福岡県「緊急事態宣言12日解除は困難」 政府に伝達

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い緊急事態宣言が発令されている福岡県は7日、期限となる12日での宣言解除は困難とする考えを政府側に伝えた。大曲昭恵副知事や担当者が電話で政府の担当者に伝達した。
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県によると、7日に確認された新規感染者は424人で、8月18日の1253人をピークに最近は減少傾向にある。しかし、6日時点の病床使用率は63・4%で、国の指標で最も深刻なステージ4(感染爆発)の基準(50%以上)を上回った。人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数も95・4人と、ステージ4の基準(25人以上)を大幅に超えており、期限内の解除は難しいと判断した。
県は、いずれもステージ4の基準を下回るのは9月下旬以降になるとの県独自の予測も政府側に伝えた。
政府側は、宣言解除の可否について明確な回答はしなかったという。県保健医療介護部の白石博昭部長は記者会見で「新規陽性者数の減少傾向が続いても、期限の12日までにステージ3(感染急増)相当に改善することは見込まれない」と説明した。【光田宗義】