吉村知事 菅総理「批判出たがプラスの働きも多い」 コロナ対策評価

大阪府の吉村洋文知事が3日、大阪府庁で会見。この日、菅義偉首相が自民党総裁選(17日告示、29日投開票)に立候補しない意向を表明したことについての受け止めを質問された。
吉村知事は「菅総理は去年、安倍(晋三)前総理が病気で体調を崩されたことから急きょ総理という立場でこの1年間、コロナ禍でしんどい時期を前面に立ってコロナ対策を中心に対応されたと思う。大阪としても菅総理のもと、さまざまなコロナ対策のご支援をいただいたと思っている。最後までコロナ対策をやり切って総理・総裁を終えるという判断。僕自身は本当にお疲れさまでしたという思い」とねぎらった。
「批判は出ていたが、いろんな部分でプラスで働いた部分も多かったと思う。直近でいうと、(新型コロナウイルスに対するカクテル療法剤)『ロナプリーブ』の外来適用だって、厚労省としてはなかなか認められないところだろうが、菅総理のリーダーシップでかなり早期に認めてもらって、いま大阪で始めているし、全国でも広がりつつある」と功績を評価。
さらに、「ワクチンもいろいろ批判されているが、菅総理の7月末までに高齢者(の接種)を終えるという大号令がなかったら、今でも高齢者は終わってなかったと思う。高齢者の接種が終わっていない段階でデルタ株の波が来ていたら、ものすごい被害が出ていたと思う。これは菅総理の判断で、当時いろいろな批判も出たけど、大きく結果が変わったところじゃないかと思っている。コロナ対策の部分で大きくプラスに働いた部分もあったろうし、何より誰がやっても多分、一番しんどい時期をされたというふうに思っている」と続けて気遣った。