送迎バスで園児死亡の保育園、園長が辞任 理事長らも交代へ

福岡県中間市の双葉保育園で園児がバスに閉じ込められて死亡した事故で、この園の女性園長が5日付で辞任し、6日から新しい園長に交代することが園側への取材でわかった。
運営する社会福祉法人の理事長らも代わる予定という。
園の弁護士によると、園長は事故当初から、責任を取って辞任する意向を示していた。8月30日の運営法人の理事会で交代が承認され、代わって、双葉保育園の評議員を務めたことがある別の保育園長経験者が新園長に就く。女性園長は法人の理事といった役員にも残らず、園の運営から完全に退くという。
双葉保育園では、園児の倉掛冬生(とうま)ちゃん(当時5)が7月29日、登園時に乗ったバスの中に取り残され熱中症で死亡した。園側によると、バスは女性園長が1人で運行していたが、到着後の車内確認が不十分で、冬生ちゃんを取り残したままバスを施錠していたという。
県と市は8月31日、園を運営する社会福祉法人に改善勧告を出し、園長らの責任の明確化や、登園時の出欠確認のルールの見直しなどを求めていた。
福岡県警は業務上過失致死の疑いで調べている。(布田一樹)