「流れ変わってほしい」 菅首相退陣、沖縄・長崎に驚きと憤り

菅義偉首相が3日、自民党総裁選への不出馬を表明したことについて、沖縄では、安倍政権、菅政権の下で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の県内移設に伴う名護市辺野古沿岸部の埋め立て工事が進んできた。現場で抗議活動を続けてきた沖縄平和運動センターの山城博治議長は「力ずくで沖縄に向かってきた政権下で、悔しい思いを強いられてきた。留飲が下がる」と心境を語った。石垣島や宮古島などでは中国をにらんだ自衛隊配備も進む。「米国に追随し、沖縄を戦場にすることもいとわないような政治から流れが変わってほしい」と語った。
【写真特集】菅首相、突然の総裁選不出馬表明
条件付きで移設を容認してきた辺野古区長の古波蔵(こはぐら)太さんは首相官邸で菅氏と面談したこともある。「一生懸命に取り組んでいた人なので残念だ。(次の総裁も)地元の振興策をより強力に進めてくれる人になってほしい」と願った。
玉城(たまき)デニー知事は記者団の取材に「正直驚いた」と語り、菅氏が県の反対を押し切る形で辺野古移設を進めてきたことには「非常に残念だ。新しく自民党総裁になる方に沖縄の思いをしっかりお伝えしたい」と述べた。【遠藤孝康、竹内望】
「次期政権は一刻も早く救済を」 「責任を投げ出すのか」。国が定める「援護対象区域」の外にいたため被爆者と認められない「被爆体験者」で、被爆認定などを巡って国や長崎県、長崎市と集団訴訟している原告団長の山内武さん(78)は突然の辞意表明に憤った。 被爆体験者を巡っては広島高裁が7月、被爆認定されていなかった原告84人全員を被爆者と認める判決を出し、国は上告を断念。原告全員を被爆者と認め、首相談話では「原告と同じような事情にあった方々については救済できるよう対応を検討する」とした。 しかし、8月9日の長崎平和祈念式典では長崎の被爆体験者救済に触れず、その後の記者会見で「(長崎は)訴訟が継続中なので行方を注視する」と一線を引く考えを示していた。 山内さんは「広島でいい流れができていたのに長崎ではお茶を濁して逃げた。原告は高齢化が進み裁判は苦しい。次期政権は一刻も早く救済を決断してほしい」と求めた。【中山敦貴】
「責任を投げ出すのか」。国が定める「援護対象区域」の外にいたため被爆者と認められない「被爆体験者」で、被爆認定などを巡って国や長崎県、長崎市と集団訴訟している原告団長の山内武さん(78)は突然の辞意表明に憤った。 被爆体験者を巡っては広島高裁が7月、被爆認定されていなかった原告84人全員を被爆者と認める判決を出し、国は上告を断念。原告全員を被爆者と認め、首相談話では「原告と同じような事情にあった方々については救済できるよう対応を検討する」とした。 しかし、8月9日の長崎平和祈念式典では長崎の被爆体験者救済に触れず、その後の記者会見で「(長崎は)訴訟が継続中なので行方を注視する」と一線を引く考えを示していた。 山内さんは「広島でいい流れができていたのに長崎ではお茶を濁して逃げた。原告は高齢化が進み裁判は苦しい。次期政権は一刻も早く救済を決断してほしい」と求めた。【中山敦貴】
被爆体験者を巡っては広島高裁が7月、被爆認定されていなかった原告84人全員を被爆者と認める判決を出し、国は上告を断念。原告全員を被爆者と認め、首相談話では「原告と同じような事情にあった方々については救済できるよう対応を検討する」とした。 しかし、8月9日の長崎平和祈念式典では長崎の被爆体験者救済に触れず、その後の記者会見で「(長崎は)訴訟が継続中なので行方を注視する」と一線を引く考えを示していた。 山内さんは「広島でいい流れができていたのに長崎ではお茶を濁して逃げた。原告は高齢化が進み裁判は苦しい。次期政権は一刻も早く救済を決断してほしい」と求めた。【中山敦貴】
しかし、8月9日の長崎平和祈念式典では長崎の被爆体験者救済に触れず、その後の記者会見で「(長崎は)訴訟が継続中なので行方を注視する」と一線を引く考えを示していた。 山内さんは「広島でいい流れができていたのに長崎ではお茶を濁して逃げた。原告は高齢化が進み裁判は苦しい。次期政権は一刻も早く救済を決断してほしい」と求めた。【中山敦貴】
山内さんは「広島でいい流れができていたのに長崎ではお茶を濁して逃げた。原告は高齢化が進み裁判は苦しい。次期政権は一刻も早く救済を決断してほしい」と求めた。【中山敦貴】