基準は一定ではない。厳密には「グレー」な対策ではあるが、夫婦であれば事前に代理カードを作っておくと、たとえば口座名義人である夫に認知症の症状が出始めた場合でも、妻が代わりにおカネをおろせる。夫の行動が変わる前に口座凍結だけならまだしも、認知症になれば証券の売買、不動産や生命保険の名義変更も認められなくなる。とりわけ、財産の名義人である夫が先に認知症になった場合、これらの書類がどこにしまってあるのかさえ、分からなくなってしまう。Photo by iStock 「元気な間に預貯金・証券口座、年金手帳や固定資産税納税通知書、生命保険証券、各種の支払い先などの情報と書類をまとめましょう。定期預金は原則として本人しか解約できないので、早めに解約します」(前出・明石氏)介護の際に気をつけるべきことは、夫婦のどちらが認知症になるかによっても大きく変わってくる。「奥さんが認知症になった場合、注意するべきは徘徊です。日頃から買い物などに出かけることが多い人は、発症した後もフラッと出かけてしまうことが少なくありません。男性の場合、反対に外出しなくなる傾向があります。徘徊が少ないのはいいのですが、自宅の中で転倒すると、奥さんだけでは起き上がらせることもできなくなってしまいます」(介護ぷらす代表の山川仁氏)認知症の症状が進むと、相手が自分の夫や妻であっても、「モノを盗んだ」「ご飯を食べさせてくれない」などと言って攻撃的になったり、場合によっては暴力を振るうケースも出てくる。特に、妻が夫の認知症介護をひとりで抱え込むと、肉体的にも精神的にも追い込まれてしまう。必要なとき、必要なぶんだけ公的な介護サービスを頼るための知識を、事前に得ておきたい。その解説を、【後編】「夫が死んだあと、認知症の妻が「絶望の老後」に陥らないために、今からやっておくべきこと」でお伝えする。『週刊現代』2021年8月21・28日号より
もっとも、銀行が口座を凍結する判断基準は一定ではない。厳密には「グレー」な対策ではあるが、夫婦であれば事前に代理カードを作っておくと、たとえば口座名義人である夫に認知症の症状が出始めた場合でも、妻が代わりにおカネをおろせる。夫の行動が変わる前に口座凍結だけならまだしも、認知症になれば証券の売買、不動産や生命保険の名義変更も認められなくなる。とりわけ、財産の名義人である夫が先に認知症になった場合、これらの書類がどこにしまってあるのかさえ、分からなくなってしまう。Photo by iStock 「元気な間に預貯金・証券口座、年金手帳や固定資産税納税通知書、生命保険証券、各種の支払い先などの情報と書類をまとめましょう。定期預金は原則として本人しか解約できないので、早めに解約します」(前出・明石氏)介護の際に気をつけるべきことは、夫婦のどちらが認知症になるかによっても大きく変わってくる。「奥さんが認知症になった場合、注意するべきは徘徊です。日頃から買い物などに出かけることが多い人は、発症した後もフラッと出かけてしまうことが少なくありません。男性の場合、反対に外出しなくなる傾向があります。徘徊が少ないのはいいのですが、自宅の中で転倒すると、奥さんだけでは起き上がらせることもできなくなってしまいます」(介護ぷらす代表の山川仁氏)認知症の症状が進むと、相手が自分の夫や妻であっても、「モノを盗んだ」「ご飯を食べさせてくれない」などと言って攻撃的になったり、場合によっては暴力を振るうケースも出てくる。特に、妻が夫の認知症介護をひとりで抱え込むと、肉体的にも精神的にも追い込まれてしまう。必要なとき、必要なぶんだけ公的な介護サービスを頼るための知識を、事前に得ておきたい。その解説を、【後編】「夫が死んだあと、認知症の妻が「絶望の老後」に陥らないために、今からやっておくべきこと」でお伝えする。『週刊現代』2021年8月21・28日号より
口座凍結だけならまだしも、認知症になれば証券の売買、不動産や生命保険の名義変更も認められなくなる。とりわけ、財産の名義人である夫が先に認知症になった場合、これらの書類がどこにしまってあるのかさえ、分からなくなってしまう。Photo by iStock 「元気な間に預貯金・証券口座、年金手帳や固定資産税納税通知書、生命保険証券、各種の支払い先などの情報と書類をまとめましょう。定期預金は原則として本人しか解約できないので、早めに解約します」(前出・明石氏)介護の際に気をつけるべきことは、夫婦のどちらが認知症になるかによっても大きく変わってくる。「奥さんが認知症になった場合、注意するべきは徘徊です。日頃から買い物などに出かけることが多い人は、発症した後もフラッと出かけてしまうことが少なくありません。男性の場合、反対に外出しなくなる傾向があります。徘徊が少ないのはいいのですが、自宅の中で転倒すると、奥さんだけでは起き上がらせることもできなくなってしまいます」(介護ぷらす代表の山川仁氏)認知症の症状が進むと、相手が自分の夫や妻であっても、「モノを盗んだ」「ご飯を食べさせてくれない」などと言って攻撃的になったり、場合によっては暴力を振るうケースも出てくる。特に、妻が夫の認知症介護をひとりで抱え込むと、肉体的にも精神的にも追い込まれてしまう。必要なとき、必要なぶんだけ公的な介護サービスを頼るための知識を、事前に得ておきたい。その解説を、【後編】「夫が死んだあと、認知症の妻が「絶望の老後」に陥らないために、今からやっておくべきこと」でお伝えする。『週刊現代』2021年8月21・28日号より
Photo by iStock 「元気な間に預貯金・証券口座、年金手帳や固定資産税納税通知書、生命保険証券、各種の支払い先などの情報と書類をまとめましょう。定期預金は原則として本人しか解約できないので、早めに解約します」(前出・明石氏)介護の際に気をつけるべきことは、夫婦のどちらが認知症になるかによっても大きく変わってくる。「奥さんが認知症になった場合、注意するべきは徘徊です。日頃から買い物などに出かけることが多い人は、発症した後もフラッと出かけてしまうことが少なくありません。男性の場合、反対に外出しなくなる傾向があります。徘徊が少ないのはいいのですが、自宅の中で転倒すると、奥さんだけでは起き上がらせることもできなくなってしまいます」(介護ぷらす代表の山川仁氏)認知症の症状が進むと、相手が自分の夫や妻であっても、「モノを盗んだ」「ご飯を食べさせてくれない」などと言って攻撃的になったり、場合によっては暴力を振るうケースも出てくる。特に、妻が夫の認知症介護をひとりで抱え込むと、肉体的にも精神的にも追い込まれてしまう。必要なとき、必要なぶんだけ公的な介護サービスを頼るための知識を、事前に得ておきたい。その解説を、【後編】「夫が死んだあと、認知症の妻が「絶望の老後」に陥らないために、今からやっておくべきこと」でお伝えする。『週刊現代』2021年8月21・28日号より
「元気な間に預貯金・証券口座、年金手帳や固定資産税納税通知書、生命保険証券、各種の支払い先などの情報と書類をまとめましょう。定期預金は原則として本人しか解約できないので、早めに解約します」(前出・明石氏)介護の際に気をつけるべきことは、夫婦のどちらが認知症になるかによっても大きく変わってくる。「奥さんが認知症になった場合、注意するべきは徘徊です。日頃から買い物などに出かけることが多い人は、発症した後もフラッと出かけてしまうことが少なくありません。男性の場合、反対に外出しなくなる傾向があります。徘徊が少ないのはいいのですが、自宅の中で転倒すると、奥さんだけでは起き上がらせることもできなくなってしまいます」(介護ぷらす代表の山川仁氏)認知症の症状が進むと、相手が自分の夫や妻であっても、「モノを盗んだ」「ご飯を食べさせてくれない」などと言って攻撃的になったり、場合によっては暴力を振るうケースも出てくる。特に、妻が夫の認知症介護をひとりで抱え込むと、肉体的にも精神的にも追い込まれてしまう。必要なとき、必要なぶんだけ公的な介護サービスを頼るための知識を、事前に得ておきたい。その解説を、【後編】「夫が死んだあと、認知症の妻が「絶望の老後」に陥らないために、今からやっておくべきこと」でお伝えする。『週刊現代』2021年8月21・28日号より
「元気な間に預貯金・証券口座、年金手帳や固定資産税納税通知書、生命保険証券、各種の支払い先などの情報と書類をまとめましょう。定期預金は原則として本人しか解約できないので、早めに解約します」(前出・明石氏)介護の際に気をつけるべきことは、夫婦のどちらが認知症になるかによっても大きく変わってくる。「奥さんが認知症になった場合、注意するべきは徘徊です。日頃から買い物などに出かけることが多い人は、発症した後もフラッと出かけてしまうことが少なくありません。男性の場合、反対に外出しなくなる傾向があります。徘徊が少ないのはいいのですが、自宅の中で転倒すると、奥さんだけでは起き上がらせることもできなくなってしまいます」(介護ぷらす代表の山川仁氏)認知症の症状が進むと、相手が自分の夫や妻であっても、「モノを盗んだ」「ご飯を食べさせてくれない」などと言って攻撃的になったり、場合によっては暴力を振るうケースも出てくる。特に、妻が夫の認知症介護をひとりで抱え込むと、肉体的にも精神的にも追い込まれてしまう。必要なとき、必要なぶんだけ公的な介護サービスを頼るための知識を、事前に得ておきたい。その解説を、【後編】「夫が死んだあと、認知症の妻が「絶望の老後」に陥らないために、今からやっておくべきこと」でお伝えする。『週刊現代』2021年8月21・28日号より
介護の際に気をつけるべきことは、夫婦のどちらが認知症になるかによっても大きく変わってくる。「奥さんが認知症になった場合、注意するべきは徘徊です。日頃から買い物などに出かけることが多い人は、発症した後もフラッと出かけてしまうことが少なくありません。男性の場合、反対に外出しなくなる傾向があります。徘徊が少ないのはいいのですが、自宅の中で転倒すると、奥さんだけでは起き上がらせることもできなくなってしまいます」(介護ぷらす代表の山川仁氏)認知症の症状が進むと、相手が自分の夫や妻であっても、「モノを盗んだ」「ご飯を食べさせてくれない」などと言って攻撃的になったり、場合によっては暴力を振るうケースも出てくる。特に、妻が夫の認知症介護をひとりで抱え込むと、肉体的にも精神的にも追い込まれてしまう。必要なとき、必要なぶんだけ公的な介護サービスを頼るための知識を、事前に得ておきたい。その解説を、【後編】「夫が死んだあと、認知症の妻が「絶望の老後」に陥らないために、今からやっておくべきこと」でお伝えする。『週刊現代』2021年8月21・28日号より
「奥さんが認知症になった場合、注意するべきは徘徊です。日頃から買い物などに出かけることが多い人は、発症した後もフラッと出かけてしまうことが少なくありません。男性の場合、反対に外出しなくなる傾向があります。徘徊が少ないのはいいのですが、自宅の中で転倒すると、奥さんだけでは起き上がらせることもできなくなってしまいます」(介護ぷらす代表の山川仁氏)認知症の症状が進むと、相手が自分の夫や妻であっても、「モノを盗んだ」「ご飯を食べさせてくれない」などと言って攻撃的になったり、場合によっては暴力を振るうケースも出てくる。特に、妻が夫の認知症介護をひとりで抱え込むと、肉体的にも精神的にも追い込まれてしまう。必要なとき、必要なぶんだけ公的な介護サービスを頼るための知識を、事前に得ておきたい。その解説を、【後編】「夫が死んだあと、認知症の妻が「絶望の老後」に陥らないために、今からやっておくべきこと」でお伝えする。『週刊現代』2021年8月21・28日号より
男性の場合、反対に外出しなくなる傾向があります。徘徊が少ないのはいいのですが、自宅の中で転倒すると、奥さんだけでは起き上がらせることもできなくなってしまいます」(介護ぷらす代表の山川仁氏)認知症の症状が進むと、相手が自分の夫や妻であっても、「モノを盗んだ」「ご飯を食べさせてくれない」などと言って攻撃的になったり、場合によっては暴力を振るうケースも出てくる。特に、妻が夫の認知症介護をひとりで抱え込むと、肉体的にも精神的にも追い込まれてしまう。必要なとき、必要なぶんだけ公的な介護サービスを頼るための知識を、事前に得ておきたい。その解説を、【後編】「夫が死んだあと、認知症の妻が「絶望の老後」に陥らないために、今からやっておくべきこと」でお伝えする。『週刊現代』2021年8月21・28日号より
認知症の症状が進むと、相手が自分の夫や妻であっても、「モノを盗んだ」「ご飯を食べさせてくれない」などと言って攻撃的になったり、場合によっては暴力を振るうケースも出てくる。特に、妻が夫の認知症介護をひとりで抱え込むと、肉体的にも精神的にも追い込まれてしまう。必要なとき、必要なぶんだけ公的な介護サービスを頼るための知識を、事前に得ておきたい。その解説を、【後編】「夫が死んだあと、認知症の妻が「絶望の老後」に陥らないために、今からやっておくべきこと」でお伝えする。『週刊現代』2021年8月21・28日号より
特に、妻が夫の認知症介護をひとりで抱え込むと、肉体的にも精神的にも追い込まれてしまう。必要なとき、必要なぶんだけ公的な介護サービスを頼るための知識を、事前に得ておきたい。その解説を、【後編】「夫が死んだあと、認知症の妻が「絶望の老後」に陥らないために、今からやっておくべきこと」でお伝えする。『週刊現代』2021年8月21・28日号より
その解説を、【後編】「夫が死んだあと、認知症の妻が「絶望の老後」に陥らないために、今からやっておくべきこと」でお伝えする。『週刊現代』2021年8月21・28日号より
『週刊現代』2021年8月21・28日号より