暴力団関係者に捜査情報漏らす 警部補を懲戒免職 神奈川県警

【神奈川】捜査情報を暴力団関係者に漏らすなどしたとして、県警は10日、捜査2課の男性警部補(45)を懲戒免職にし発表した。
聞き取りに「捜査情報を伝えることで関係性を継続したかった。協力者として運用したかった」などと事実を認めており、地方公務員法(守秘義務)違反容疑で捜査する。
監察官室によると、警部補は暴力団対策課に所属していた2015年9月、同課が捜査中だった偽計業務妨害事件に関し、暴力団関係者に対して捜査対象になっていることを伝えた。
警部補は17年に特殊詐欺事件などを担当する捜査2課に異動。昨年1月、別の暴力団関係者に対して、暴力団事務所を県警が恐喝事件の関係先として家宅捜索する日時を教えた。両事件とも捜査に支障はなかったとしている。
また、捜査2課の男性巡査部長(52)を戒告処分とした。警部補と2人で19年1月~昨年2月、女性が接客する飲食店で情報提供者と4回会い、計50万円程度の接待を受けたという。(小寺陽一郎)