猪苗代湖の母子ら死傷事故、巻き込んだボート操縦の会社役員を逮捕…「身に覚えがない」と否認

福島県会津若松市の猪苗代湖で2020年9月、モーターボートに巻き込まれた親子らが死傷した事故で、県警は14日、ボートを操縦していた東京都中央区、会社役員の男(44)を業務上過失致死傷容疑で逮捕した。
発表によると、会社役員は20年9月6日午前11時頃、猪苗代湖西岸の中田浜沖合でモーターボートを操縦、安全確認を怠り、千葉県野田市の小学3年豊田瑛大(えいた)君(当時8歳)を巻き込んで死亡させたほか、瑛大君の母親(36)ら2人に大けがを負わせた疑い。
会社役員はボートで付近を航行したことは認めているが、「身に覚えがない」と容疑を否認している。
瑛大君らは水上バイクを使ったレジャーの順番待ちのため、ライフジャケットを着けてその場に浮かんでいた。現場付近は当時、複数のボートが行き来していたが、県警は船体の状態などから会社役員のボートが巻き込んだと判断した。
両親は14日、代理人を通じて「容疑者が逮捕されたと聞いて安堵(あんど)しておりますが、瑛大を失った悲しみは癒えません。今後真実が明らかになることを願っております」とのコメントを出した。