住宅からポリ袋に入った遺体 住民の兄弟と連絡とれず

8日午前10時45分ごろ、福岡県宗像市自由ケ丘8丁目の住宅を訪問した裁判所の職員から「袋にくるまれた遺体らしきものがある」と110番通報があった。
室内からポリ袋に入れられた男性の遺体が見つかり、県警は死体遺棄事件とみて調べている。
県警によると、遺体は2階の押し入れ内から発見された。身長160センチ超の成人とみられるという。黒や透明の数枚のポリ袋に入れられ、一部はミイラ化しており、腐敗が進んでいる状態で、目立った外傷はないという。住宅は施錠されており、外部からの侵入の痕跡はなかった。
この住宅には59歳と58歳の兄弟2人が住んでいるとみられるが、いずれも連絡が取れていない。県警が兄弟の行方を捜している。
不動産登記によると、住宅は競売にかけられ、今年6月に売却されていた。裁判所職員は強制執行のためこの日立ち入ったという。
捜査関係者によると、今月3日に裁判所職員らが弟と面会した際、押し入れに同様の袋があるのを見ていたという。兄は最近、近所などで目撃されていないという。
近所に住む80代女性は、この住宅に住む弟とは日頃から野菜や果物をもらったりあげたりしていた。最後に会ったのは5月ごろという。「買い物から帰ってきたら、警察官がたくさんいた。事件があったと聞いて驚いている」と話した。(板倉大地、古畑航希)