ワクチン接種の有無、生徒に挙手させ調査 奈良の中学校 教諭が謝罪

奈良県の五條市立中学校で1日、2年生の担任教諭が生徒に対し、新型コロナワクチンの接種を受けたかどうかを、手を挙げさせるなどして調査していたことが分かった。教諭らは翌2日、「聞くべきことではなかった」と生徒に謝罪した。
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同校によると、2年生2学級の担任がそれぞれ、始業式後の学級活動の時間に、みんなの前で生徒に挙手させたり、個別に聞き取ったりしてワクチン接種の有無を調べたという。
市教委からの連絡を受けて校長が担任らに事情を聴いたところ、「学校行事や生徒の生活の把握のために調べよう」と2年生の担当教諭らで話し合い、調査を決めたという。校長は毎日新聞の取材に「調査すること自体間違ったことで、申し訳ない」と述べた。
文部科学省は学校現場に対し、ワクチン接種の強制につながることがないよう、生徒の行事への参加などに際してワクチン接種などの条件を付さないよう求めている。【高田房二郎】