兄の遺体ポリ袋に入れ放置疑い 逮捕の弟「においひどくなった」

福岡県宗像市の住宅でポリ袋に入った男性の遺体が見つかった事件で、県警は10日、この家に住んでいた無職渋村美彦容疑者(58)を死体遺棄容疑で逮捕し、発表した。
遺体は美彦容疑者の兄の政憲さんと判明。「兄が亡くなり、においがひどくなったのでポリ袋に入れた」と容疑を認めているという。
県警捜査1課によると、美彦容疑者は2018年9月30日ごろから今月3日までの間、1歳年上の政憲さんの遺体をポリ袋に入れて自宅2階の押し入れに遺棄した疑い。
遺体は8日午前、強制執行のために訪れた裁判所職員らが発見。司法解剖では目立った外傷はなく、死因は分からなかった。
住宅が競売にかけられた昨年10月以降、裁判所職員が美彦容疑者と接触していた。美彦容疑者は9日朝に宗像署に出頭し、「家の明け渡しで遺体が見つかると思い家を出た。事件のニュースを見て逃げられないと思った」と話しているという。(板倉大地)