“元二階派”金子恵美氏「菅独裁への怒り渦巻いていた」 小泉氏“不出馬進言”は中堅若手を代弁

突然、総裁選への不出馬を表明した菅総理。背景には何があったのでしょうか?
めざまし8に出演した、元衆院議員で二階派だった金子恵美氏は、党内に吹き荒れていた菅首相への強い逆風を解説しました。
突然の退陣表明までの一連の流れをどう受け止めたらよいのか。
金子恵美さん:党の役員人事で、実質“二階切り”というのが、正直、岸田さんが公約で先手を打たれた所があります。これが非常に党内で好評、支持されたんですよね。そこで、菅さんも焦って二階さんを切ったのだとは思うんですが、いわゆる「時既に遅し」という感じがありました。さらに、幹事長が決まらなかったというのが最終的に痛かったというのを聞いてます。けれども、それだけ党の中で“菅独裁への怒り”っていうのが本当に広がっていたのと、次の選挙への不安が非常に大きかった。次の選挙への不安というところに対しては、先程 小泉さんが相談にのっていたってところですけれども、中堅若手が「とにかく選挙をこれじゃ戦えないから、出馬を取りやめてもらえるように言ってくれ」って、実はずっと小泉さんに言ってたんです。小泉さんは当初それが進言できなかったのですね。ただ、なかなか菅さんが辞める姿勢をみせないと、いよいよ党内で「声」というのが極限まで大きくなって、小泉さんが中堅・若手の声を代表して進言したというのが本当のところと思います。
菅首相と同じ神奈川県を地盤とする小泉進次郎環境大臣が連日面会し、話し合いをしていました。その中で小泉大臣は、党のために総裁選への出馬をとりやめることも進言していたのです。
ーー二階幹事長が気分を害されたなどはありますか?
金子恵美さん:良い気分はしてないと思います。でも、党内の空気感も当然わかってらっしゃったとも思いますし、それを切られた後、今度またどういう風にですね、党内で影響力を持ち続けられるのか、そしてまた次の息子さんへの影響力を維持できるっていうのを考えてると思いますね。
“派閥の論理”と“総選挙で勝てる顔選び”。
それぞれの思惑が交錯する中、今回の総裁選は混沌としています。
(「めざまし8」 9月6日放送)