コロナ対応、言動ぶれる北海道知事 国の顔色うかがう?

新型コロナウイルスの対応を巡り、鈴木直道北海道知事の言動のぶれが目立つ。全道に感染が拡大した8月中旬には国に対し緊急事態宣言発令の要請をちゅうちょしていたが、今回は感染状況が改善する中で宣言延長を求めて積極的に国に働き掛けていた。道議からは「国側の顔色をうかがっているのか」との声も出る。【米山淳、土谷純一】
「キャンセルしづらく」計4回ワクチン接種
「要請という制度はない」。鈴木知事は8月17日、道庁で記者団に言い切った。当時、道内は直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が宣言発令目安(25人)の倍以上になるなど、深刻度を増していた。だが、政府は宣言への引き上げを見送り、鈴木知事も国に適用を要請することなく静観していた。
そのわずか2日後の19日、政府に文書で宣言の適用を要請した。「文書で『依頼』した」と強調したが、「要請」だったのは明らかで、短期間で方針転換した。
そして今回。宣言下で感染状況が改善したにもかかわらず、今月7日、西村康稔経済再生担当相と電話で協議し「直ちに強い措置を解除できる状況ではない」などと宣言の延長を積極的に求めた。
似たようなぶれは、以前もあった。7月中旬、まん延防止等重点措置の適用を国に積極的に要請し、適用されたかと思えば、小樽市と石狩管内を「措置区域」に追加しながら、感染拡大が顕著だった旭川市の追加は見送った。その4日後の8月17日、旭川市を追加し、ちぐはぐな対応ぶりが際立った。
道議の一人は「適用の要請を渋ったと思えば、減少傾向にある中で延長を求める。国や市町村の意向を聞く必要はあるが、判断基準に一貫性がない」と批判する。 別の道議は「(鈴木知事と太いパイプを持つ)菅義偉首相との関係もあるのではないか」と邪推する。「国の顔色をうかがうのではなく、主体的に判断し、判断に至った経緯を丁寧に説明する必要がある。そこが不十分で、道民の理解を得られないのではないか」と指摘する。 札幌医科大の横田伸一教授(微生物学)は、今回の対応について「確実に減少傾向にあり、まん延防止措置に移ると思っていたが、さらに感染者数を少なくしたいとする明確な理由があるなら理解できる」と評価する。 そのうえで、「宣言の適用と解除に基準があるのに、国は守っておらず問題。数値が基準を超え、なおかつ上昇傾向であるなら自動的に措置を強めるべきだ」と指摘する。鈴木知事の主な発言と新型コロナ対応 ※<>内は知事の姿勢7月20日<積極姿勢>「爆発的な感染拡大が懸念される。先手を打って(まん延防止等重点措置を)要請する」  26日<積極姿勢>「(五輪を)安全・安心の中で開催する上でも(まん延防止措置の)適用が必要」  30日<慎重姿勢>まん延防止措置の措置区域は札幌市のみとする方針を表明。適用要請があった北見市は「札幌市と同等の措置をとる段階ではない」8月13日<積極姿勢>小樽市と石狩管内を措置区域に追加  同日<慎重姿勢>感染急拡大の旭川市は「市長とも話し合った上で連携して感染拡大の抑制に取り組むことになった」と見送り  17日<方針転換>旭川市を措置区域に追加する方針を表明  同日<慎重姿勢>「(緊急事態宣言に)要請という制度はない」と国に要請せず。一方、秋元克広札幌市長は「医療提供体制に余力があるうちに強い措置をとるべき」と危機感を表明  18日<慎重姿勢>緊急事態宣言について「引き続き(国と)協議する」  19日<方針転換>「緊急事態宣言の適用を検討してください」と文書で「依頼」9月8日<積極姿勢>「(国に)直ちに強い措置を解除できる状況ではないと伝えた」  9日<積極姿勢>「(宣言期間は)社会経済活動を段階的に緩和していくためにも、今月末まで必要」
別の道議は「(鈴木知事と太いパイプを持つ)菅義偉首相との関係もあるのではないか」と邪推する。「国の顔色をうかがうのではなく、主体的に判断し、判断に至った経緯を丁寧に説明する必要がある。そこが不十分で、道民の理解を得られないのではないか」と指摘する。 札幌医科大の横田伸一教授(微生物学)は、今回の対応について「確実に減少傾向にあり、まん延防止措置に移ると思っていたが、さらに感染者数を少なくしたいとする明確な理由があるなら理解できる」と評価する。 そのうえで、「宣言の適用と解除に基準があるのに、国は守っておらず問題。数値が基準を超え、なおかつ上昇傾向であるなら自動的に措置を強めるべきだ」と指摘する。鈴木知事の主な発言と新型コロナ対応 ※<>内は知事の姿勢7月20日<積極姿勢>「爆発的な感染拡大が懸念される。先手を打って(まん延防止等重点措置を)要請する」  26日<積極姿勢>「(五輪を)安全・安心の中で開催する上でも(まん延防止措置の)適用が必要」  30日<慎重姿勢>まん延防止措置の措置区域は札幌市のみとする方針を表明。適用要請があった北見市は「札幌市と同等の措置をとる段階ではない」8月13日<積極姿勢>小樽市と石狩管内を措置区域に追加  同日<慎重姿勢>感染急拡大の旭川市は「市長とも話し合った上で連携して感染拡大の抑制に取り組むことになった」と見送り  17日<方針転換>旭川市を措置区域に追加する方針を表明  同日<慎重姿勢>「(緊急事態宣言に)要請という制度はない」と国に要請せず。一方、秋元克広札幌市長は「医療提供体制に余力があるうちに強い措置をとるべき」と危機感を表明  18日<慎重姿勢>緊急事態宣言について「引き続き(国と)協議する」  19日<方針転換>「緊急事態宣言の適用を検討してください」と文書で「依頼」9月8日<積極姿勢>「(国に)直ちに強い措置を解除できる状況ではないと伝えた」  9日<積極姿勢>「(宣言期間は)社会経済活動を段階的に緩和していくためにも、今月末まで必要」
札幌医科大の横田伸一教授(微生物学)は、今回の対応について「確実に減少傾向にあり、まん延防止措置に移ると思っていたが、さらに感染者数を少なくしたいとする明確な理由があるなら理解できる」と評価する。 そのうえで、「宣言の適用と解除に基準があるのに、国は守っておらず問題。数値が基準を超え、なおかつ上昇傾向であるなら自動的に措置を強めるべきだ」と指摘する。鈴木知事の主な発言と新型コロナ対応 ※<>内は知事の姿勢7月20日<積極姿勢>「爆発的な感染拡大が懸念される。先手を打って(まん延防止等重点措置を)要請する」  26日<積極姿勢>「(五輪を)安全・安心の中で開催する上でも(まん延防止措置の)適用が必要」  30日<慎重姿勢>まん延防止措置の措置区域は札幌市のみとする方針を表明。適用要請があった北見市は「札幌市と同等の措置をとる段階ではない」8月13日<積極姿勢>小樽市と石狩管内を措置区域に追加  同日<慎重姿勢>感染急拡大の旭川市は「市長とも話し合った上で連携して感染拡大の抑制に取り組むことになった」と見送り  17日<方針転換>旭川市を措置区域に追加する方針を表明  同日<慎重姿勢>「(緊急事態宣言に)要請という制度はない」と国に要請せず。一方、秋元克広札幌市長は「医療提供体制に余力があるうちに強い措置をとるべき」と危機感を表明  18日<慎重姿勢>緊急事態宣言について「引き続き(国と)協議する」  19日<方針転換>「緊急事態宣言の適用を検討してください」と文書で「依頼」9月8日<積極姿勢>「(国に)直ちに強い措置を解除できる状況ではないと伝えた」  9日<積極姿勢>「(宣言期間は)社会経済活動を段階的に緩和していくためにも、今月末まで必要」
そのうえで、「宣言の適用と解除に基準があるのに、国は守っておらず問題。数値が基準を超え、なおかつ上昇傾向であるなら自動的に措置を強めるべきだ」と指摘する。鈴木知事の主な発言と新型コロナ対応 ※<>内は知事の姿勢7月20日<積極姿勢>「爆発的な感染拡大が懸念される。先手を打って(まん延防止等重点措置を)要請する」  26日<積極姿勢>「(五輪を)安全・安心の中で開催する上でも(まん延防止措置の)適用が必要」  30日<慎重姿勢>まん延防止措置の措置区域は札幌市のみとする方針を表明。適用要請があった北見市は「札幌市と同等の措置をとる段階ではない」8月13日<積極姿勢>小樽市と石狩管内を措置区域に追加  同日<慎重姿勢>感染急拡大の旭川市は「市長とも話し合った上で連携して感染拡大の抑制に取り組むことになった」と見送り  17日<方針転換>旭川市を措置区域に追加する方針を表明  同日<慎重姿勢>「(緊急事態宣言に)要請という制度はない」と国に要請せず。一方、秋元克広札幌市長は「医療提供体制に余力があるうちに強い措置をとるべき」と危機感を表明  18日<慎重姿勢>緊急事態宣言について「引き続き(国と)協議する」  19日<方針転換>「緊急事態宣言の適用を検討してください」と文書で「依頼」9月8日<積極姿勢>「(国に)直ちに強い措置を解除できる状況ではないと伝えた」  9日<積極姿勢>「(宣言期間は)社会経済活動を段階的に緩和していくためにも、今月末まで必要」
鈴木知事の主な発言と新型コロナ対応 ※<>内は知事の姿勢7月20日<積極姿勢>「爆発的な感染拡大が懸念される。先手を打って(まん延防止等重点措置を)要請する」  26日<積極姿勢>「(五輪を)安全・安心の中で開催する上でも(まん延防止措置の)適用が必要」  30日<慎重姿勢>まん延防止措置の措置区域は札幌市のみとする方針を表明。適用要請があった北見市は「札幌市と同等の措置をとる段階ではない」8月13日<積極姿勢>小樽市と石狩管内を措置区域に追加  同日<慎重姿勢>感染急拡大の旭川市は「市長とも話し合った上で連携して感染拡大の抑制に取り組むことになった」と見送り  17日<方針転換>旭川市を措置区域に追加する方針を表明  同日<慎重姿勢>「(緊急事態宣言に)要請という制度はない」と国に要請せず。一方、秋元克広札幌市長は「医療提供体制に余力があるうちに強い措置をとるべき」と危機感を表明  18日<慎重姿勢>緊急事態宣言について「引き続き(国と)協議する」  19日<方針転換>「緊急事態宣言の適用を検討してください」と文書で「依頼」9月8日<積極姿勢>「(国に)直ちに強い措置を解除できる状況ではないと伝えた」  9日<積極姿勢>「(宣言期間は)社会経済活動を段階的に緩和していくためにも、今月末まで必要」
7月20日<積極姿勢>「爆発的な感染拡大が懸念される。先手を打って(まん延防止等重点措置を)要請する」  26日<積極姿勢>「(五輪を)安全・安心の中で開催する上でも(まん延防止措置の)適用が必要」  30日<慎重姿勢>まん延防止措置の措置区域は札幌市のみとする方針を表明。適用要請があった北見市は「札幌市と同等の措置をとる段階ではない」8月13日<積極姿勢>小樽市と石狩管内を措置区域に追加  同日<慎重姿勢>感染急拡大の旭川市は「市長とも話し合った上で連携して感染拡大の抑制に取り組むことになった」と見送り  17日<方針転換>旭川市を措置区域に追加する方針を表明  同日<慎重姿勢>「(緊急事態宣言に)要請という制度はない」と国に要請せず。一方、秋元克広札幌市長は「医療提供体制に余力があるうちに強い措置をとるべき」と危機感を表明  18日<慎重姿勢>緊急事態宣言について「引き続き(国と)協議する」  19日<方針転換>「緊急事態宣言の適用を検討してください」と文書で「依頼」9月8日<積極姿勢>「(国に)直ちに強い措置を解除できる状況ではないと伝えた」  9日<積極姿勢>「(宣言期間は)社会経済活動を段階的に緩和していくためにも、今月末まで必要」
26日<積極姿勢>「(五輪を)安全・安心の中で開催する上でも(まん延防止措置の)適用が必要」  30日<慎重姿勢>まん延防止措置の措置区域は札幌市のみとする方針を表明。適用要請があった北見市は「札幌市と同等の措置をとる段階ではない」8月13日<積極姿勢>小樽市と石狩管内を措置区域に追加  同日<慎重姿勢>感染急拡大の旭川市は「市長とも話し合った上で連携して感染拡大の抑制に取り組むことになった」と見送り  17日<方針転換>旭川市を措置区域に追加する方針を表明  同日<慎重姿勢>「(緊急事態宣言に)要請という制度はない」と国に要請せず。一方、秋元克広札幌市長は「医療提供体制に余力があるうちに強い措置をとるべき」と危機感を表明  18日<慎重姿勢>緊急事態宣言について「引き続き(国と)協議する」  19日<方針転換>「緊急事態宣言の適用を検討してください」と文書で「依頼」9月8日<積極姿勢>「(国に)直ちに強い措置を解除できる状況ではないと伝えた」  9日<積極姿勢>「(宣言期間は)社会経済活動を段階的に緩和していくためにも、今月末まで必要」
30日<慎重姿勢>まん延防止措置の措置区域は札幌市のみとする方針を表明。適用要請があった北見市は「札幌市と同等の措置をとる段階ではない」8月13日<積極姿勢>小樽市と石狩管内を措置区域に追加  同日<慎重姿勢>感染急拡大の旭川市は「市長とも話し合った上で連携して感染拡大の抑制に取り組むことになった」と見送り  17日<方針転換>旭川市を措置区域に追加する方針を表明  同日<慎重姿勢>「(緊急事態宣言に)要請という制度はない」と国に要請せず。一方、秋元克広札幌市長は「医療提供体制に余力があるうちに強い措置をとるべき」と危機感を表明  18日<慎重姿勢>緊急事態宣言について「引き続き(国と)協議する」  19日<方針転換>「緊急事態宣言の適用を検討してください」と文書で「依頼」9月8日<積極姿勢>「(国に)直ちに強い措置を解除できる状況ではないと伝えた」  9日<積極姿勢>「(宣言期間は)社会経済活動を段階的に緩和していくためにも、今月末まで必要」
8月13日<積極姿勢>小樽市と石狩管内を措置区域に追加  同日<慎重姿勢>感染急拡大の旭川市は「市長とも話し合った上で連携して感染拡大の抑制に取り組むことになった」と見送り  17日<方針転換>旭川市を措置区域に追加する方針を表明  同日<慎重姿勢>「(緊急事態宣言に)要請という制度はない」と国に要請せず。一方、秋元克広札幌市長は「医療提供体制に余力があるうちに強い措置をとるべき」と危機感を表明  18日<慎重姿勢>緊急事態宣言について「引き続き(国と)協議する」  19日<方針転換>「緊急事態宣言の適用を検討してください」と文書で「依頼」9月8日<積極姿勢>「(国に)直ちに強い措置を解除できる状況ではないと伝えた」  9日<積極姿勢>「(宣言期間は)社会経済活動を段階的に緩和していくためにも、今月末まで必要」
同日<慎重姿勢>感染急拡大の旭川市は「市長とも話し合った上で連携して感染拡大の抑制に取り組むことになった」と見送り  17日<方針転換>旭川市を措置区域に追加する方針を表明  同日<慎重姿勢>「(緊急事態宣言に)要請という制度はない」と国に要請せず。一方、秋元克広札幌市長は「医療提供体制に余力があるうちに強い措置をとるべき」と危機感を表明  18日<慎重姿勢>緊急事態宣言について「引き続き(国と)協議する」  19日<方針転換>「緊急事態宣言の適用を検討してください」と文書で「依頼」9月8日<積極姿勢>「(国に)直ちに強い措置を解除できる状況ではないと伝えた」  9日<積極姿勢>「(宣言期間は)社会経済活動を段階的に緩和していくためにも、今月末まで必要」
17日<方針転換>旭川市を措置区域に追加する方針を表明  同日<慎重姿勢>「(緊急事態宣言に)要請という制度はない」と国に要請せず。一方、秋元克広札幌市長は「医療提供体制に余力があるうちに強い措置をとるべき」と危機感を表明  18日<慎重姿勢>緊急事態宣言について「引き続き(国と)協議する」  19日<方針転換>「緊急事態宣言の適用を検討してください」と文書で「依頼」9月8日<積極姿勢>「(国に)直ちに強い措置を解除できる状況ではないと伝えた」  9日<積極姿勢>「(宣言期間は)社会経済活動を段階的に緩和していくためにも、今月末まで必要」
同日<慎重姿勢>「(緊急事態宣言に)要請という制度はない」と国に要請せず。一方、秋元克広札幌市長は「医療提供体制に余力があるうちに強い措置をとるべき」と危機感を表明  18日<慎重姿勢>緊急事態宣言について「引き続き(国と)協議する」  19日<方針転換>「緊急事態宣言の適用を検討してください」と文書で「依頼」9月8日<積極姿勢>「(国に)直ちに強い措置を解除できる状況ではないと伝えた」  9日<積極姿勢>「(宣言期間は)社会経済活動を段階的に緩和していくためにも、今月末まで必要」
18日<慎重姿勢>緊急事態宣言について「引き続き(国と)協議する」  19日<方針転換>「緊急事態宣言の適用を検討してください」と文書で「依頼」9月8日<積極姿勢>「(国に)直ちに強い措置を解除できる状況ではないと伝えた」  9日<積極姿勢>「(宣言期間は)社会経済活動を段階的に緩和していくためにも、今月末まで必要」
19日<方針転換>「緊急事態宣言の適用を検討してください」と文書で「依頼」9月8日<積極姿勢>「(国に)直ちに強い措置を解除できる状況ではないと伝えた」  9日<積極姿勢>「(宣言期間は)社会経済活動を段階的に緩和していくためにも、今月末まで必要」
9月8日<積極姿勢>「(国に)直ちに強い措置を解除できる状況ではないと伝えた」  9日<積極姿勢>「(宣言期間は)社会経済活動を段階的に緩和していくためにも、今月末まで必要」
9日<積極姿勢>「(宣言期間は)社会経済活動を段階的に緩和していくためにも、今月末まで必要」