ジャーナリスト・鈴木哲夫氏「解散失敗、役員人事の失敗、地元の心離れの3つが理由」…菅首相退陣

菅義偉首相(72)が3日、自民党総裁選への不出馬を表明し、永田町に大きな衝撃が広がった。ジャーナリスト・鈴木哲夫氏は以下のようにコメントした。
* * *
辞任の理由は3つ。首相にとって最大のカードである解散権が一夜にして潰されたこと。さらに役員人事の失敗。幹事長に河野氏、野田聖子(幹事長代行)氏、武田良太(総務相)氏、萩生田光一(文科相)氏、進次郎氏らのいずれか、特に河野氏に任せようとしたけど、麻生氏とモメてうまくいかなかった。最後に、自民党神奈川県連が総裁選で推さない意向を示したこと。一代を築いた地元での動きだけに、ショックがあったと思います。
国民は総裁選をお祭りではなくお家騒動とみている。政局に奔走する自民党に対し、厳しい目があることも事実です。五輪の開催が支持率回復につながらなかったように、国民は冷静に政治をみている。顔ぶれや論戦で華やかに演出されたとしても、ムードが変わるほど甘くない。