田村厚労相「冬の感染拡大を危惧」 都道府県に医療体制強化求める

田村憲久厚生労働相は14日の閣議後記者会見で、冬場に向けて新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるとして、都道府県に医療提供体制の強化を求める考えを示した。都市圏を中心に「第5波」で病床が逼迫(ひっぱく)したことを踏まえ、病床計画の見直しや臨時医療施設の整備、医療従事者を確保できる仕組みの構築を重点に挙げた。厚労省は同日、都道府県などに事務連絡を出した。
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田村氏は会見で、一般医療と新型コロナへの対応との両立が重要としたうえで、「冬の感染拡大が危惧され、今後の医療提供体制の構築を急ぐ必要がある」と指摘。「病床の確保も必要だが、臨時の医療施設、入院待機施設を病床を補完するような形で機能させていくために整備することが非常に重要だ」と述べた。
ただ、従わなかった場合に病院名の公表もできる改正感染症法に基づく要請にはあたらない。田村氏は「課題が出てくれば、国としても最大限協力したい」と述べた。【神足俊輔】