救急搬送まで「現場待機600分」の事例も コロナ禍、苦慮する消防

8月前半の急病の救急搬送で、搬送先が見つからず現場に100分以上滞在するケースが県内各地で相次いでいたことが、各消防への取材で分かった。
千葉市や県西部だけでなく、長生郡市広域市町村圏組合消防本部でも、新型コロナウイルス感染の疑いで520分かかったケースがあった。
県内31の消防本部・消防局に、(1)現場滞在時間が30分以上(2)医療機関への照会が4回以上――の件数を聞いた。
(1)では、7月後半の2105件から8月前半の2470件に17%増加。(2)でも、7月後半の667件から8月前半の865件に30%増えた。新型コロナの感染拡大で、各消防が搬送先に苦慮した実態が明らかになった。
1回の出動で最も照会件数が多かったのは、8月15日に千葉市消防局が新型コロナで自宅療養中の70代男性を搬送したケースで、医療機関に99回照会していた。病院の搬送まで約5時間かかったという。担当者は「休日の夜間、早朝はベッド満床が多く、特に搬送先が決まりにくい」と漏らす。
現場滞在時間の最長は、市川市消防局で600分。コロナ患者の搬送で、午前7時台に現場到着したが、搬送先に向かったのは午後5時台だった。
搬送先が長時間見つからないケースでは、救急車も現場に拘束され、他の出動に影響が出ているという。こうした状況を打開しようと、習志野市は8月16日から廃車予定だった救急車1台を臨時運用し、計7台態勢で搬送に当たる。 一方、搬送先となる病院側でも困難な状況が続いている。 「(患者が)退院しても、病床がすぐに埋まる。一進一退の状況が続いている」。千葉大病院(千葉市)の横手幸太郎院長は8月末の院内会議で窮状を説明した。 同病院では、新型コロナの中等症や重症者向け病床を31床から46床に増やした。救命救急センターのICU(集中治療室)18床も10床に絞ってコロナ用に常時稼働させているという。 併せて不急の手術や診療数を減らし、外科医なども対応に当たる。それでも8月末時点で46床のうち45床が埋まっている状況だ。 同大の猪狩英俊・感染制御部長は「医療の逼迫(ひっぱく)が1カ月近くになり、重症者以外は受け入れが難しい。必要な医療が受けられない状況は、医療崩壊と言えるのではないか」と訴えている。 県内の人口10万人あたりの新規感染者数は減りつつあるが、重症者用の病床使用率は8月下旬に8割を超え、現在でも7割前後と厳しい状況が続いている。(高室杏子、真田香菜子、小木雄太)
一方、搬送先となる病院側でも困難な状況が続いている。 「(患者が)退院しても、病床がすぐに埋まる。一進一退の状況が続いている」。千葉大病院(千葉市)の横手幸太郎院長は8月末の院内会議で窮状を説明した。 同病院では、新型コロナの中等症や重症者向け病床を31床から46床に増やした。救命救急センターのICU(集中治療室)18床も10床に絞ってコロナ用に常時稼働させているという。 併せて不急の手術や診療数を減らし、外科医なども対応に当たる。それでも8月末時点で46床のうち45床が埋まっている状況だ。 同大の猪狩英俊・感染制御部長は「医療の逼迫(ひっぱく)が1カ月近くになり、重症者以外は受け入れが難しい。必要な医療が受けられない状況は、医療崩壊と言えるのではないか」と訴えている。 県内の人口10万人あたりの新規感染者数は減りつつあるが、重症者用の病床使用率は8月下旬に8割を超え、現在でも7割前後と厳しい状況が続いている。(高室杏子、真田香菜子、小木雄太)
「(患者が)退院しても、病床がすぐに埋まる。一進一退の状況が続いている」。千葉大病院(千葉市)の横手幸太郎院長は8月末の院内会議で窮状を説明した。 同病院では、新型コロナの中等症や重症者向け病床を31床から46床に増やした。救命救急センターのICU(集中治療室)18床も10床に絞ってコロナ用に常時稼働させているという。 併せて不急の手術や診療数を減らし、外科医なども対応に当たる。それでも8月末時点で46床のうち45床が埋まっている状況だ。 同大の猪狩英俊・感染制御部長は「医療の逼迫(ひっぱく)が1カ月近くになり、重症者以外は受け入れが難しい。必要な医療が受けられない状況は、医療崩壊と言えるのではないか」と訴えている。 県内の人口10万人あたりの新規感染者数は減りつつあるが、重症者用の病床使用率は8月下旬に8割を超え、現在でも7割前後と厳しい状況が続いている。(高室杏子、真田香菜子、小木雄太)
同病院では、新型コロナの中等症や重症者向け病床を31床から46床に増やした。救命救急センターのICU(集中治療室)18床も10床に絞ってコロナ用に常時稼働させているという。 併せて不急の手術や診療数を減らし、外科医なども対応に当たる。それでも8月末時点で46床のうち45床が埋まっている状況だ。 同大の猪狩英俊・感染制御部長は「医療の逼迫(ひっぱく)が1カ月近くになり、重症者以外は受け入れが難しい。必要な医療が受けられない状況は、医療崩壊と言えるのではないか」と訴えている。 県内の人口10万人あたりの新規感染者数は減りつつあるが、重症者用の病床使用率は8月下旬に8割を超え、現在でも7割前後と厳しい状況が続いている。(高室杏子、真田香菜子、小木雄太)
併せて不急の手術や診療数を減らし、外科医なども対応に当たる。それでも8月末時点で46床のうち45床が埋まっている状況だ。 同大の猪狩英俊・感染制御部長は「医療の逼迫(ひっぱく)が1カ月近くになり、重症者以外は受け入れが難しい。必要な医療が受けられない状況は、医療崩壊と言えるのではないか」と訴えている。 県内の人口10万人あたりの新規感染者数は減りつつあるが、重症者用の病床使用率は8月下旬に8割を超え、現在でも7割前後と厳しい状況が続いている。(高室杏子、真田香菜子、小木雄太)
同大の猪狩英俊・感染制御部長は「医療の逼迫(ひっぱく)が1カ月近くになり、重症者以外は受け入れが難しい。必要な医療が受けられない状況は、医療崩壊と言えるのではないか」と訴えている。 県内の人口10万人あたりの新規感染者数は減りつつあるが、重症者用の病床使用率は8月下旬に8割を超え、現在でも7割前後と厳しい状況が続いている。(高室杏子、真田香菜子、小木雄太)
県内の人口10万人あたりの新規感染者数は減りつつあるが、重症者用の病床使用率は8月下旬に8割を超え、現在でも7割前後と厳しい状況が続いている。(高室杏子、真田香菜子、小木雄太)