非常に強い台風16号、伊豆諸島に接近へ 気象庁「備え明日までに」

大型で非常に強い台風16号は、10月1日にも勢力を保ったまま伊豆諸島に接近する見込みだ。
伊豆諸島を中心に猛烈にしける所があり、東日本や北日本の太平洋側では大雨となる恐れがある。気象庁は土砂災害などに警戒を呼びかけている。
同庁によると、台風16号は23日にマリアナ諸島付近で発生し、日本の南を北上している。29日午前9時現在、勢力を示す中心気圧は935ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は50メートルで、最大瞬間風速は70メートル。今後は進路を北東に変え、10月1日には伊豆諸島に接近。その後、日本の東を進み、3日までに温帯低気圧に変わる見通し。
伊豆諸島では9月30日から雨が強まる恐れがあり、10月1日午前6時までの24時間降水量は多いところで200~300ミリと予想する。
1日には伊豆諸島や東日本太平洋側で暴風となる所があり、予想される最大風速は伊豆諸島30~40メートル、東海、関東で25~29メートル。猛烈なしけとなる所がある見込みで、波の高さは伊豆諸島で9メートルを超えると予想されている。
気象庁の杵渕健一予報官は取材に「風や雨が強まると避難は困難になる。備えは遅くとも30日までに終わらせてほしい。強風域が大きく、台風から離れた日本海側でも強い風が吹く」と話した。(吉沢英将)