さいとう・たかを氏「鬼平犯科帳」も連載継続 リイド社が発表「ご遺志を受け」「ご功績を後世へ 使命」

リイド社は9月30日、今月24日に亡くなった漫画家さいとう・たかを氏(享年84)の「鬼平犯科帳」について、同社の月刊誌「コミック乱」で連載を継続すると公式サイトで発表した。1968年に始まった「ゴルゴ13」も「ビッグコミック」(小学館)で連載が継続される。
池波正太郎の時代小説をコミック化した「鬼平犯科帳」は93年に連載スタート。
同社は「さいとう・たかを先生が遺された偉大なるご功績を後世へと伝えていくことは弊社の使命です。弊社『コミック乱』誌での『鬼平犯科帳』の連載は、先生のご遺志を受け、今後も変わりなく継続させていただきます」と報告。「そして、さいとう・たかを先生のご遺志と作品を大切に受け継いで参りたいと思います。さいとう・たかを先生のご功績に対する心からの敬意とともに、謹んで哀悼の意を表します」と追悼した。
「さいとう・たかを先生の劇画家としてのご功績は計り知れません。子どものためだった『漫画』から、大人が読める『劇画』という一大ジャンルを確立されたことは、現在のコミック界を形づくった偉業であられました。半世紀以上もの長きにわたり連載された『ゴルゴ13』が世界記録に認定されたことは記憶に新しく、また『時代劇専門のコミック誌』という創刊当時は常識外れとされたコミック誌は『鬼平犯科帳』『仕掛人 藤枝梅安』という二大作品がなければ成功し得ませんでした」と称え「常に先のことを見据えておられ、新しいことを考えておられたさいとう・たかを先生。ますますお元気で精力的にご活躍されることを、信じ疑っておりませんでした。残念でなりません」と悔やんだ。