真夏の屋外、さまよう高齢者に日傘と水を差し出す 女子高生に感謝状

屋外にいた認知症とみられる高齢女性に寄り添って人命救助に貢献したとして福岡県警折尾署は8月19日、北九州市八幡西区の自由ケ丘高の竹川瞳子さん(3年)と三好絵美子さん(同)に感謝状を贈った。
署や学校によると、2人は7月21日、高齢女性が暑い中、寝間着とスリッパで外を歩いているのを心配し、一緒に歩いた。女性は「家に帰る」と言いながら、家の場所が分からないようで、汗をかき疲れた様子だったため110番通報。警察官が来るまで、日傘で影をつくって汗をぬぐったり、水を自販機で買って飲むよう促したりした。出会って1時間ほど面倒をみたという。
末広久夫署長は「献身的な介抱で大事にいたらなかった。2人の行動は大きい。なかなかできることではない」とたたえ、感謝状を手渡した。2人は「おばあちゃんが心配だった。家族の元に戻れてよかった」と話した。(祝迫勝之)